第91話 嫉妬という感情、そして暴走のイノ#1
イノが見つけた地下に続く隠し通路。
人一人分しかない狭い石造りの螺旋階段を、ノアが前、イノが後ろの形で進んでいく。
通路には明かりになりそうなものはなく、チョーカーの光がなければ何も見えないだろう。
そんな場所を通るたびに鼻孔を刺激するのは、新鮮な血のニオイ。
死んでからそう経っていないだろう刺激臭が、容易に鼻を犯していく。
そのニオイに顔をしかめるノア、そしてこの場で一番に表情を変化させたのはイノだ。
「うぅ、くしゃい.......」
自分の鼻を摘まむことで、イノは出来る限りニオイのシャットダウンを試みる。
しかし、獣人としての嗅覚の高さ故か敏感にキャッチしてしまうようで、必死の口呼吸も空しく時折鼻で吸っては「うぇ」と嗚咽していた。
加えて、階段を下っていくたびに、上る途中で力尽きた殉教者が何人も散見され、その誰もが体に傷を負う形で死んでいた。
つまりは失血死なわけだが.......一体何が起こったというのか。
少なくとも、この地下に続くまでに十人以上が死んでいる。
殉教者の戦闘能力はマチマチとはいえ、少なからずアビス王の魔力を浴びた者だ。
生半可な戦闘能力では勝つことも難しい相手なのは確か。
そんな相手に、それも複数にここまでの蹂躙を見せる戦闘能力の高さ。
これまで以上に警戒するに越したことは無いだろう。
そして階段を下り終わると見えてきたのは木製の両開きドアだ。
「イノ、念のため背後の警戒をよろしく」
「うん、任された!」
イノの元気の良い返事を聞き、ノアは扉の前に立つ。
それから、両手にしっかり銃を握ると勢いよく扉を蹴破り、左右に銃口を向けた。
視線も右、正面、左と順繰りと回すが、死体はあれど何かが潜んでいる気配はなし。
そんな警戒するノアの横をイノがスタタと駆け抜け、入ってすぐにある容器に目を向けた。
「これってお人形さんかな?」
そうノアに尋ねるイノの正面には、大きな円柱型のカプセルがあった。
それは全面透明になっており、その中には人型の人形が入っている。
モデルとしてはマネキンみたいな感じで、特筆すべきことがあるとすれば、カプセルの外側から人形の心臓に目掛けて穴が開いていることか。
さながら、人形の心臓を繰り抜いたみたいな感じだ。
「なんか変な人形だね。どうしてか心臓を繰り抜かれてる。
もともとそこに何かをハメるって感じじゃなくて、それこそ外部から貫かれた感じだ」
「そうだね。へんなの......それに、これだけじゃないみたいだよ?」
イノがそう指摘して指を差せば、その方向には確かに人形がある。
それはカプセルに入っておらず、壁から突き出た突起に引っかけて飾ってあった。
特別、目の前の人形だけがカプセルに入っているようだ。
しかし、その人形と同様に他の人形も意図的に壊されているようである。
壊され方は様々で、体の半分から砕かれたものもあれば、四肢が切断されたものもあった。
それこそ、死んでいた殉教者よりも残忍な破壊痕と言えるだろう。
加えて――、
「この斬撃の痕......一体何があったんだ?」
ノアがしゃがみ込めば、床には深々と斬られたような痕がある。
それは床に限らず、床、天井に至るまであり、とにかくめちゃくちゃに暴れたって印象だ。
そして、そんな元凶が――恐らく奥のドアにいる。
「......イノ、これからあっちの部屋に向かうけど、準備はいい?」
「うん、大丈夫だよ! それに英雄のノアちゃんがいれば、大丈夫だと思うし」
「その期待に応えられるように頑張るよ」
本来なら、ノアとて余計な戦闘はしたくない。
それこそ、その何者かは殉教者と仲間割れを起こしているなら、それに越したことはない。
しかし、目の前のドアにダンジョンコアの存在が否定できない以上、ノアとしては向かわなければならないのだ。
だからこそ、ノアも一つ息吐いて覚悟を決め、先ほどと同じくドアを勢いよく蹴破った。
「ここは......」
勢いよく突入したノアが見渡す。そこは広々とした空間だった。
まるで訓練場にありリングほどの広さで、動き回るには十分なスペースだ。
となると、ここで人形の性能を試してたということになるのか?
「ノアちゃん、あそこ!」
イノが声をあげた方向に視線を向けると、ノア達が出てきたドアの反対側にある奥の壁に大きな装置があった。
稼働している様子はなく大きな損傷個所も見られるため、これから動くという可能性は低いだろう。
それよりも気になるのは、その装置に抱き着くようにある人形だ。
その人形は先程のマネキンというよりは、もっとシンプルなデッサン用人形に形は近い。
言うなれば、これまで見てきた人形のプロトタイプと言うべきか。
ただし、その人形には腕が六つあり、そのうち手前の二本が普通の手、真ん中二本が手が刃で、最後の二つが砲筒のようになっていた。
さながら遠近両用の戦闘型ロボットという感じだ。
「あのお人形さんかな? これまでの殉教者さん達を倒したのって」
「の、はずだけど......なんだか動く気配はまるで感じないというか」
そうは言葉に出しつつも、状況証拠的にはあの人形でなければありえない。
念のためオルぺナにも魔力探知で確認を取ってみるが、魔力反応はあの人形からだ。
見た感じダンジョンコアらしき球体は見当たらないが、あの人形が持っているのだろうか。
「マ、マスター.......です、すすすssss、です、スカ?」
「「.......っ!?」」
その瞬間、人形が乱れた機械音でしゃべり始め、体を起こし始めた。
すると、先程よく見えなかった人形の顔が露わになり、その顔にはくぼんだ右目と、赤いレンズが入った左目がある。
それから、左目のレンズがピントを合わせるように動くと、
「セ、生体反応、マスターと不一致。
あぁ、アアアァァァァ......ヤはリ、マスターハ、ハハハ私を捨てテテテテ」
「な、なんだか様子がおかしいよ?
それに、とても悲しい感じが伝わってくる」
「そうだね。でも、可哀そうだけど――壊すよ」
「うん、わかってる。せめてイノ達で悲しみを止めてあげよう」
「ま、ままマスターヲ返してててテテテェェェェ!」
瞬間、人形がバッと勢いよく動き出し、ノア達との彼我の距離を一瞬で詰めた。
それから、右腕の刃を勢いよく振り下ろしてくる。
「――っ」
一瞬の判断、ノアは後ろに下がろうとしたところを咄嗟に横っ飛びする。
刹那、振り下ろされた刃から直線方向に斬撃が吹き飛んだ。
豆腐のように綺麗な切断面が床に出現し、破片が空中に舞った。
そんな攻撃の後隙を狙うように、ノアが銃口を素早く向ける。
そこから引き金を左右で三回引き――計六発の銃弾が空気の尾を引き人形へ飛んだ。
しかし、その攻撃は人形の右手の砲筒から放たれた半透明な塊で撃ち落とされた。
加えて、その砲撃はノアの弾丸を受けても留まることなくノアに迫り――しゃがんで躱せば、背後の壁に大きく凹ませるほどの衝撃を生んだ。
(空気砲と思ったけど、空気砲じゃない......?)
避けた一瞬で感じた違和感、その情報をもとにノアはすぐさま分析する。
先程の攻撃、アレが空気砲であれば、それも弾丸を撃ち落とすほどの威力となれば、ノアがしゃがんだ程度では風圧の射程圏内と言えるだろう。
しかし結果は、ノアが無傷で避けれた。
となれば、あの撃ち出された斬撃は風によるものではなく、もっと物理的なもの。
それでいて透明をしているとすれば、考えられる可能性は魔力の塊の放出か。
「イノ、その人形は魔力の塊を砲弾として放つ。
魔力は透明だ。距離感が図りずらいけど、空気の揺らぎでわかるはずだ!」
「わかった!」
ノアの情報を聞き、イノが首に巻かれているマフラーを右手にシュルッと握る。
そして、人形の左手から放たれる砲撃をマフラーを使って弾いた。
そのまま勢いよく近づくと、右手を振るって金属製のマフラーを刃のように振るう。
しかし、その攻撃は人形の左の刃に弾かれ、それからもイノが追撃するように空中で後ろ回し蹴りを放つが、左手によって受け止められた。
「もう! 手が多い!」
「マスターを返セェェェェ! ドウ、どどうしテ、私じゃナクてあの子なノ.....!?
嫌、いや、イヤ、嫌嫌嫌嫌嫌嫌ァァァァァ!」
「く、頭に響く!――うるさい!」
人形から紡がれる自我が崩壊したような怨嗟の叫び。
その声を至近距離で聞いたイノが顔をしかめていると、左手の刃が真っ直ぐ振り下ろされていた。
その攻撃に対し、イノは咄嗟にマフラーを広げて受け止め、さらにそれを包み込んで動かないように固定すると、腰のひねりを活かしてその場で勢いよく回転。
「もういっちょ――雷々転」
イノは自身に雷を纏わせると、そのスパークダメージを利用して左腕の刃を引き千切った。
それによって、左手からの拘束も逃れるが、回転の勢いによりイノに絶対的な後隙が生まれる。
そこを狙うように、どこの誰かもわからない相手に怨嗟をぶちまける人形が、右手の刃をイノに向かって振り下ろし――、
「させるか!」
瞬間、イノに振り下ろされた刃の手首部分をノアが掴み、同時に顔面を蹴り飛ばした。
それにより、もともと脆かったであろう人形の腕が千切れ、四本腕となった人形が壁に叩きつけられる。
その衝撃は壁に人形の跡をつけるほどで、されどそれで終わりじゃないことは気配でわかった。
だからこそ、ノアは一旦体勢を立て直すようにイノに声をかける。
「イノ、大丈夫......?」
「うん......でも、あたまがガンガンする。
なんか嫌な気分......嫌、嫌ぁ.......ママ......」
「イノ?」
「え、あ、うん......大丈夫......」
一瞬、頭を押さえるイノの様子がおかしかった気がした。
瞳から生来の明るさが消え去り、まるで深い闇に堕ちたような。
俗に言う「闇落ち」みたいな目になった気がするが、それは気のせいだろう。
そう思いながら、ノアが手を差し出してイノを起こしていると、人形がギギギと音を鳴らして決して人間には起きれない体勢で起き上がる。
それから、腰から鯖折りされたような状態で頭をガチッとノア達に向け、
「ドウして邪魔.....すルの? わた、ワ、私はマスターに会いたいだけ。
もうやだ、捨てテテテラれるの嫌、イヤ、いや.......寂しい」
「さっきから思ってたけど、このお人形さんって自我がハッキリしてるよね?
ということは、この人形って.......」
「うん、高性能なAIが侵食現象を受けた状態だと思う。
僕も見るのは二回目だ。せめての救いはそれがからくり人形であることかな。
戦闘兵器だと自身に積まれた火力を容赦なくぶっ放してくるから」
「うへぇ、それは怖い.....だけど、このお人形さんって確かここの研究所にあった――」
「うん、だからたぶん......まだ何かある」
そう警戒を維持していると、人形がありえない関節駆動で姿勢を正し、赤い瞳を不気味に点滅させる。
それからガクンと一度上半身を脱力させるように体を折り曲げると、
「これ以上の損壊は、マスターの研究室の守護に影響大。
戦闘シークエンスに移行します。目標、敵の殲滅。
現在の状態、左右の腕の一部欠損、右目の負傷、伝達回路が不安定、動力コアに違和感。
しかし、戦闘形態に問題なし。よって、最大火力で敵の殲滅を実行」
先程の壊れかけのラジオのような言葉ではなく、内部電子音が冷たく状況を説明する。
それにより、人形の動きに滑らかさが生まれ、立ち姿が人間のそれと同じになった。
それからゆっくり移動していくと、地面に落ちている二本の千切れた腕を掴み、
「千切れた腕の回収、刃部分を武器として使用。
並びに現状の魔力――『嫉妬』の魔力を一部魔力回路に流入。
動力コアの循環効率の上昇を確認。並びに、魔力の使用方法を確立。
これより、目標――マスターの研究所を守るための敵の殲滅任務を開始します」
「イノ、来るみたいだよ。大丈夫?」
「うん、まだちょっと頭痛いけど、戦う分には大丈夫だよ!」
「.......わかった。ただし、無理しないでね」
人形と対峙するようにノアとイノが向かい合う。
すると最初に動き出したのは人形の方であり、一歩、二歩と距離を詰め――、
「『嫉妬』の魔力を最大放出」
「――っ」
瞬間、人形から大量の魔力が放出され、その陰鬱とした瘴気が部屋の中に広がった。
新幹線の時にも散々感じた相手に対する異様な執着や憎しみが、心の中で増長し始め膨れ上がる。
まるで胸の内側からかきむしられるような焦燥に駆られるが、ノアはそれをシェナルークの魔力で中和していく。
「うぅ.......あ、あぁ......」
「イノ......!?」
直後、イノの様子が明らかにおかしくなり始めた。
自分の頭を両手で抱え、半開きの口から飲み込むことすら忘れた涎が溢れ出る。
そんな状態でも虚ろになり始めた目は床の一点を見つめ続け、今にも狂気を生み出そうとしているではないか。
そんなイノの様子に気付き、ノアは敵から目を離してでもイノの手を握った。
シェナルークとの会話から自分にも殉教者に似た力があることは知っている。
だから、それを治療に応用してイノを侵食することで「嫉妬」の侵食を相殺するのだ。
しかし、そんな繊細な治療行為を相手が見逃してくれるはずもなく――
「並びに、相手の魔技の一部をコピー――雷斬騒乱」
四つ腕の人形は左右に刀を持ち、それを空に向かって無数に切り刻む。
すると、その刃の軌道に沿って雷の斬撃がいくつも放たれ、ノアに向かって飛んでくる。
それを目の端で捉えたノアは、咄嗟にイノを横抱きにして移動。
斬撃が飛んでくる軌道から大きく外れて、殺意の本流を交わした。
通り過ぎ去った斬撃は壁に直撃し、無数の傷跡を作る。
「敵の戦闘データを逐次収集。データ更新、アップロード完了。
肉体稼働損傷率に対し、殲滅可能範囲であることを確認。
優先順位を黒髪の少年が一番、抱えられてる少女を二番として一番からの殲滅を開始」
冷たく感情の無い電子音が響き、その次には人形の姿がノアの視界から消えた。
一瞬の影は捉えられたが、動きのそれがまるで人形の加速力とは思えない。
つまり、これがアビスの魔力を帯びただけで起きる身体能力の向上なのか。
もっとも、AI人形に対してもここまで機能するのはさすがに想定外だが。
「――ぃ」
刹那、首筋に走る冷たい殺気。
まるで全身に怖気が走るように、首筋から背中にかけてゾワッと産毛が逆立つ。
その不快感に目線を向けるよりも早く、その場にしゃがみ込んだ。
その判断は正しかった。
なぜなら、ノアの首の位置には人形の鋭い刃が通り抜けたからだ。
そのまま背を向け、ノアは飛び込むようにその場を離脱して距離を取る。
「敵の想定外の勘の良さと、反射神経を上方修正。
敵は足手まといを抱えている以上、攻めるのは好機」
「足で、まといなんか........じゃない!」
ノアを見つめながら、人形が冷徹な赤いレンズの拡大縮小をを続ける。
そんな人形の言葉を聞きつけ、反応したのは抱えられているイノだ。
「足手まとい」という言葉に触発され、不安定な状態でノアから降りる。
それから頭を抱えながらであるが、人形に対して鋭い視線を向け、
「ママは、パパは足手まといなんかじゃない。
イノを、シシマルを助けるためにその命を張ったんだ。
何も知らない奴がパパとママを悪く言うな! 出てけ、帰れ、目の前に現れるな!
嫌だ嫌だ、ズルいズルい! どうして周りばっかりママとパパがいるの! そんなのおかしい!」
「イノ、落ち着いて......!」
あまりに支離滅裂な言葉に対し、ノアの心配がピークまで達する。
やはり先程から思っていたが、侵食に触れてからイノの様子がおかしい。
いくら侵食が人間を侵すと言っても、隊員は魔力がある以上、ある程度の低減は出来るはず。
にもかかわらず、イノだけはやたら反応が高い。
『――とはいえ、懐かれた以上、ちゃんと向き合ってあげなよ?
でないと、この子も『嫉妬』で感情が不安定になっちゃうからね』
その時、不意にラダンマから言われた言葉を思い出すノア。
あれを言われた時は、丁度イノに抱き着かれた時だった。
それを初対面のラダンマに見られ、言われたのがその言葉。
あんな言葉を意味もなく発するとは思えない。
(まさか......!)
「ママとパパをバカにするなぁー!」
ノアがイノの症状を理解した直後、イノが人形に向かって無謀にも突撃する。
見当違いな怒りをまき散らし、獣人の高い身体能力を活かして人形に殴りかかった。
しかし、その攻撃が避けられると、勢いをそのままに壁へ衝突――の直前、壁を蹴って推進力を頭上に変える。
壁に着地すると、今度は床に向かって蹴り、床に着地すれば再び壁へ――と、イノはまるで狭い室内でゴムボールを弾ませたように縦横無尽に動き始めた。
そして、その移動で加速を得て、その勢いのまま再び人形に突撃。
まさに猪突猛進を体現したようなタックルに対し、人形は冷静に対処し始める。
具体的には、迎撃するように刃を振り被り始めたのだ。
このまま行けばイノは肉体が斬られようと、そのタックルを止めないだろう。
肉を切らせて骨を断つ、否、砕く姿勢は鬼気迫るものがあり、だからこそノアは見過ごせない。
このままその感情に振り回されれば、イノの正気は戻ってこれない気がしたから。
「イノ、ごめん」
ノアは咄嗟に走り出し、今にも人形にタックルしようとするイノを横からタックルで弾く。
直後、人形から振り下ろされる刃に対しては、銃身で受け流し、前蹴りで距離を稼ぐ。
そんなノアの咄嗟の行動でイノは地面をゴロゴロと転がり、人形はよろめきながら後退した。
一時的な仕切り直しはこれで完了だ。しかし、問題はここからで――、
「ノアちゃん......ノアちゃんもパパとママのこと悪く言うの?
邪魔するってことはそう言う事でしょ? ねぇ、そうなんでしょ?
ノアちゃんがそのつもりなら、ここからはもう――ノアちゃんは敵だよ!」
「仲間内の仲違いを確認。以降、二人の戦力を分割して認識。
現況を三つ巴と想定して戦闘シークエンスを維持」
「くっ......」
たった今三つ巴となったこの状況で、ノアが出来る選択肢があまりに限られている。
そのことに、ノアは静かに奥歯を噛みしめた。
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