ハロウィンのお菓子-2
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女は、一軒家の前に下り立つと、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達が来るのを待っていた。
「来たか」
「先生、速いよ」
「私はこの後も、学校に帰って仕事をしなきゃなんだよ。お前達だって宿題があるだろ?」
「……はい」
「それじゃ、チャイムを押すぞ」
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女が、チャイムを押すと玄関が開き、家の中からランクが紫‐0の魔女が出て来た。
「よくいらして下しました」
「あっ、魔女様、お帰りなさい。無事で良かったです」
ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達が、お辞儀をしながら言った。
「ありがとう」
「お菓子を受け取りに来た。早速、頼む」
「はい、わかりました」
ランクが紫‐0の魔女は、杖を出現させ、人が通れるぐらいの楕円を描くと、その中に入って行った。
「お菓子は、この異空間の中にある机の上にあります。この中は、温度が低く設定されていて、時間が止まっています。お気をつけてください」
「わかった。ありがとう。お前達行くぞ」
「……はい」
異空間の中には、縦、横2mの大きさの机が10個あり、その上にお菓子がピラミッドの様に、山積みになっているものが5個あり、机に上に何も置かれていない物が5個あった。
「同僚達は、もう受け取りに来てたのか……」
「はい、朝早くに来て、少し貰って行くと、4人で半分は持っていきましたわ」
「だから、朝、休憩室に行く廊下で会った時に、半分ぐらいは残ってるから大丈夫だろって言われたのか……」
「あの、もしかして魔女様と先生達が、作ってくれたんですか?」
「人間さんが、ほとんど作ってくれたのよ。私と魔女様方は、少しお手伝いをしただけよ」
「そうだったんですか……。ありがとうございます。これ、お礼にどうぞ」
ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、それぞれの異空間にしまったお菓子を、ランクが紫‐0の魔女とランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女に、1つずつ手渡した。
「ありがとう。大切に食べるわね」
「いいのか?」
「はい、お礼です。人間さん達には、今すぐお礼は出来ないけど、先生と魔女様には、直ぐにお礼が出来るから……」
「そうか、ありがとう」
「はい」
「それじゃ、お前達帰るぞ」
「はい」
魔女達は異空間からでた。
「魔女様ありがとございました」
「いいのよ、気を付けて、帰って下さいね」
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女と、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、指を1回鳴らし箒を出現させると、箒にまたがり上空へ舞い上がって行った。
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