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言霊怪奇譚  作者: Mr.M
一章 明日は明日の風が吹く

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16/63

第16話 初体験

最後に明日美の部屋に入ったのは

いつだろう。

小学・・6年生の頃か。

中学生になってからは、

明日美が僕の部屋に来ることはあっても、

その逆はなかったと記憶している。


明日美の部屋は

僕の記憶の中の光景と

随分と変わっていた。


部屋は8畳ほどの広さだった。

北側と西側に窓があり、

西の窓はそのまま小さなベランダに

繋がっている。

北側の窓の下には勉強机があり、

机の脇には背の高い本棚が並んでいた。

南の壁際にベッドと洋服箪笥が置かれ、

部屋の中央には、

小さな丸いローテーブルが一つ。

家具は決して多くないが、

必要なものだけが整然と置かれていた。

年頃の女の子の部屋としては

随分と殺風景だと思った。

と言っても。

他の女の子がどんな部屋で

過ごしているのか、

僕には知る由もないのだが。


僕は洋服箪笥の一番上の引き出しを

そっと開けた。

綺麗に畳まれた靴下が入っていた。

続いてその下の引き出しを開けた。

そこは下着で埋め尽くされていた。

比較的、

淡い色の下着が多い中、

目立つ赤い下着が目に留まった。

ごくり。

僕は唾を飲み込んだ。

そして震える手で手に取った。

Tバックだった。

それはもはや

下着としての機能を

なしていないのではないかと思われた。

その時。

階段を上がってくる足音が聞こえた。

僕は急いで下着を戻すと、

丸いローテーブルの前に腰を下ろした。


「紅茶でいい?」

ドアが開いて、

お盆を持った明日美が入ってきた。

「う、うん」

明日美がテーブルの上に

ティーカップを2つ並べるのを

僕はぼんやりと見ていた。

それからカップに口をつけた。

やけに喉が渇いていた。


「・・大丈夫か?」

カップを置いて僕は明日美の方を見た。

明日美は半袖の大きな白いTシャツに、

水色の短パンを穿いていた。

「か、上京のことは・・その・・。

 残念だったな・・」

「う、うん。

 犯人はまだ捕まってないんだよね」

「時間の問題だよ。

 上京の家は高級住宅街にあるだろ。

 周囲には防犯カメラも多いはず。

 警察が調べれば、

 すぐに犯人は見つかるさ」

「犯人が見つかっても。

 上京くんは戻ってこない・・」

空気が張り詰めるのがわかった。

明日美がゆっくりと髪をかき上げた。

その仕草に、

僕は妙な色気を感じた。

同時に。

先ほど見た赤いTバックを思い出して、

僕は慌ててもう一度カップに口をつけた。


「・・上京のどこが好きだった?」

僕はあえて辛い質問を投げた。

明日美が目を丸くして僕の方を見た。

それから彼女はカップを手に取ると、

そっと唇を湿らせた。

「どこだろう・・。

 始めて彼を見た時、

 胸がキュって苦しくなって」

「つまり。

 一目惚れってことか?」

「そうなるのかな・・」

「結局。

 外見で選んだってことか」

ついそんな言葉が口から出た。

「何が言いたいの?

 こんな時に嫌味?」

明日美の鋭い視線が

僕に突き刺さった。

「い、いや・・その・・。

 ご、ごめん。

 そんなつもりで

 言ったわけじゃないんだ・・」

「それならどんなつもりで言ったの?」

明日美がカップを置いて

身を乗り出してきた。

と。

前屈みになった明日美の胸元から、

薄い桃色の下着に締め付けられて、

窮屈そうにしている谷間が見えた。

僕はごくりと唾を飲み込んだ。


「どこ見てんのよ!」

その声で僕はハッと我に返った。

目の前に明日美の顔があった。

仄かに紅茶の香りが漂ってきた。

心臓がどくんと鳴った。

「あ・・いや・・これは・・」

明日美が僕を睨んでいた。

僕はもう一度ごくりと唾を飲み込んだ。

そのままゆっくりと顔を近付けた。

そして。

彼女の唇に自分の唇を重ねた。

一瞬、

明日美の身体が強ばったのがわかった。

離れようとするその顔を、

僕は手で包み込んだ。

「んっ・・」

明日美の口から僅かに声が漏れた。

どれだけそうしていたのか。

息苦しくなった僕は

そっと唇を離した。

「崇っ!

 あなた・・」

明日美が僕の名前を叫んだ。

だが、

結局何も言わずに口を閉ざした。

僕は立ち上がって、

明日美の方へ回り込んだ。

そして。

そのまま明日美を押し倒した。

「崇っ!ちょっと・・」

明日美が声を上げたが、

僕はふたたびその口を唇で塞いだ。

「ん・・」

その時。

明日美の舌が

僕の唇に触れるのがわかった。

僕は恐る恐る口を開けた。

明日美の舌が僕の口内に侵入してきた。

僕は夢中で舌を絡めた。

得も言われぬ快感が脳天を貫いた。

僕は無意識のうちに

明日美の胸に手を這わせていた。

服の上からでも

その柔らかな感触が伝わってきた。

「んんっ・・」

明日美の口からふたたび声が漏れた。

僕は十分に明日美の唇を味わってから、

一度体を起こした。

明日美の目が潤んでいた。

「カーテン・・」

明日美がぽつりと呟いた。

「あ・・う、うん」

僕は体を起こしてカーテンを閉めた。

振り向くと。

明日美がベッドに腰掛けていた。


明日美がゆっくりとTシャツを脱いだ。

僕も上着を脱いだ。

僅かに足が震えていた。

僕はもう一度、

ごくりと唾を飲み込んでから、

明日美をベッドに押し倒した。

薄い桃色の下着を乱暴に剥ぎ取ると、

動画で見ていたモノとそっくりな

白くて大きい乳房が目に飛び込んできた。

僕はそれを両手で揉みしだきながら、

右の乳房の上の3つの小さな黒子を

じっと見ていた。

続けて僕はぷっくりと膨らんだ

クコの実を舐めた。

「あん・・」

明日美の口から官能の声が漏れた。

僕は我慢ができずに、

急いでパンツを下した。

その時。

僕は大事なことに気付いた。

「どうしよう・・。

 あ・・アレが・・ない」

「外で出して」

明日美が囁いた。

「う、うん・・」

僕は恐る恐る明日美のパンツを脱がせた。

密林のように茂った陰毛を掻き分けると、

その先にある小さな泉から

チロチロと聖水が流れていた。

僕は泉に顔を埋めてから、

その聖水で喉を潤した。

「は、早く・・して」

「う、うん・・」


僕はごくりと唾を飲み込んでから、

その泉に自身の一部を浸した。

そして。

ゆっくりと奥へと沈んでいった。

その瞬間。

抑えきれない快楽が

僕の下半身を包み込んだ。

「あっ!」

僕は我慢できずに、

明日美の中に己の欲望を吐き出した。

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