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巡る導師に惚れぬものなく  作者: 亜城優


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誰と一緒に寝る?

一応五人住めるシェアハウスを借りたが、そのうち旅立ってしまう自分の分までベッドを買ってもらうのは申し訳ない。置き場にも困るし。布団を購入すればいい、もしくはリビングのソファでも寝れるだろう、なんて考えていたのだが。


「「とっとと決めやがれシアン!」」


なぜか誰かと一緒に寝ることになっていた。マコトって喧嘩してる時は口調がキョウカそっくりになるよね。いや、チャームポイントだけどさ。


「おいシアン!そんな無駄に髪の長い女と寝たら、暑苦しくて敵わねえぞ。そいつ抜け毛もひでーしよ」


「テメー何勝手言ってんだよ。シアンさん!あんなガサツな女と寝たら、夜中に蹴飛ばされて目が覚めちゃいますよ」


「……今日のところはリビングで寝ることにするよ。明日はみんな早いんでしょ?」


「いや、その必要はありません!」


突然会話に混じってきたユキ。ふふーんとなぜか得意げだ。


「いっそのことローテーションにすればいいんです。どっちがいい、って決めるからややこしいことになるんですよ」


「私もそれでいいと思うよー」


「じゃあそうしようか。ささっと決めて、もう早く寝てしまおうよ」


「じゃあまずはアタシと……」


「じゃあまずは私とですね。シアンさん!」


キョウカとマコトの二人でローテを組むんじゃないの?君も入ってきちゃうの?

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