35話 説教
「本当に・・・・はぁ・・」
大きくため息をつき
「とりあえず
席に着け」
「わかりました」
そう言い
後ろの方の席に座る
「ゴホン・・
では改めて
おはよう」
「「「「「おはようございます」」」」」
「この夏は
町が壊滅したり
山が吹っ飛んだりと
物騒な事があったが
皆
大丈夫だったか?
今のところ
報告は無いが
これから気をつけろよ
上段クラスの怪物が
移動してる可能性もあるからな」
少し間をあけて
「この校舎にいるかぎりは
俺達が守ってやれるが
上位の怪物は
強いし賢い
教師5人で
ようやくなんとか・・・
って所だ
ありえない話かもしれんが
もしもの時は
逃げる事だけ考えろよ?」
真剣な表情で言った
(良い先生ねぇ・・)
(そうかしら?)
(人間と違って
お前は強いからねぇ
守られている事に
ありがたみを感じないか・・)
(感じてはいるわ
ただ
興味がわかないだけよ)
(非情ねぇ)
(そんなものでしょう?
この世の中)
「って
おーい
花子ー
聞いてるかー?」
「キイテマセン」
ふざけた様に言う
「本当に
死んでも知らんぞ?」
「安心してください
逃げるのは得意なので」
「・・・・・はぁぁあぁぁ・・」
頭をかきながら
深くため息をついた
スタスタと
廊下を歩いていく
(傍らに人無きがごとし・・・・
少し違うかねぇ・・・)
(なによ急に)
(少し思ったんだけどねぇ
お前は人とかかわらないのは
お前が無情なのもあると思うけど
怖いんじゃないのかねぇ?)
(・・・・・)
(人が怖い
何があったのかまでは聞かないよ
それは行き過ぎた事だしねぇ
約束もあr・・・)
ブチッブチブチブチッ
一気に数本髪を抜いた
(イタあアアアアアあああぃイイ
「二度と触れないで・・・」
(はいはい・・・)
扉の前に立ち
ゴンゴンゴンゴン
(力入れすぎだよねぇ?)
ガコン
扉が外れたため
扉を持ちながら
職員室に入る
(横に動かすタイプの
扉だった気がするんだけどねぇ)
「失礼します」
教師達が一斉に目を向けたが
ああまたか・・
とすぐに
各々の作業に戻る
またしばらく歩き
「来ました」
扉を抱えながら
そう言った
そして
「・・とりあえず
その扉をはめてこい」
「そうですか」
その後
お話が始まりましたとさ
お読みいただき
ありがとうございました




