私、橘楓。 vol.029. 「5、6人は何とか…。」
「あ――――っ、まさか…朱実…、あんた…、また…とんでもない事…考えてない…???」
「へっ…???なによ、そのとんでもないこと…っ…、あ―――っ、陽子、あんたの方が…。」
その時点で、ふたり共…一瞬…、
「はぁ…。」
陽子が先に…。
「……、結局…そう言う事かい…。」
で、朱実…。
「…はは…、に…、なるのかい。」
「…ふ~~まっ、母さんから、おばちゃんに聞いてもらうわ。」
「ん~だわね。…まぁ…確かに…女子ばっか…だと…。何かしら…ねぇ…。」
「…う…ん。まぁ…微妙でもあるけど…。まま、分かった。」
「え―――――っ、じゃ、じゃ、じゃあなに…、そっちの方が良いっての、おばちゃん…???うっそ…。あへ…。」
「うん。おばちゃんが言うには、5、6人は何とかいらっしゃいって…。しかも…、男子がいた方が何より助かるって…。」
「…やられたよ…。」
「あら…いるじゃない、あんたのクラスに、あんたらと親しい男子が…。何ていったかしら、慎二君と…確か…背の高い…。」
「智志~~!」
「そうそう小室君、そうそう智志君よ、智志君…。あの子たちだったら、あんたらと結構仲…良いじゃない。」
「…って、言うか~はは…。……、つまりは…母さんたち…、全て…お見通しで…???」
「だって、あんたたち、夏休みって、言っても、あちこち…ぶらぶらしてるだけでしょ。…ならいっそのこと…。旅館に泊まって、夏休み過ごすのも…。料理はしっかりとお客さんなんだし…。母さんが行きたいくらいだよ。」
「あはははは…。」
「まぁ…頑張りなさい。若いんだから…。しっかりと社会勉強。」




