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リロード  作者: 黒十二色
第二部:RE LOAD
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RE LOADエピローグ 赤い光に包まれて

視点:蔵野まち→山田ひろみ

「…………ひろみ? ひろみ。風邪ひくわよ、寝るならベッドで寝なさい……」


 あたしは返事をしなかった。


「…………起きないか」


 あたしは返事をしなかった。

 まっちーはカーテンを掴みながら、外の景色をみていた。


 あかく染まるまっちーの横顔。


「……夕日……綺麗ね…………」


 無音。


 沈む太陽の光を顔に浴びて、まっちーのようにコタツで眠る。お気に入りの白いカップには飲みかけの紅茶。真新しい真っ白なセーターを着て、三人で作ったチョコレートを握る。


 窓際にはヒビの入ったティーポット、光を浴びて煌いた。


 短針は八時を指していた。


 ザッ、まっちーの手が、カーテンを閉じた音……。


  ☆


 あたしは幸せ。たくさんの幸せをもらった。

 しずかな冬の音。はるか遠くに見える夕日。幸せ。

 せかいはキレイ。さきちゃんは言った。あたしの周りの人は皆キレイ。

 つぎはあたしが皆を幸せにしたい。

 たぶんきっと。




【リバースエッジへ続く】

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