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えっ俺がコスプレの十八番だった大賢良師張角に!?朝廷が思ってた以上に腐ってたので念入りに内政をして黄天の世を築きたいと思います  作者: 揚惇命
1章 張角16歳

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体型を気にするお年頃

 荀彧とその妻の唐麟杏が大賢良師が開拓を任されている広宗東の村に移住してきて、早いもので1ヶ月が経とうとしていた。

 その間、都で食べるご飯よりも美味しくて、唐麟杏は少しぽちゃっていた。


 唐麟杏「旦那様!明らかに太ってます!太ってるんです!」


 荀彧「まぁ、良いんじゃない。僕は少しふくよかな方が…流石にこれはダメかな…」


 唐麟杏「由々しき事態だと思います!旦那様も私も明らかに一回りは太ってます!」


 荀彧「うん…そうだね…ここに来て、あっぷるぱい?とやらを食べすぎたかな…」


 唐麟杏「あれは悪魔の食べ物です!で、あんな美味しいのを村の人は皆んな無料で食べてるのに何で太ってるのが私たちだけなんですか!解せません!」


 荀彧「う…うん…そうだね…でも…しょうがないんじゃないかな?だって、頭を使った後にあの甘いあっぷるぱい?とやらを食べたら頭がスッキリするんだから」


 唐麟杏「でも、私は旦那様の前では可愛くいたいんです!だから、決めました私、あっぷるぱいを断ちます!」


 荀彧「む、無理じゃないかな…というかいっそのことこれらを作って食べても体型を維持してる人に聞いた方が早いんじゃないかな…」


 唐麟杏「そ、その手がありました!さぁ、そうと決まったら善は急げです!行きますよ旦那様!」


 これらの悪魔の料理を作りし人は、今日はお昼から御婦人と子供に読み書きを教えているところだった。


 良師「であるからして、この例文は『お婆さんは川に洗濯へ行き、お爺さんは山に薪を拾いに行った』となる。分かったか?」


 子供A「またお婆さんとお爺さんを間違えちゃった…」


 子供Aの母「似てて難しいから仕方ないわよ」


 良師「では、次は…どうやら先生に客人のようだ。暫し、自習時間とする!各自、さっき配った計算問題をしているように」


 子供たち「はーい!」


 御婦人たち「はい!」


 大賢良師は、荀彧と唐麟杏の元へやってきた。


 良師「俺に用事がある見えたがもしや刺客でも現れたか?」


 唐麟杏「それよりも大変なんです!」


 良師「刺客よりも大変な事…」


 大賢良師は唐麟杏のお腹を見て察する。


 良師「な、成程…確かにその若さで、産まれてくる子供の親になるのは刺客よりも大変なことだな」


 唐麟杏「誰がお腹で赤ちゃんを育ててるんですか!違います!太っちゃったんです!」


 良師「ふむ…では授業に戻らせて…イテテテテテ。分かったから耳を引っ張るでない!」


 荀彧「こうなった麟杏はテコでも動かないから諦めてください張角殿」


 良師「やれやれ、それでダイエットの相談にでも来たのか?」


 唐麟杏「だいえっと?」


 張角『おい、良師!もうアップルパイだのダイエットだの。ここ最近ツッコむのもどうかと流していたが、それではこの時代では伝わりにくいと言ったであろう!アップルパイはリンゴの包み焼き。ダイエットは、痩せたいに変えよ!』


 大賢良師はイマジナリーフレンドの張角に言われるまま訂正する。


 良師「聞きなれない言葉を使ってすまない。要は痩せたいということだな?」


 唐麟杏「はい!美味しいものを食べるために!」


 荀彧「あ、そういうことだったんだ」


 良師「それで2人して痩せる方法を聞きに来たと…ふむ…特別何かしてることはないが…最近ポイント…ゴホン特典の交換に来る子供たちが俺の作った遊びを教えて欲しいと野山を走り回ったぐらいか」


 唐麟杏「野山を駆け回る遊び…それはどんな遊びなんですか?」


 良師「氷鬼と言ってな。普通の鬼ごっこと違って、鬼は子供たち全員を触るまで、勝ちにならず。逃げる側は味方に触ることができたら復活させることができるんだ。これが、中々良い運動になる。というのも我が村の子供たちは元気があってな。中々、全員を捕まえるのは難しいのだ」


 唐麟杏「氷鬼…私鬼がしてみたいです!」


 荀彧「張角殿、麟杏は遊ぶのも大好きなんです」


 良師「成程、それなら今度、領都で開かれる氷鬼が派生したケイドロ大会のために、我が村でもケイドロをしようと思っていた。2人とも参加してみるか?」


 唐麟杏「けいどろ?」


 良師「簡単に説明するとだな。氷鬼の鬼が複数いるみたいなものだ。鬼側は逃走者側を捕まえると牢屋に指定した場所へ連れて行く、逃走者側は捕まった仲間を解放するために牢屋に向かって、解放するために手を触る」


 荀彧「質問!」


 良師「何だ?」


 荀彧「鬼側は、牢屋の前で張り付くことはできますか?」


 良師「できる。ただ、鬼側は一度に牢屋に張り付いて良い人数に制限がある」


 唐麟杏「成程。牢屋に全員で張り付いていれば、助けに来る人を捕まえて鬼側が勝ってしまうもんね」


 良師「あぁ、その通りだ…と言いたいところだが逃走者側は別に牢屋にいる人を無理に助ける必要はない。最後まで鬼に捕まらなければ逃走者側の勝利なのだから」


 荀彧「成程!よくできた遊びですね。鬼側は、1人捕まえたらただ牢屋に張り付いていれば良いわけではなく。逃走者側も作戦次第では助けに行く選択も助けに行かない選択もできる…と。すごく面白そうです!」


 良師「ちょうど、今度領都から俺の弟と妹が遊びに来るので、その時にやろうと思っている。参加してみるか?」


 荀彧「是非!」


 唐麟杏「勿論!よーし、追いかけまくって走り回って痩せるぞ!おー!」


 という事で、今度の休みに広宗東の森にてケイドロ大会が行われる事となった。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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 それでは、次回もお楽しみに〜

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