私、橘楓。 vol.034. 「…って、おい…。なんでだ!」
「どぅお…って~???」
と、智志。
「俺は別に…構わないよ、こっちいても、単に部活か、友達とぶらぶらするだけだから…。」
「わわ…、私たちの母親と気が合いますなぁ…智志は…。」
小さい声で陽子に楓…。
そして小さい声で…、
「だから~私たち…、まだおば…いや…今度はおじちゃんかい…。」
と、陽子。
「俺も…。別に良いかな~!夏休み…特に予定ないし…、逆に…予定立ててくれた君たちに…感謝したいくらい…かな~!」
と、大輔。
「うわっ、さっすが~橘樹君。話…分かる~!」
と、朱実…。
「いや…俺は…別に…うん。」
照れながら大輔。
「じゃあ~俺は…今回…。」
と、慎二。
「はい、決まり~3名様…ご同行~!」
朱実。
「だ・か・ら…、なんでだ…よぉ。」
と、慎二。
「慎二くん…、お・ね・が・い。」
「はい…。…って、おい…。なんでだ!」
いきなり大輔の右肩に泣く様に…。そんな慎二を見てクスクスと大輔。
「え~、本当~助かるわ~、しっかり6人ね、女の子3人に、男の子3人。」
「うん。お願い出来る、姉さん???」
「もっちろん、こっちからお願いよ。楽しんでもらうわよ~。そして…頑張ってもらうわ。丁度、中居さん3人も同時に産休に入っちゃって、もう…てんてこまい。それに今年は夏祭りも盛大だからって、もの凄い予約入ってんの。」
「何やら…凄い宣伝みたいね、そっち…。」
「う~ん、…あっ、ありがとうございました。またどうぞ~!」
電話の向こうで「女将さ~ん。」の声。
「あっ、は~い。…ごめん、朋子、じゃまた。」
「うん。忙しそうね、じゃ…。」




