表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

580/631

 リプ


「消せ消せ消せ消せ、消さないならお前を消すぞ!」


 僕は両手に癒しの力を込めエビシににじり寄る。


「おいおい、待て待て、それは吾輩の権限では無理だ。女王様の直轄のAIで管理されておる」


 ここにもAIが。AI流行りすぎだろ。


「それなら、お前が僕より恥ずかしい死に方して上書きしやがれ」


「おいおい、それなら教えてくれ。屁死より愉快な死に方を。吾輩の卓越した頭脳でも難易度が高すぎる」


 確かにエビシが言う通りだ。どれだけ頭を捻っても思いつかない。

 それにしても凄まじい屁だった。もし僕が普通に食らったとしても、ぶっ飛ばされて一撃死だっただろう。物理攻撃力を持った毒ガス。下品さをさっぴいても強力な攻撃だ。けど、目をまずやられて良かったかも。そうじゃなければ、ノーパンの放出中の親父の尻が目に入ってた事だろう。トラウマものだ。


「おっと、次のお客さんだ。場所を空けて貰うぞ。スイカバスト」


 エビシに引っ張られて場所を空ける。僕が入ってた棺桶が消える。どういう仕組みになってるんだろう? まるでゲームみたいだ。リスポーンシステムといい、実際のとこどういう仕組みなんだろう。死んで生き返る仕組みだけでもどうなってるのか知りたい。


 エビシの前に棺桶が三つ現れる。この時点で、何が起こったのか悟る。早ぎるな。まさかこんなに短時間でけりがつくとは。三つって事は、逃げる事に特化したシェイドまでやられたって事か。その前に無敵に近いサリーまでも。


「おお、死んでしま……」


 ドガッ!


 棺桶から飛び出したウシオにエビシがぶん殴られて吹っ飛ぶ。あ、僕と似たような事してんな。さすがウシオ。

 壁にぶつかったエビシが潰れたように見えたと思ったら、無数のコウモリに分かれて飛びたち、元いた所に集まってエビシになる。


「何をするのだ。主従そろって。吾輩の残機が一機減ってしまったではないか」


 残機が一機って、普通の人間だったら死んだって事か。なんてしぶといんだ。

 サリーとシェイドがごそごそと棺桶から這い出してくる。


「あーあ、あれは強すぎるわ」


「シェイド、何も出来なかった」


「申し訳ございません。ご主人様手も足も出ませんでした」


 三人とも若干しょげてるように見える。


「しょうがないよ。あいつ見た目はクソだけど、強さは本物だもんな。おい、エビシ、僕のリプレイが見れるって事は、みんなのも見れるんだろ」


「ああ、そうではあるがしばし待て、確認してみる。うむ、オッケーだそうだ」


 エビシは棚からリモコンを取り操作する。壁の一部が開き大きなモニターが現れる。エビシが操作すると、少しのノイズの後、動画が再生される。


『くたばれえーーーーい!』


 げっ、僕の声! エビシ、僕のリプレイを。体でモニターを隠すが画面がデカすぎる。


「見るな! 見るな!」


 隠す僕をシェイドが押さえつけ、みんなで僕の動画を鑑賞した。


 読んでいただきありがとうございます。


 みやびからのお願いです。「面白かった」「続きが気になる」などと思っていただけたら、広告の下の☆☆☆☆☆の評価や、ブックマークの登録をお願いします。


 とっても執筆の励みになりますので、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ