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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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平和になりすぎて冒険者ギルドが倒産 ~魔物退治を日々頑張ってきたのに、希少生物絶滅罪で国外追放だとは。僕のいなくなった祖国は、復活した魔王に乗っ取られました~

作者:ん
ただ魔物から人々を救いたかった。平和な国にしたかった。皆の笑顔が見たかった。必死の努力の結果、国内の魔物根絶に見事成功。その結果、魔物退治の仕事はなくなり、冒険者ギルドは倒産となった。さて困ったぞ。明日からどうしよう……。さらに追い打ちをかけるような悲劇が待っていた。
 
「きぃーーーーーーっ。希少生物を絶滅させたですって? 許せませんわ。命の重さは、人間も他生物も同じですのよ!」と、串焼き兎肉を頬張りながら憤る王妃。国王も彼女に同意。僕たち冒険者は『希少生物(魔物)絶滅罪』で鞭打ち&国外追放の刑となった。
 
ところで、僕の特殊スキルは<トランス>。凄まじい破壊力を持つ【ネオ・バーサーカー】と化す。ただし普通のバーサーカーとは違い、人並みの知性を保っていられるのだ。
 
それでも所詮はバーサーカー。行動は滅茶苦茶だ。いつも余計なことを派手にやらかしてしまう。特に最悪だったのは、最後に魔物軍と戦ったときのことだ。敵将は魔王(超美少女)だった。なんと、瀕死となった彼女を口説いていたらしい。(でも僕、ネオ・バーサーカーのときの記憶は、すべて消えちゃうんです!!)
 
口説かれた魔王(超美少女)は、三年後に蘇生。僕との再会にやってきた。しかし僕は追放されており、国内にはいない。それを知った魔王は大激怒。冒険者ギルドは倒産しているので、立ち向かう者は皆無。国王と王妃は奴隷にされた。
 
あるとき、僕のもとに王室からの使者がやってきた。「どうか、ご帰国ください」「帰国? うわっ、めんどくさぁ~」
最終話
2022/06/17 23:12
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