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世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
ローズマリン伯爵家御用達店
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賭神の加護

 黒服から勝利を宣言され、俺は勝利したみたいだ。


 トランプを1枚めくっただけでケージェーの全てを手に入れたみたいだ。


「終わった。もう終わりだ。」

 顔面蒼白のケージェーがテーブルの一点を見つめぶつぶつと呟いている。


「さーてキャンディ。勝負は終わりだな。ケージェーは壊れてしまったからどうする事もできねぇよ。」

 ピークが言うが意味がわからない。


『ふはは。次はお前が楽しませてくれるのか。ケージェーは俺様の加護が消えて精神が壊れちまったのさ。なぁに俺様を30年も楽しませてくれたから死なねぇ様にしたけどな。』


 頭の中に声が響く。偉そうな渋い声の男性ぽいな。


 え?

 俺に加護が移ったのか?


『ふは。そうだキャンディ。お前が今から俺様の加護を受け継いだのさ!一度でも賭けで負けたら全てを失うから注意しろよ。』


 うわぁ。面倒な加護だな。


『ちょっと!あんた何勝手に加護渡してんの!』


 うわ!この声はヒスライト様かな。


『ん?なんだこいつは?お前変なやつの加護もらってんだな。ふはは。』


『変なのですって!ちょっとキャンディ!言ってやりな!世界一の美女神ヒスライト様から加護をもらって嬉しいですって!ちょっと聞いてるのキャンディ!』


「キャンディ様大丈夫ですか?」

 アリスが心配そうに聞いてくる。


「大丈夫だよ。ちょっと頭の中がうるさいだけだよ。」


『変な女はほっといて、キャンディに賭神の加護を移した。ハーフ&ハーフはお前も使えるから使ってみろよ。お前の魔力なら100回は余裕に使えるだろう。暇な時教会でお祈りしろや。んじゃ俺様は消える、またな。』


『おい!ギャンキ!ちょっと待ちなさい!』


 ヒスライト様も消えたな。やっと静かになった。







次話は出来たら投稿します。

たぶん7月15日の予定。


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― 新着の感想 ―
[良い点] メチャクチャウザイケムシ野郎が精神壊れたこと!死んだも当然!…ザマァ!!!…でも…このあと死ぬまで生き地獄を与えられないから、その辺複雑です。ジレンマ! [気になる点] …お菓子の神よりも…
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