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人類の脅威であるアビスを殲滅するために、僕はアビス王と契約する~信用させて、キミを殺す~  作者: 夜月紅輝
第3章 嫉妬の罪、それは無理解の証

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第85話 黄のパレスで滞在、そして新たな交友#1

「話し合いは終わったかな?」


 ノアとライカが部屋の中に戻り席に座ると、アルスがそう声をかけた。

 その言葉にノアが「はい」と返事をすると、今度はルーナレスがその詳細について尋ねる。


「それで、どちらがここに残ることにしたのかしら?

 ここから先は私とアルス君で今後の予定が異なっているの。

 それに、片方は準備のために一度私と一緒に戻らないといけないしね」


 つまり、ルーナレスの言葉は、ここでの一時的なお別れを意味する。

 一緒の出張であったが、どうやらここから先は各々別の役割があるようだ。

 その言葉により、ノアとライカは一度顔を見合わせる。

 それから互いに瞳を交わし、そこで意思を確認すると、


「ここでは僕が『嫉妬』のアビス王と戦います」


「んで、アタシが『暴食』のアビス王との時間稼ぎ役を務める」


「......わかった。それではノア君、君には期待している。

 だが、君は一人ではない。一緒に『嫉妬』のアビス王――パーシル=インヴィディアを倒そう」


「そして私達は、その間に『暴食』のアビス王の侵攻を食い止める。

 しかし、相手は子供の見た目をしても、アビス王には変わりない。

 だから、ライカちゃん......あなたの力を頼りにしているわ」


「「はい」」


 アルスとルーナレスの言葉に、ノアとライカが大きく返事をした。

 それから、残りの時間は少しだけ二人で観光し、歓迎会としてアルスとルーナレス一緒に夕食を済ませる。


 そしてその日の夜は、戦いが終わった後にしたいことを話し合った。

 戦う前からそういうことを考えるのは、「死亡フラグ」とよく言われる。

 しかし、こうも思うのだ――絶望的な状況だからこそ、希望が見たいと。


 人は希望が無ければ、光の導べが無ければ、進むことはできない。

 なぜなら、その意思や思考自体が自分が生きようと足掻いている何よりの証だから。


 だからこそ、死亡フラグがなんだと言われても、ノアとライカは話した。

 それこそ、もうこの会話が最後に思い残すことがないように。


―――出発の日。


 翌朝になった。

 自分達の拠点に戻るためルーナレスと、彼女の同行者二名。同じくエルフだ。

 そしてその三人に混じってライカも準備した荷物を引きながら立っている。


 それを見送るのは、ノアとアルス、それからアルスの同行者のツインテールの少女のみ。

 彼らがいる場所は駅の改札前であり、ここを過ぎ去れば、もうしばらく会うことはない。

 どれくらい会うことはないか――当然、ノアが「嫉妬」のアビス王を倒すまでだ。


「ノア、せっかくの二人の出張ってのに、こんなになっちまったな。

 でもまぁ、二人で旅行に行くなんてこれまで全然なかったからよ。

 最高に楽しかったぜ。またしような」


「うん、もちろん。このの戦いが終わった後には少しゆっくりしたいね」


「だな」


 別れ際の言葉にしては、少々淡白な幼馴染同士の会話。

 しかし、それで十分なのだ。なぜなら、もう話すことは昨日話したから。

 だから、最後に、


「んじゃ、行ってくる」


「ん、行ってらっしゃい」


 ライカが軽く手を挙げ、それから振り向かずに歩き出す。

 その行動を機に、ルーナレスの同行者二人は一礼して歩き出た。

 最後に、ルーナレスがノアの前でしゃがむと、一度両手でノアの手を握って、


「どうか精霊様のご加護がありますように」


「それは?」


「私達の間で昔から続く祈りの言葉よ。

 本来はもっと長いようですが、時代の流れで簡略化されたみたいなの。

 ともかく、また会えることを楽しみにしてるわ」


「えぇ、僕も」


「――っ!?」


 ノアがニコッと笑顔を向けて返事をすれば、ルーナレスの目が大きく開いたように眉が動く。

 それから、ルーナレスはシャキッと立ち上がると、先に行く三人について行った。

 その足取りは早足でありながら、心なしかスキップしてるようにも見える。


 そして彼女達の姿が改札を行き来する人込みで完全に消えたタイミングで、ノア達は一度拠点である黄のパレスに戻った。


*****


「さて、ここからは互いの準備が整うまで、君にはここで過ごしてもらうことになる。

 そのためにも、まずは軽く僕達の拠点について案内しないとね」


 拠点に戻ると、アルスがそんなことを言い始める。

 なので、アルスを案内人に、黄のパレスの内部について教えてもらうことになった。

 と、その前に――、


「そういえば、こちらの方は......?」


 そう尋ねるノアの視線の先、そこにチャイナ服を着た黄色髪のツインテール少女がいる。

 先程、ノアとアルスと一緒にライカ達を見送った際にいた一人だ。

 立場的に副代表と思われるが......なぜにチャイナ服?


 そんなことを思っていると、アストレア並みに感情の乏しい、否、それ以上に感情が動かないその少女がぺこりと頭を大きく下げる。


「挨拶が遅れ、申し訳ありません。

 私はアルス様の秘書を務めさせていただいております、グレーテ=ハイウェンと申します。

 以後、お見知りおきをしていただければ幸いです」


「あ、はい。ノア=フォーレリアです。

 こちらこそ、よろしくお願いします」


 抑揚の少ない声色、顔を上げても瞳以外ピクリとも動かない。

 もはや忠実に人間サイズに作り上げられたロボットと言われても普通に頷いてしまうレベル。

 それでいて服装は特魔隊の制服ではないので、アルスの趣味を疑ってしまう。


「先に言っておきますが、この格好は私の趣味であり、アルス様の趣味ではありません。

 確かに、アルス様は年相応の性欲が欠如されている方ですが、こういうマニアックな趣向だからというわけではございません」


「は、はぁ......」


「おい、余計な気遣いで僕の評価を落とすな。

 それに、別に性欲がないわけではない。今はその時間がないだけの話だ」


「つまり、いざとなれば誰にでも手を出す可能性があるというわけですね。

 メモしておかなければいけない特記事項です。あぁ、リーシェン様にどう報告すれば」


「僕の誠実な回答を歪曲させて理解するな。そして、メモるな」


 どこからともなく取り出したメモ帳とペンで、アルスの言葉をメモするグレーテ。

 その際も一切表情が動いていない。加えて、声も基本的に棒に近い感じだ。

 手や首の角度とかの仕草でなんとか感情を表しているが、それぐらいしか読み取り様がない。


 とはいえ、アルスとグレーテの関係性は別に悪く無いようだ。

 アルスがグレーテルをこき使ってるように見えて、どちらかと言えば、グレーテにアルスが振り回されている感じ。


「すまない、彼女は僕のオペレーターなんだが、姉さんに悪い影響を受けて世話を焼きたがるんだ。

 僕はとっくに成人済みであり、自分のことは自分で出来るというのに」


「そうでしょうか。気が付けば、忙しさを理由に部屋を散らかしがちにしてるのはどなたでしょう?」


「これでも僕は週一には掃除して.....って待て、なんで僕の部屋の事情を知っている?

 僕の部屋は誰にも入れないように、最新式のロックを施しているはずだ」


「おっと、失言でした」


 そう言って、グレーテは上品に口元を手で隠し、そっと視線を逸らす。

 そのわかりやすすぎる仕草に、アルスが視線で追求すれば、やがて顔まで逸らしていった。

 しかし、感情がわかるのは仕草あってこそで.....うん、やっぱり顔には何も出てない。


「おい、その話を詳しく聞かせてもらおうか?」


「アルス様、お客様の前です。

 黄のパレスの代表として恥ずかしくない姿をしてください。

 ましてや、部屋の汚さを露見させるなんて、正直言って恥ずかしいです」


「どの口が言ってんだ。ど・の・く・ち・が!?」


「この口です。私の口は大きすぎず、小さ過ぎず可愛いと巷で評判です」


「その巷は君が雇ったサクラに違いないな」


 口の端に両手の人差し指を当て、ニュッと物理的に口をすぼめさせるグレーテ。

 そんなあざと可愛いような仕草に対しても、アルスの表情は一切緩まず、むしろ怒りの炎を大きく燃え上がらせていた。


 もはやここまでの言い合いができるのは仲の良い証拠だ。

 もっとも、それは対等でやりあえているかと聞かれれば、少々疑問の余地はあるが。

 ともあれ、二人の仲の良さは十分理解したのでそろそろ本題に戻ろう。


「あの、お二人が仲良しなことはわかりましたので――」


「仲良くない!」「見る目ありますね」


 ノアの言葉に対して、アルスとグレーテがそれぞれ違う反応を見せる。

 ましてや、なぜかグレーテに至ってはサムズアップまでする始末。

 もはや一周回って面白い人物に見えてきた。

 対して、アルスはその評価に不満のようで、メガネをクイさせると、


「はぁ~~~、ノア君、君は少々観察眼が足りないようだな。

 どう見ても、この場に居るのは加害者と被害者だ」


「私が被害者ですね。

 あぁ、アルス様のストレスを受け止めるのも秘書の務め。

 他の隊員の皆様に、アルス様の暴挙をゆるわけにはいかないので仕方ありませんね」


「今のセリフの時点で、ノアに対して僕の悪評を広めた加害の自覚はあるか?」


「はて、なんのことやら」


 もはやアルスの些細な言葉からも揚げ足を取るように、グレーテの口撃は止まらない。

 それでアルスが言い返そうものなら、グレーテは喜々として反応している気がする。


 せっかく話を逸らそうと思ったのに、自分の言葉一つでここまで広がるなんて。

 まぁ、今は真面目なタイミグではないから、それでもいいのかも.....?

 もはやいつまでも二人の仲の良さを眺める姿勢でいると、今度はグレーテの方から話題の舵を切った。


「それで、一体アルス様はいつまで私とイチャつきたいのですか?

 いい加減、自分で言ったことを実行してもらわなければ困りますよ」


「なんで僕が始めたみたいになってるんだ......ごほん。

 すまない、このバカ女のせいで少々はしたない光景を見せた」


「わー、アルス様が悪口言ったー」


「こんな奴は放っておいて、さっさと案内を始めよう」


 棒読みでダブルピースしながら悪口を批判するグレーテ。

 そんなグレーテに頬をヒクヒクさせながら、怒りの様子のアルス。

 そんな相反する二人の感情を見ながら、ノアは「あ、はい」と頷いた。


 ようやく話が進み、ノアはアルスの案内のもとパレス内を案内してもらうことに。

 その際、なぜか一緒についてきたグレーテを気にしつつも、とりあえずついていく。


 黄のパレスの中は、一見ノアがいる白のパレスよりも高さがない構造であった。

 しかし、その代わり地下に色々と施設が揃っている感じであり、食堂然り、隊員達の宿泊部屋然り、武器研究室然りと隊員達にとって必要なものが揃っている。


 要は、白のパレスの一階と二階の部分が地下に沈んでる感じなので、これといって特に困るような建物構造にはなってないようだ。

 多少の部屋の位置違いはあるものの、強いて挙げてそれぐらい。


「――と、こんな感じだ。

 ま、基本的には自分達がいる白のパレスと変わらないだろう。

 もし場所に迷っても、他の隊員に聞けばすぐに答えてくれるはずだ」


「わかりました。ちなみに、ここって男子禁制場所ってあります?

 青のパレスにお邪魔した際は、男子禁制の女子部屋って感じであったので。

 誤って入ってしまって迷惑をかけるのも申し訳ないので」


 そう聞けば、アルスの視線はノアの背後にいるグレーテに移動した。

 その視線を追って振り向けば、グレーテは動かない表情で答える。


「ここでそういった規制はありません。

 特に隣の部屋から嬌声を聞いたといった報告も受けていませんので。

 そういう意味では、皆さん節度を守っているのでしょう」


「そうですか。ありがとうございます」


 正直、今の回答でツッコミたい言葉はあったが、ノアはあえて無視する。

 すると、アルスとノアの二人ともに無視されたのが気に食わなかったのか、グレーテが少しだけ唇を曲げた。


 そういう時は割と感情がハッキリしているようだ。

 もっとも、本人が意図的にわかりやすい仕草をしてるだけかもしれないが。

 そして生まれた沈黙をかき消すように、アルスがメガネをクイとさせて口を開く。


「ということだ、ここからは僕の準備が済むまで部屋でゆっくりしてるといい。

 もちろん、気になる所があれば見て回ってもいいが、出来れば隊員達と出会ったら挨拶してあげてくれ。

 見知らぬ顔がここを出入りすることは少ないからね」


「わかりました」


 それから、アルスはグレーテを引きつれてこの場から離れていく。

 その二人の姿が曲がり角で消えるまで見送ると、途端に手持無沙汰になってしまったノア。

 というわけで、せっかくなので気になる場所をさらに詳しく見て回ることにした。


 特に、気になったのが「武器研究室」という場所である。

 その場所では、隊員達で使われるアビスリングの詳しい研究が日夜行われており、それこそアビスリングが開発されたキッカケもここにある――ともっぱらの噂だ。


 そんな噂を聞きつけ、「自分の武器もグレードアップできたらいいな」と思いつつ、ノアが武器研究室がある地下四階まで下りる途中――一つの声が響き渡る。


「猪突猛し~ん!」


 声に咄嗟に振り向くと、小学生のような体躯をした小柄な影が猛ダッシュで迫ってきた。

 どうやらその少女は自分と同じく地下四階に向かっているようで、


「うぐっ」


「ふんぎゅ!」


 瞬間、少女の顔面がノアの鳩尾に突き刺さる。

 同時に、ノアの体は小柄な影――もとい、少女の慣性により押し出され、階段から足を踏み外した。

 そしてそのまますってんころりん。


 勢いのままに階段の踊り場辺りまでゴロゴロと転がり落ちる。

 咄嗟に、少女を抱きかかえたノアは視界がグルグルしながら、背中や腰、腕や足に至るまで色々な個所を階段のへりにぶつけながら、やがて踊り場の壁に背中から叩きつけられた。


「あ、痛たたた.......」


 ここまで盛大に階段を踏み外したのはいつぶりだろうか。

 もっとも、昔の頃でさえお尻から滑るように落ちたのだが。


 階段から転げ落ちるアクションシーンを映画で見た事があるが、まさかここまで凄いとは。

 そう考えると、自分のように魔力の無い状態でスタントをする人はかなり凄いのでは?


「えーっと、大丈夫......?」


 一瞬、妙な現実逃避をしてしまったノアが我に返ると、胸の中で小さな頭がモゾモゾと動く。

 それから、スポンとSEが流れそうな勢いで少女の小さな顔が現れた。

 その顔は顎辺りが少し潰れており、なんとも幼女感が凄い。


「うん、大丈夫!」


 瞬間、ペカーッと光を放つが如く少女の笑顔が輝く。

 あまりの屈託のない笑顔に、途端にノアの毒気が抜かれてしまった。


 もとより、ノアはそこまでの毒気は無かったが、先ほどのぶつかった罪さえ浄化させてしまう威力。

 なんだこの恐るべき幼女は――と、いい加減いつまでも抱いているわけにはいかない。


 もはや抱きしめていることに妙な犯罪臭すら感じ始めた頃、ノアはようやく両腕を解放した。

 すると、そこからゴロゴロと横に転がって脱出する謎の少女。

 黄色を基調とした隊服を着ている辺り、やはりここの隊員の一人らしい。


 ノアもその場で上体を起こすと、改めて目の前の少女の姿を観察した。

 目の前の少女はブロンドの髪を腰まで伸ばし、瞳は溌剌とした橙色をしている。

 また、耳の位置にケモ耳、腰には小さな尻尾が生えているのも特徴的だ。


 しかし、何よりも一番目に付くのは、左腕にある金属光沢の帯びた義手。

 半袖の格好であるために、左右の腕の違いがよりハッキリわかる。


 隊員であるということは、大抵アビス関連で入隊することが多い。

 つまり、目の前の少女の腕もきっと――、


「あの、どちらさんなの?」


 割り座の状態で座りながら、少女が話しかけてくる。

 どうやら新顔の自分のことが気になっているようだ。

 となれば、アルスに頼まれた手前、しっかり挨拶せねば。


「僕はノア=フォーレリア。ノアでいいですよ」


「のあ.....? どっかで聞いたことあるような......のあ、ノア......あ、英雄さんじゃん!」


 瞬間、脳裏にピンと来たのか少女が興奮した様子で反応する。

 それから、少女は高い身体能力でぴょんとその場で立ち上がると、自己紹介を始めた。


「初めまして、英雄さん! イノは、イノ=ロックフェルト! 十九歳!

 特技はアビスを倒すこと! それから、目標は『嫉妬』のアビス王の撃破です! よろしくお願いします! 」


 もはや全身から迸る元気エネルギーで周囲が歪んで見るほどだ。

 しかし、それ以上にノアを驚かせたのは――まさかの年上。

 見かけだけで言えば、百四十センチぐらいであり、しゃべり声の高さも相まって小学生感がものすごい。


 だが、年上だ。その違和感に、ノアの思考が少しだけ乱れる。

 先程まで沸いていた庇護欲が一瞬にして失礼なものに変わってしまった。

 しかし、それでも不思議と沸き起こるこの庇護欲はどうしたものか。

 ともあれ――、


「あんなに急いでどうしたんですか?」


「なんで敬語なの?」


「いや、僕の方から年下だから......」


「なるほど。だけど、英雄さんに気を遣ってもらうのはこう.....ムズムズする!

 だから、普段通りにしゃべって大丈夫! じゃないと逆に怒るよ!」


「それはそれで怖いもの見たさがあるような.....」


 見かけが小学生だけに、どれがけ怒ったり威嚇しても可愛さが抜けきらないのだろう。

 というか、なんなら可愛いだけで終わるかもしれない。

 とはいえ、初対面を相手にそこまで踏み込むわけにもいかないので、一旦保留。


「それじゃ、改めて。あんなに急いでどうしたの?」


「実はこれから武器研究室に向かう所だったの。

 そこでイノの強化してもらったアビスリングを取りに行くところだった」


「え、アビスリングって本当に強化できるの!?」


「出来るみたいだよ。話を聞いた限りではだけど。

 でも、少しだけとか言ってたかな?」


「いや、それでも全然ありがたいよ。

 僕も少しでも戦闘力を上げれるならそうしたいし」


「なら、一緒に行こー! こうして出会ったのも何かの縁。

 イノももう少しお話して、英雄さんと仲良くなりたいです!」

読んでくださりありがとうございます。


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