26話 必要無し
時は
少しさかのぼり
宴会が始まる前の事
ズズズズズズッ
ガアアアアァァァン
「地震か?」
「違うだろ爆音が聞こえた」
逃げている最中に起こった
揺れに驚く二人
「ん?」
「どうした」
「い、いや
きっと
な、なにかの間違いだろ?」
慌てている
「どうしたんだ?
そんなに慌てて」
「・・・・間違いだと良いが
モンスターの反応が途絶えたんだよ」
怯えた声だった
「は?
嘘だろ」
「嘘じゃない!
モンスターには
信号を定期的に
送るように出来てる
それが今止まったんだ
あれは試作品と
言っていたが
信号が途絶えるのは
破壊された以外考え難いんだよ!」
「お、おう
分かった
だから
まず落ち着け」
と言った
その時
ヒュウン
風を切る音と共に
ガァン
近くの岩に
何かが激突した
「なんだ?」
「気をつけろ
何か飛んできた」
「これは?」
飛んで来たであろう
何かを見た
「石だ
小さいが石が飛んできたんだ
ははは
直撃でもして見ろ
余裕で死ねるぜ」
「のんきな事いってんな
本気で死ぬぞ!」
そう言いながら
全力で走る
ヒュン
「うおっ」
かわす
バスッ
降って来た
石は地面を抉る
「考えたくねえな」
ふと
もし自分に当たったら
どうなるかのか?
と一瞬考えてしまった
「モンスターが破壊された・・・
間違いなさそうだな
モンスターを越える
強力な怪物が居たんだろう
だとしたら
報復をしてくる事も
考えないとな」
彼等が
生きて帰ろうと
ここで死のうと
怪物には関係ない
その程度の
下らない話
お読みいただき
ありがとうございました




