第17話 4人の心境
そして待ちに待った2週間後…
〔由利〕
今、私は浴衣に着替えている。そしてもちろん素顔だ。
バッグの中は、スマホと財布とリップクリームのみだ、学校の時であれば、たくさんのメイク道具をバッグに入れて、誰も使ってないトイレに入ってメイクを直していた。
そんな私が久しぶりに軽い荷物で外にでかけられるなんて夢にもおもわなかった、しかも、素顔で。
気がつくともう18時だ、約束の時間まであと30分しかない。私は少し急ぎめに準備をした、
〔希奈〕18:00
私は作戦通り、由利と中井先輩が来る30分前に良山先輩を呼んでいる、あの…わざとじゃないけど…はりきりすぎてもう着いちゃった!てへ!
早く来てしまうと良山先輩に待たせすぎたと迷惑になってしまうのは分かっているのになぜか、もう来てしまった、仕方なく私は屋台を見回ることにした、
花火が打ち上がるのは19:30だから時間はまだ余裕がある、
由利…私の作戦が成功するといいな…
〔勇馬〕18:00
あの時は本当に驚いた、おれは由利の事をもっと知りたかった、他の人とは違う雰囲気、誰にも言えない秘密、裏の顔は超絶美少女、そんな不思議な人、由利を花火大会に誘いたかった、
そんな時、陽がこんな事を言った、
陽向「あの由利、てやつ、お前の事を花火大会に誘いたそうだったぜ」
聞いた瞬間、運命を感じた、
帰り、由利を誘おうと思ったがあずみにつかまって誘えなかった、でも、あの時〔第10話〕由利にメールアドレスを教えていてよかった、おかげで由利を誘うことができて、今、こうやって準備している、
由利の本当の顔が見れる時間がたくさんあると考えると、逆に不安に感じる、まともにか話せるのだろうか、由利の事をちゃんと見れるだろうか、後の事ばかり考えてしまい、楽しめるかどうか不安になった、
〔陽向〕18:10
おれが希奈と付き合って約2週間が経った、その2週間前、付き合って数日くらい後に花火大会に誘われた、
しかし、花火大会が行われるひにちがちょうど部活の日だった、けど終わる時間は約束の時間の30分前だった、だから部活が終わったらそのまま花火大会の会場に行かなければならない、
そして今は向かってる最中だ、もちろん、部活終わりだから、すごい汗をかいている、一応タオルでふいたが、希奈に汗くさいと言われたらどうするか、そう不安に思いながら、おれは向かっている、
つづく…




