私、橘楓。 vol.030. 「意味…今分かった。」
「え~~~っ、陽子…、それって…???」
と、食事前の陽子からの電話に楓…。
「結局~私らの他にも誰か…って事になって…、向こうでは、出来たら男の子もって…。」
と、陽子。
「……ちょっ、ちょっと…。あ、汗…出てきた。」
そんな電話で話す楓を見て弓枝、何故かしらニッコリとして…。
そんな母親をチラリと見ながら楓…。
「…い、いや…私らの他に…男子も…って…。しかも…向こうもそれ…期待してるって…。え~~っ!」
「ん~私もそれ聞いてびっくりだったんだけど…、うちの母さんが乗り気なのよ…。どうせ…あんたら…夏休みもあちこちぶらぶらって…。」
「…んな事…言われたって…。え~~~っ!」
「…んもう…仕方ないよ、明日…、学校行ったら、あいつらに伝えるよ。多分、あいつらも…どうせ…暇するんだろうし…。」
「かぁ~~!何でこうなるかな…。…んもう…。…で、もしそれでOKだったら…、もうひとりは…???」
「…ん…今、考え中…。…ん…???」
ここまで話して陽子も楓も、ここでまたふたり一緒に、
「あっ!!!あ――――っ!」
「って~~事は…楓も…今…私とおんなじこと…。」
と、陽子。
「…はは…な~んで私たち…、こういう事って…。結局…繋がって…るんだろうかね~!」
と、楓。
「いやいや…私たち…まだまだ…そんな…おばちゃんになってないから…、その声…。」
と、陽子。
「…結局…彼…かい…。」
「まっ…、私以外…、み~んな…スポーツやってるからね~!動きは…良い訳ね…。」
「母さんの言っている意味…今分かった。うん。はぁ…。」




