009 得る物は多くも犠牲も高い(すし:金)/ざっち
でもそんな真面目な事言ったって僕は学生。子供なのだ。
自分の事に手一杯で、他の人の力に成れる事など大人に比べたらそうそう無い。
他の人を助けるにしても、何か理由が無ければそんなことはしないだろう。少なくとも僕はそうだ。
でも、
泣いている子を助けるのに理由なんて要らないと思う。
「……」スッ
急に立ち上がる少女。めっちゃこっち見てる。
「ど、どうしたの?」
めっちゃこっち見てる。
「おなか減った」
「え」
「おすし食べたい」
「お、おう」
「いこ」
手を引っ張られるんじゃ^~
え?シースーいくの?ガチシースー?
電動ドアをくぐり、席に案内される。
「よかった…」
くるくるのシースーだった。ガチシースーはお腹が膨れるごとに財布が萎んでいきます。
くるくるなら安いし、女の子ならそんなに食べるということはないだろう。
そんな考えをしていた10分前の自分を殴りたい。
「あのー…」
「……」モグモグ
「そろそろ帰らない?」
まだ10分なのだ。
「……」モグモグ
すでにフードファイターの前には、皿が山のように積み重なっていた。
むしろ山。今顔見えてないもん。
fill@「今日の夜ご飯寿司だったよ!」
ざっち「おお!何食べた?」
fill@「ひたすらガリとカンパチと…ブリを食べてた」
Kudryavka「もっと子供っぽいの食えよ」
fill@「あ、でもタコキュウとか炙りトロサーモンとか好きだよ。売り切れだったけど」
ざっち「俺、唐揚げとかウィンナー好き」
Kudryavka fill@ 「「俺はそれを寿司とは認めない!!」」
ざっち「!?」




