第6話 親友
今、私はどんな気持ちだろう。自分で解決しようとせず、人に頼ってばかりで迷惑をかけているかもしれない。
そう考えていたら、希奈の家に着いた。
私は家に入って希奈の部屋に入った。
由利「なんだかごめん、希奈まで学校休ませちゃって。」
希奈「いいよ!いいよ!つまんない学校へ行くより由利と話せるのが楽しいし!それに…由利と話したいことがあるし…」
そんな話をしたとたん、希奈から笑顔が消えた。
由利「え?何?その話したいことって…?」
希奈「実は私……良山先輩のことが好きなんだ…。」
由利「…え?良山先輩って、あの背の高い人?」
希奈「うん!良山先輩ってバスケのキャプテンで、何か物事に取り組むと、最後まであきらめないでやりきるところがかっこよくて…、何にでも挑戦するところが好きで…。」
私は考えた。今日いきなり会って彼女あつかいされて、ブスとためらいもなく言われ、その人の長所なんて考えもしなかった。そういえばあのとき希奈に良山先輩のことを悪く話してしまっていた。
由利「ご、ごめん!さっき良山先輩のこと悪く話しちゃって!」
希奈「大丈夫だよ!気にしないで!」
由利「希奈…。」
希奈はとても優しい、私が泣いたときはいつもはげましてくれたり、手助けをしてくれたり、いい意味でのお人よしだ。
由利「希奈…私、これからどうしたら良いの…。」
希奈「う〜ん、あれ?ていうか髪の毛変えた?」
由利「やっと気がついた!」
希奈「ご、ごめん、気づかなかった!由利メイクがとれていたから!」
そうだった、私はさっき、たくさん涙を流してメイクがくずれたから、希奈の家でメイクをおとしていたんだった。
由利「そうだね、でも学校で大泣きしてしまったらメイクしているのがバレて、学校も大さわぎだから退学されるかも…。」
希奈「も〜!由利って大げさんだから〜!」
こうやって希奈としゃべるだけでもとても幸せだ。




