親子の会話
「おいっ、なんで僕と仲間と引き離したんだ?」
「そりゃ、おめー、バカ息子の成長をみるために決まってるだろ。てめぇも俺と同様女好きだとは思ってたが、まさか大好きな女の子になるなんてなー。にしても、育った。育ったなー」
変態は手をわきわきしてやがる。視線は僕の胸。キモいわ。
「体じゃなくて、戦闘力の成長を見やがれ。今の僕は、技術ならおめーには負けない!」
「そうだな。夜の技術なら、すげぇもんもってそうだな。だが、おめーはまだ16だろ。ガキにはまだはえーわ。そうだな、せっかくだから可愛く俺様にお願いしたらここを通したりするかもなー。俺は娘が出来たら甘えられるの夢だったんだよ」
「じゃあ♡ わたしの大好きなお父様っ。ここを通して貰えないでしょうか♡」
ぱちん!
超可愛い声からの、ちょっとぎこちないウィンク。声のイメージはフル〇ツジッパーだ。ウィンクがぎこちないのは勘弁してくれ。やんの初めてなんだから。
「おおっ。マリーちゃん可愛いでちゅねー。ママみたいでちゅねー」
クソ。きめーんだよ。赤ちゃん言葉で猫なで声出しやがって。
「けど、心がこもってねーな。まあ、パパは鬼じゃないから、少し難易度下げてあげちゃうでちゅう。パパにタッチできたらここを通してあげちゃうよぉおぉおぉん」
「わかった。うんこに触るみてーで嫌だけど、お前に触ったら僕の勝ちって事でいいな?」
「あらぁ。可愛い話し型止めたんでちゅかー? マリーちゃん、うんこに触りたいんでちゅかー」
「おめーがうんこなんだよ」
「あらあら、パパをうんこ呼ばわりなんて悪い子でちゅねー。そんな悪い子にはパパからお仕置きでちゅうちゅうちゅうー」
クソ、なんかむかつく。
「ちょっと待て、その前に、父さんが黒竜王なのか?」
「さあな。知りたい事があるなら、拳で聞き出せ」
急に真声かよ。
「そうか。なら吠え面かかせてやるっ」
吠え面って子供の頃は、字面どおり、吠えてる顔かと思って訳わからんかったけど、今は知っている。大声を上げてなく様の事だ。まあ、このクソ親父が声を上げて泣く姿は想像できないが。
僕は後ろに跳んで下がる。接近戦は不利だ。マリーの身体能力だと嬲られて終わりだ。狙うならカウンター。後の先、親父の攻撃をしっかり見極めて、攻撃出来ない死角から襲いかかる。親父は僕を舐めてるから上手くいくはず。マリーは非力だけど、僕には培った技術がある。
「ほっひょー」
親父が何かを手に振り回してる。なんだありゃ。棒の先に黒い半球。げっ、あれってトイレが詰まった時のキュッポンじゃねーかよ。ちょっと小振りだな。相変わらず汚ぇー奴だ。
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