私、橘楓。 vol.024. マネージャー・絢埼真唯子。
「えっ!!!」
真唯子を近めで一瞬見ただけで、頭の中で…、
「…この人…マネージャー???」
「あ…あ、初めまして…、よろしく…。」
「ふふ…、何ポカーンとしてるのよ、私…3年D組よ。」
「…あ…、ご、ごめんなさい。先生…かと…思った。」
「は…???私が…せんせ…い。ふふ…そっ…、かっわいい~。同じ生徒よ。」
大輔が真唯子を先生と勘違いするのも無理もない事。
真唯子自身、既に身長が165cmはあり、目鼻立ちも整っていると同時に、
体型すらも高校生離れしている。
高校生としては、例え高校生でも、
結構高校生離れしている大人びた女子生徒も中にはいるもの。
中でも桃李の高校3年女子生徒の中にはモデルを目指している女子生徒もいる。
そしてそういう生徒を率先して激励している。
学問以外にも、スポーツ、その他にも、特に女性が社会に出て、
女性らしさの美しさを様々な分野で貢献したいと言うのが学校側の方針でもある。
その方針を掲げたのが桃李中学高等学校、校長の奥山眞理子である。
「もう、君のプレーにみんな、釘付けよ。良い刺激にもなるわ、君みたいな生徒がメンバーに加わってくれると…。ふふ…、それに…。」
と、真唯子。
「えっ…???」
「ふふ…、女子生徒も…黙っていないかな~~な~んて…。」
真唯子の目の方向、隣のコートで練習する女子バスケ部。
チラチラと大輔の方を見ながら…。
「橘樹君…誰かに…似てるよね…。ふふ…。」
「えっ…、僕ですか…誰に…???」
「ふふ…ま~た~自分で…分かってるくせに…。」
「えっ…いや…、僕…誰…に…???」




