私、橘楓。 vol.101. 「す…する…どい。」
「いや…、その様子だと…、もうお泊りのところに人数も予約してるんでしょ。」
その相磯の言葉に、陽子…。
「ははは…、実は…申し訳ないけど…、既に…、はい…、先生の分も…。」
「やっぱり…。ふふ…、あなたたちらしいわ…。…で、他には…、誰…???あっ…、いいわ、大体察しは…。」
「へっ…、誰が行くか先生…???」
目を丸くして朱実。
「梶原慎二君、そして小室智志君に、あともう一人、橘樹大輔君。…って、ところかしら…。」
朱実、
「す…する…どい。」
陽子も…、
「うそ、うそうそ…何で分かったんですか…先生…???」
「私を…誰だと…思ってるの…うん…???…一応…三十路の…んん…。」
「あ…、は…、はははは…。」
と、笑ってごまかす楓…。
「ただ…、男子、女子、6人を私だけが保護者って…。いうのは…。ちょっとバランス…。」
「あっ…はっ…、はははは…、はい。はい。分かってます。はい。その辺は…。私たちが…、はい。」
「そっ。…じゃ…、お願い。で…、スキー…、何処に行くの…???」
「はい、群馬です。」
キッパリと陽子。
「うわっ、凄い、本格的~。」
「はい、宿泊先は…お任せ下さい。きっと…、ご満足するかと…。」
「ふふ…、楽しみにしてるわ、うん。」
廊下を歩きながら、
「やた、やたやたやった~!第一関門…突破~!!!」
と、小さく大はしゃぎの3人。
「えっ…、オッケーか~。や~り~すげぇ~。」
目を見開いて慎二。
智志も…、
「そっか~ヨシ。」
大輔も…、
「やるじゃない、お3人さん。さて、本命があとひとり。」
「あっちは結構…楽勝かな…。」
にっこりと慎二。
「…って、あんたたちが頼んでも引き受けてくれるはずないでしょ。」
腕組みしながら慎二の右腕を小突く朱実…。
「なんで…???」




