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人に非ず怪物に非ず(仮)  作者: 鳥ノ
1章 夏休み 
28/39

27話 死なない

 大規模なクレーターが存在し

 先ほどまで不気味な森だった場所が

 不自然にひらけていた



「すごいですね」

「まったくだ

 何があったんだか」

「特段の怪物が動き出した

 それで

 間違いなさそうです

 報告しますか?」

「いやまて

 モンスターを

 連れてきた

 二人がまだ

 見つかってない」

「死んだのでは?」

「おそらくな

 だが

 弔ってやることぐらい・・な?」

「そうですか

 以外ですね」

「おいおい

 そんな

 無情な奴と思われていたのか?」

「そんな事は無いです

 ただ

 上から急げと言われているので」

「お前な?

 あいつ等は

 仕事のために

 死んじまったんだ

 だから

 弔ってやることぐらい

 許してくれるだろ」

「「勝手に殺すな!」」

 急に横から声がした

「誰だ?」

「今

 話の中で死んでいた者ですよ

 お前等

 調査隊の奴等だろ?

 なら

 一つ教えてやる」

「何?」

「鬼が居た

 不味いぜ

 鬼が動いてる」

「何だと

 鬼が動いている?

 間違いないか?」

「確かにこの目で見た

 おぞましい気だった」

「確かなんだな?」

「アレを鬼といわず

 なんだって言うんだよ!」

 怒鳴った

「わかった

 だが

 我々が確認していなければ

 報告書には書けない

 すまんな」

「・・・

 無事に生きて帰れそう

 それだけで今は・・良い・」

「だ・・な・・」

 両方一気に脱力し

 崩れ落ちるように

 気を失った

「・・・この地域には

 鬼は居ないはずだが

 なぜだろうな」

「鬼といえば

 基本的に

 自身の領域から

 出ませんからね」

「鬼か・・・

 考えたくないが

 このクレーターは

 鬼の王が

 やったのかも知れんな

 奴なら

 これ位の事は

 何の手間でもない」

「鬼の王?

 何ですかそれは?」

「ああ 

 お前は知らないんだな

 いや

 知らないほうが良いだろう」

「気になりますよ

 教えてください」

「そうか・・・

 信じるかは

 信じないかは

 お前の自由だ

 鬼に関する

 古い言い伝えのようなものを

 教えてやる

 鬼は

 怪物の中でもっとも

 強大な気を持つ事は知っているな?

 その鬼の中でも

 一線を画する存在

 それが鬼の王

 他の鬼とは

 比べ物にならん程の

 膨大な気と

 凄まじい怪力を持っている

 規格外の怪物さ

 奴が暴れまわれば

 1日と持たず

 この国は滅びる」

「嘘くさいですね」

「そう思うか・・

 当然だよな

 まあ

 古い書物に書かれていたことを

 分かりやすく

 そのまま

 喋っただけだしな

 信憑性にかけるか

 まあどちらにせよ

 強力な怪物が

 ここにいたんだろう」

「でしょうね

 こんな大規模な自然破壊

 特段クラスでなければ

 出来ませんから」

「だな

 取り合えず

 報告を兼ねて

 こいつ等を運んでいくか」

「そうですね

 では

 浮かべ」

 倒れている二人を指差し

 そう言った

 すると

 倒れている二人が

 ぷかぷかと

 浮かびだした

「では行こう」

 クレーターに背を向け

 歩き出した















お読みいただき

ありがとうございました。

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