第五幕 第二十四話:帰還すべき青き星と、拡散された『漆黒の黒歴史(ノワール)』
ファルガー魔法学院は、波乱に満ちた前期のカリキュラムを無事に終え、約一ヶ月に及ぶ長期休暇(夏休み)へと突入した。
「それじゃあローゼリア、また休み明けにね! 実家から手紙書くよ!」
「ローゼリアさんも、体に気をつけてくださいね! 秋の授業でまたお会いしましょう!」
アランとレイラは、実家のある領地へと帰省するための乗合馬車から、大きく手を振っていた。
「うむ! 二人とも、実家でも魔法史の復習を怠るでないぞ! 休み明けの小テストで赤点を取ったら、妾が直々に補習してやるからな!」
ローゼリアも、馬車が見えなくなるまで元気に手を振り返した。
親友たちを見送った後、ローゼリアは誰もいない学院の裏山へと足を運び、周囲に人目がないことを確認する。
「……よし。転送を頼む」
彼女が空に向かって呟いた瞬間、その身体は光の粒子となってルミナスの大地から姿を消した。
行き先は、惑星ルミナス……の軌道上ではない。
母艦『エインヘリアル』は現在、そこから遠く離れた別の宙域——『地球』の衛星である、月の裏側にひっそりと停泊していた。
重厚な装甲に守られた母艦エインヘリアルのブリッジ。
転送されてきたローゼリアを出迎えたのは、部隊の全指揮権を握るブリュンヒルデと、情報部隊長のウルスラ、そして電子戦担当のシエラであった。
「戻ったか、ローゼリア。学園でのままごとは楽しめたようだな」
ブリュンヒルデが、ホログラムモニターから視線を外さずに言う。
「ままごととは人聞きの悪い! 妾はFクラスの模範的な生徒として……まあよい。それよりも、調査の結果はどうじゃった?」
ローゼリアが尋ねると、ウルスラが一歩前に出た。
「火星の地下で発見した古代の次元ゲート。それを解析・再起動し、母艦ごとゲートを通過した結果……我々は今、この『真の太陽系』へと到達しております。以前ルミナスの軌道上から冥王星が観測できたのは、あのゲートによる強烈な空間の重なりが原因でした」
ウルスラが、手元のコンソールを操作して星図を展開する。
「つまり、ルミナスは超未来の地球などではなく、次元ゲートによって地球圏と繋がれた『別の宇宙の星』だったということです。そして、我々が今停泊しているこの月の向こう側にある青き星こそが……間違いなく、旧人類の祖なる星、『地球』です」
メインスクリーンに、美しく青く輝く地球の姿が映し出された。
「おおおっ……! 地球じゃ! 紛れもない、妾の故郷じゃ!!」
ローゼリアは目を輝かせ、スクリーンに張り付くようにして青い星を見つめた。
(アニメ! 漫画! 新作のゲーム! ネット通販! 深夜のコンビニの新作スイーツ! ああ、愛しの現代文明が妾を呼んでおる!!)
「……しかし、一つ奇妙な事実が判明した」
ブリュンヒルデが、腕を組んで重々しく口を開いた。
「シエラ、地上から傍受した電波の解析結果を」
「はい。団長」
シエラがモニターの表示を切り替える。そこには、地球の各国のニュース映像や、インターネット上のデータ通信のログが無数に流れていた。
「現在、地球のネットワークから取得した時刻データによれば……西暦『2026年』。人類は依然として国家間で小競り合いを続けており、宇宙進出も月面探査の域を出ていません。古代遺跡や超絶テクノロジーといったものは、一切存在しない『ごく普通の文明レベル』です」
「……は?」
ローゼリアの口から、間の抜けた声が漏れた。
「に、2026年……? 嘘じゃろ?」
「嘘ではありません。現地のネットワークのタイムスタンプは、すべて西暦2026年の7月を示しています」
ローゼリアの脳内で、凄まじい勢いで計算が行われた。
前世の自分が、不慮の事故で命を落としたのは西暦2019年。
つまり、彼女が死んでから、地球の時間ではトータルでたったの『7年』しか経過していないことになる。
「(7年……7年!? 妾がエーベルヴァイン帝国でエースパイロットとして戦い抜き、死神と恐れられ、次元の狭間に落とされ、ルミナスで学生をやっていたあの途方もない時間……地球ではたった7年しか経っていなかったというのか!?)」
さらに、ローゼリアはある重大な事実を思い出した。
「待て、シエラ。妾たちが以前、エインヘリアルの超空間ドライブの暴走で、一瞬だけ地球圏に迷い込んでしまった事故があったじゃろ? あれは地球の時間で言うと、いつのことじゃ?」
「記録と照合しました。今から『2年前』……西暦2024年の出来事です」
シエラが淡々と答える。
「あの時、マスターが搭乗していた当時の愛機、漆黒の可変機『ノワール』の姿は、日本の民間人や軍のカメラに多数捉えられていました。その結果が、これです」
シエラがモニターに映し出したのは、地球のSNSのタイムラインや、動画共有サイトの映像であった。
そこには、日本の空を背景に、音速を遥かに超えて飛び去る『漆黒の戦闘機』の姿がくっきりと映っていた。
当時のローゼリアの愛機『ノワール』は戦闘機形態に変形可能であったため、日本上空にワープアウトした際、航空自衛隊と在日米軍機によって『国籍不明機』として凄まじいスクランブル対処を受けていたのである。
『謎の漆黒のステルス戦闘機出現!』『自衛隊と米軍機をぶっちぎる黒い機体!』といったサムネイルが並び、どれも数千万回から億単位の凄まじい再生数と拡散数を記録している。
「あのノワールは現在、白銀の装甲への塗り替えと変形機構のオミットを施され、このリアンヌの愛機『ブラン』となっておりますが……当時は戦闘機形態だったがゆえに、現地の軍隊もUFOではなく、どこかの国の未知の最新鋭機として対処したようですね」
傍らに立つリアンヌが、誇らしげに補足する。
「現在でも、軍事マニアの間で語り草となるほど、SNSで爆発的な話題を呼び続けています。……俗に『黒い堕天使事件』と呼ばれているようですね」
シエラが、容赦なく事実を突きつける。
「(ひぃぃぃっ! 妾の搭乗姿が、ネットの海に永遠の黒歴史として刻まれておる!! バズりすぎじゃろ地球人!!)」
ローゼリアは頭を抱えてしゃがみ込んだ。
「超未来の地球だの、古代の遺産だの、そんな大層なものは一切なかったということか……! 単純に、アルカードの奴らも妾たちと同じように次元ゲートを通って、この2026年の地球とルミナスを行き来しておっただけじゃな!」
「そういうことだ。だが、アルカードがこの時代の地球で何を企んでいるのかは不明だ。放っておくわけにはいかん」
ブリュンヒルデが厳しい視線を地球に向ける。
「ローゼリア。エースパイロットであるお前に、特命を下す。これより数名で小隊を組み、地球への降下・偵察任務を行え。アルカードの潜伏拠点がないか、現地のマナの動きを探るのだ」
「ふはははっ! 了解じゃ、団長! 偵察ついでに、秋葉原の様子も見てくるとしよう!」
ローゼリアは立ち上がり、敬礼しながら内心でガッツポーズを決めた。
「浮かれるな。アルカードの対空兵器が潜んでいる可能性もある。降下には必ずマギアナイトを使用し、光学及びレーダーの『完全ステルス状態』を維持しろ。絶対に、現地の軍隊に見つかるのではないぞ。二年前のようなスクランブル騒ぎを再び起こしたら、大目玉では済まさんからな」
ブリュンヒルデが、釘を刺すように睨みつける。
「分かっておる! 妾を誰だと思っておるのじゃ! 帝国最強のエースパイロットぞ!」
ローゼリアは自信満々に胸を叩いた。
数十分後。
月面を蹴り、四機のマギアナイトが地球の引力圏へと降下を開始した。
先頭を進むのは、現在のローゼリアの愛機である真紅と漆黒の巨人『ルシフェル・リベリオン』。それに続くのは、アルティナの電子戦機『ハルファス』、シエラの重装甲機『アリス・レギオン』、そしてリアンヌの近衛専用機『ブラン』(旧ノワール)である。
『ああっ……! 我が主の生まれ故郷である、この青き星! なんて素晴らしいのでしょう! 出来ればこの星の全人類を平伏させ、我が主を頂点とする大帝国を築き上げたいものです!』
リアンヌのコックピットから、相変わらずの物騒な称賛が響く。
『リアンヌ、静かにしなさい。大気圏突入角、正常。これより降下シークエンスに移行します』
アルティナが冷静にパラメーターを調整する。
コックピットの中で、ローゼリアの心臓は期待で高鳴っていた。
(地球じゃ! 7年ぶりの地球! 2年前はノワールで一瞬迷い込んでしまっただけじゃったが、今回はゆっくり偵察(観光)ができる! 最新のゲーム機は出ているじゃろうか!?)
思考が完全に「夏休みに帰省するテンション」になっていたローゼリアの指先は、エースパイロットにあるまじき、致命的なミスを犯していた。
『マスター・ローゼリア。大気圏に突入します。……ステルス・システム、起動しましたか?』
シエラが通信で確認を入れてくる。
「む? おお、もちろんじゃ! 完璧にポチッとな……あっ」
ローゼリアが計器盤のボタンを押そうとした瞬間、大気との摩擦による強烈な振動が機体を揺らし、彼女の指は『ステルス起動ボタン』の真横にある『外部イルミネーション(威嚇用の発光)全開ボタン』を派手に押し込んでしまった。
ブォォォォォンッ!!
漆黒の宇宙空間と大気圏の境目で、ルシフェル・リベリオンの全身の装甲ラインが、真紅の眩い魔力光を放ってピカピカと輝き始めた。
それはまるで、「私はここにいますよ!」と世界中に自己主張する超巨大なネオンサインであった。
『……マスター。光学迷彩どころか、魔力放射が最大出力になっていますが』
シエラが、呆れ果てたような声で指摘する。
「し、しまったぁぁっ!? 指が滑ったのじゃ! 待て、今すぐ切る……!」
ローゼリアが慌ててステルスを起動しようとした、その時。
『——警告。前方の空域より、多数の高速飛翔体が接近中。……現地の戦闘機部隊です』
アルティナの声が、緊張を含んで響いた。
「な、なんじゃと!?」
ローゼリアがメインモニターを見ると、雲海を抜けた先、日本列島の太平洋側の空域に、凄まじい速度で接近してくる数機の機影があった。
航空自衛隊のF-35Aと、在日米軍からスクランブル発進したF-15の混合編隊である。
『……こちらアルファ1。目標をレーダーに捉えた。熱源反応、異常。……おい嘘だろ、あのシルエット、戦闘機じゃない、人型だぞ……!』
『司令部、こちらブラボー2! 2年前の日本上空でスクランブル発進した「漆黒の国籍不明機」と波長が完全に一致! しかし今回は真っ赤に発光している巨大な人型兵器です!』
戦闘機同士の無線通信を傍受したアルティナが、それをローゼリアのモニターに流した。
「(ひぃぃぃっ! ば、完全にバレておる! しかも2年前の前科のせいで、初手から超絶警戒されとるではないか!)」
ローゼリアはコックピットの中で頭を抱えた。
『——ローゼリアァァァッ!!』
直後、母艦からブリュンヒルデの怒声が、通信回路を破裂させんばかりの勢いで響き渡った。
『貴様、降下して5分で何を見つかっている!! ステルスを維持しろとあれほど言っただろうが!! また地球の軍隊を騒がせる気か!!』
「だ、団長! 違うんじゃ、これは不可抗力で、大気圏の振動で指がツルッと……!」
『言い訳は後で聞く! ただちに空域を離脱しろ! いいか、現地の軍隊には絶対に攻撃を仕掛けるな! 威嚇射撃も禁止だ! 機体に傷一つつけずに振り切って、どこかに隠れろ!』
「む、無茶を言うな! 相手は最新鋭の戦闘機じゃぞ!?」
『我が主! ご安心ください!』
その時、リアンヌの搭乗する『ブラン』が、ルシフェル・リベリオンの前にスッと進み出た。
かつて地球を騒がせたノワールの後継たるその機体が、変形機構を失った代わりに得た大火力の主砲を構える。
『我が主の尊き帰郷を邪魔する野蛮な鉄の鳥どもなど、このリアンヌが光の槍で一瞬にして宇宙の塵に変えてご覧に入れます!!』
「馬鹿者、やめい!! 祖国の防人たちを撃ち落としてどうする気じゃ!! 団長も攻撃禁止と言っておったじゃろ!!」
ローゼリアは慌ててルシフェル・リベリオンの腕を伸ばし、ブランの銃身を物理的に上へと向けさせた。
『ピピッ! ピピピッ!!』
そんなドタバタをやっている間に、ルシフェル・リベリオンのコックピットに、けたたましいロックオン警報が鳴り響いた。
F-35のパイロットが、未確認飛行物体からの謎の熱源反応(リアンヌの主砲チャージ)を攻撃の意思と見なし、ミサイルのロックオンを完了させたのだ。
『アルファ1、目標が攻撃態勢に移行したと判断! ミサイル、撃ちます!』
シュボォォォォッ!!
戦闘機のウェポンベイから、数発の空対空ミサイルが白煙を曳いて放たれた。
「ひぃぃぃっ! 撃ってきよった!!」
ローゼリアは悲鳴を上げながら、操縦桿を限界まで横に倒した。
ドゴォォォォンッ!!
ルシフェル・リベリオンがいた空間をミサイルが通過し、空中で虚しく爆発する。
ローゼリアの搭乗する機体は、最新鋭のミサイルなど止まって見えるほどの超絶的な反応速度を持っていた。彼女が本気を出せば、一瞬で背後に回って全機を撃墜することなど造作もない。
しかし、「絶対に攻撃してはならない」というブリュンヒルデの厳命(と、地球の人間を傷つけたくないというローゼリアの本心)があるため、ただひたすらに逃げ回るしかないのだ。
「ええいっ! アルティナ、シエラ、リアンヌ! お主らは先にステルスを展開して隠れろ! 妾が囮になってこいつらを振り切る!」
『……まったく、世話の焼けるエース様ね。了解よ、地上で合流しましょう』
アルティナたちが光学迷彩を展開し、次々と空に溶け込んで姿を消していく。
残されたのは、煌々と真紅の光を放つルシフェル・リベリオン一機と、それを追う十数機の戦闘機編隊。
『目標、1機を除いてレーダーからロスト! くそっ、どういう技術だ!?』
『残る1機は健在! 逃がすな、追いつめろ!』
「(ええい、こうなったらヤケじゃ! エースパイロットの操縦技術(逃げのテクニック)、とくと味わうが良い!)」
ローゼリアは、スラスターの推力を一気に引き上げた。
ルシフェル・リベリオンは、戦闘機の常識を覆すような直角ターンを空中で決め、追尾してくるミサイルをアクロバティックな機動で次々と回避していく。
音速を超え、雲を切り裂きながら、漆黒と真紅の巨人が太平洋の上空で複雑な軌道を描く。
『な、なんだあの機動力は!? 推力偏向のレベルじゃない、物理法則を無視してるぞ!』
『ロックオンできない! 速すぎる! 2年前の時より厄介だぞ!』
「ふはははっ! 当たらなければどうということはないのじゃ! さあ、このまま雲海に紛れて……」
ローゼリアが分厚い積乱雲の中に突入し、そこで一気にステルスを起動して姿を消そうとした、その時。
『——ローゼリア。そこを右へ30度旋回しろ』
通信回路に、再びブリュンヒルデの冷静な声が響いた。
「団長? 何を言っておる、ここを抜けたら逃げ切れる……」
『いいから曲がれ! その積乱雲の中には、民間の大型旅客機が飛んでいる。お前の機体の衝撃波で巻き込む気か!』
「な、なんじゃと!?」
ローゼリアは慌ててセンサーを確認した。確かに、雲の向こう側に大型の旅客機の熱源反応がある。この速度で突っ込めば、最悪の場合、乱気流で旅客機を墜落させてしまう危険があった。
「くっ……! しまったぁぁっ!」
ローゼリアは操縦桿を力任せに右へと切り、機体を急旋回させた。
しかし、その強引な機動によって雲海への突入コースから外れ、再び青空の下、戦闘機部隊の真正面へと飛び出してしまう形となった。
『目標が雲から出てきた! チャンスだ、囲め!!』
F-15の編隊が、ルシフェル・リベリオンを包囲するように散開する。
「ええい、鬱陶しいのう! 妾は早く秋葉原に行きたいんじゃ!」
ローゼリアはヤケクソ気味に叫びながら、ルシフェル・リベリオンの両腕を大きく広げた。
機体の各部から、眩い真紅の魔力光が放たれ、周囲の大気を激しく震わせる。
『なっ……!? 目標から高エネルギー反応! 退避、退避ぃっ!!』
戦闘機のパイロットたちが、攻撃されると勘違いして慌てて機体を翻す。
その一瞬の隙を突き、ローゼリアはスラスターをフル稼働させた。
「『超光速離脱』!!」
ドガァァァァァンッ!!
凄まじいソニックブームと共に、ルシフェル・リベリオンは戦闘機の編隊の中央をすり抜け、文字通り『赤い一筋の光』となって、日本列島の上空へと消え去った。
『……目標、完全にロスト。……レーダーからも、光学観測からも消えました。信じられない加速です』
戦闘機からの呆然とした報告が、日本の空に虚しく響いた。
数分後。
日本の某所、鬱蒼とした山林の奥深く。
「ぜぇ……はぁ……。死ぬかと思ったのじゃ……」
ステルス迷彩を起動し、完全に周囲の景色と同化したルシフェル・リベリオンのコックピットの中で、ローゼリアは全身汗だくになって座席にぐったりと寄りかかっていた。
『……我が主。ご無事ですか?』
隣に透明な状態で着陸したブランから、リアンヌの心配そうな声が届く。
「無事じゃ。機体に傷一つない。……しかし、団長の説教を考えると胃が痛いのう」
『……ローゼリア』
通信回路から、地獄の底から響くようなブリュンヒルデの声が聞こえ、ローゼリアはビクッと肩を震わせた。
『降下作戦の初日から、見事な大立ち回りを演じてくれたな。SNSではすでに「赤いノワールが現れた」と大騒ぎになっているぞ。……お前の今月のおやつ(スイーツ配給)は全カットだ。それと、母艦に戻ったら始末書を100枚書け』
「ひぃぃっ! お許しを、団長! スイーツ抜きだけは勘弁してくださぁぁぁい!」
超未来でも並行世界でもなく、ただの「西暦2026年の地球」。
そこで繰り広げられた、最強のエースパイロットによる情けない逃走劇。
アルカードの潜伏調査と、懐かしき故郷での買い出し任務は、前途多難な(自業自得の)スタートを切ったのであった。




