第十二話 早馬と新顔
変化は、まず、速さで来た。
返書が、ふた週間で来たのである。
モレン伯が普請の件で王都に伺いを立てたのが月の頭、返書が着いたのが月の半ば。読み上げを聞いた参事会は、内容より先に、日付を二度確かめた。六十年、この町の時間は「王都とはひと月」で刻まれてきた。問いを発してから答えが来るまでに季節が動く——だから辺境は自分で決めるしかなく、自分で決めてきたのである。それが、ふた週間。問うた者がまだ問いを覚えているうちに、答えが来る。
「……返事が来るんじゃ、迂闊なことを訊けんな」
羊毛組合の親方のこの一言が、変化の本質を、たぶん一番正しく言い当てていた。
速さの種は、道である。ミュレ谷筋の街道に、王室の普請方が入った。といって、新しい道を引くのではない。ある道を、直すのである。銀の時代、鉱車と隊商が往来した道の路盤は、六十年の草の下に、まだ生きていた。切通しはそのまま使え、橋は橋台が残っているから板を渡し直すだけでいい。崩落を除け、宿場に東方便の替え馬を置く。それだけのことで、王都までの旅程は目に見えて縮み、東便は月二度から週一度になった。
クローセンの荷駄宿は、積み替えの荷と人足で膨れ上がり、噂の鮮度が上がった。以前は尾鰭が三重に付いてから上がってきた王都の話が、今は一重で届く。おかげで酒場の与太の質が落ちた、と嘆く者もいる。育ちきる前に正解が来てしまうのである。
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変化は、人でも来た。
下町の柵は、二度目の拡張をした。柵の外の掘っ立ては数えるのをやめた。人別の帳面は月末ごとに厚くなり、書き役が二人に増え、それでも「追いついとらん」は追いついていない。谷筋の村々から、身一つの若いのが、板と樽の下る道を遡ってくる。ハルデンの実入りの噂は、道が縮んだぶんだけ遠くまで届くようになり、届いた先から人が来る。
そして、来た者の幾人かは、町を素通りした。
最初に気づいたのは、湖岸の水位標の当番である。朝の読みに下りた加工場の番が、湖の南寄りの岸——町の桟橋から半刻ほど離れた葦原の切れ目に、煙が一筋立っているのを見た。数日後には小屋掛けが見え、その数日後には煙が二筋になった。
様子を見に行ったのは、オルドとテオである。いたのは、下流のずっと先の村から来たという、若い者が三人。悪びれる風もなく、掘っ立ての前で魚を焼いていた。
「魚は、獲っても減らねえって聞いたんで」
言い分は、それで全部だった。そして、その言い分に返す言葉を、テオは持ち合わせていなかった。事実、減らないのである。水は飲める。薪は森の縁で拾える。雨露は小屋が凌ぐ。誰の畑も借りず、誰の親方にも頭を下げず、掌ほどの網ひとつで、人が生きていけてしまう岸辺が、そこにあった。
参事会は、困った。
追い払う根拠が、無いのである。あの湖は誰のものか。半年前まで存在しなかった水域である。王国の法にも、町の帳面にも、あの水の持ち主は書かれていない。町の決まりは町の者を縛るが、あの三人は町の者ではない。税を取ろうにも人別に載らず、載せようにも本人たちに載る義理がない。
「……せめて、心得だけは叩き込んどけ」
結局、決まったのはそれだけだった。翌日、ヨスト爺が半刻歩いて出向き、三人を並べて座らせ、岸だけ、霧に近寄るな、夜は水から離れて寝ろ、を、日暮れまでかけて講釈した。若い三人は神妙に聞き、爺の帰り際に焼き魚を持たせた。爺は受け取り、帰り道でテオに言った。
「……ああいうのは、これから増えるぞ。魚の湧く岸ってのはな、坊主、人も湧くんだ」
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変化は、荷馬車でも来た。
王都からの増員——学芸院の若手が三名、画工が一名、護衛が十名——が着いた日、ハルデンの坂は半年ぶりに隊列で詰まり、婆様は半年ぶりに隊列相手の商いをやった(今回は誰も筵を二度見しなかった。メロージェの名は、先に噂で着いていた)。
観測台は、にわかに賑やかになった。若手たちは着いた翌日から、ローデン老に追い立てられて持ち場に散った。一人は水位標と湖の数取りへ、一人はヴァリクの図引きの助手へ、一人は楽園鳥の張り込み小屋へ。王都で椅子を取り合った俊英たちが、辺境の草地で鳥待ちの当番表に組み込まれるまで、三日とかからなかった。
そして、この新顔たちの最初の仕事は、実のところ、驚くことだった。
博物方の若手は、着いて二日目に湖で主を見た。数取りの最中、百歩先の水面を牛ほどの背が悠然と横切り、若手は数取りの札を取り落とし、隣で網を繕っていた漁の古株が、顔も上げずに言った。「ああ、主だ。数に入れんでいいぞ、あれは」。若手はその晩、王都の学友に宛てて手紙を書き始め、三行で筆が止まった。見たままを書けば正気を疑われ、控えめに書けば嘘になる。結局その手紙は「来て見ろ」の四文字に落ち着いた。
測量助手の若手は、初めて水位標を読みに下りた朝、沖の霧を見て足を止めた。動かない霧のことは報告書で読んでいた。読んで知っていることと、灰色の水平線に白い塊が音もなく在ることとは、別の事柄だった。傍らを、加工場の女が天秤棒を担いで平然と通り過ぎ、通り過ぎながら「今日は近いね」と言った。近い、で済むのか、と若手は思い、ひと月後には自分も「今日は近いな」と言うようになる。
護衛の兵の一人は、楽園鳥の実の話を、着任の晩の飯場で聞かされて、鼻で笑った。鳥が止まると実が生る? 御伽噺にも筋というものがある——翌朝、古株が黙って焼き実をひとつ、兵の椀に載せた。
「疑っとる顔に食わすのが、一番早いんでな。……言っとくが、婆様のメロージェじゃねえぞ、こいつは。授かり実だ。ありがたく食え。もう、これで最後の一個なんだ」
兵は食い、うまい、と言い——実際、メロージェとはまるで違った。焼いてあるのに瑞々しく、甘さの奥に日向の匂いがした——それから、最後の一個とはどういうことだ、と聞いた。古株は待ってましたという顔で、飯場中に聞こえる声で、語り始めた。この話を新顔に語るのは、下町の古株の特権なのである。
——あれは春先、柵を建てて間もない頃よ。あの鳥が、一度だけ、下町まで来たことがある。
朝方、柵の杭に、見慣れん小鳥が止まった。雀よりちょいと大きい、胸のあたりが夕焼けみてえに光る鳥だ。ほう、と皆で眺めとるうちに、鳥は飛んでった。で——杭が、芽を吹いた。伐って、削って、打ち込んで、どこからどう見ても死んどった杭が、その日のうちに葉を広げて、三日後にゃ、実を三つ付けた。それが授かり実よ。一つはその場で皆で分けて食った。一つは婆様が(検分だと言って)食った。最後の一つを、俺が焼いて取っといた——それが、あんたの腹ん中だ。
鳥はそのまま帰るかと思いきや、芋畑の上を、ふうっと一回りしてった。それだけだ。触れも止まりもしとらん。——その芋畑がな、兵隊さん。秋を待たずに、掘っても掘っても芋が出た。畑の主が肥やしの量を訊かれて答えられんで、しまいにゃ「鳥だ」としか言わんようになった。今じゃあの畑、下町で一番の出来だ。
「で、ここからが本題だがよ」
古株は声を落とした。飯場も釣られて静かになった。皆、先を知っている話である。知っていて、聞くのである。
——欲をかいた奴が、一人いた。荷役の若いのでな、こいつが、あの鳥をどうにか捕まえようと、杭の傍で網を持って飛びついた。鳥はひらりと躱して、飛び際に、糞をひとつ、若いのの顔のど真ん中に引っ掛けてった。ざまあみろ、と皆で笑った。若いのは井戸で顔を洗った。洗って、振り向いた——。
「……振り向いたら、どうなったんです」
「男前になっとった」
「は?」
「五割増しでな。嘘だと思うだろ。俺も思った。だが皆が見とる前で、洗う前と洗った後で、顔が違うんだ。肌の荒れが消えて、目元の傷まで薄うなって。本人が一番魂消とった。……今じゃあいつ、下町一の色男で通っとる。元手は鳥の糞一発よ」
飯場がどっと沸き、兵は笑い、笑ってから、笑いが途中で止まった。皆が同じ道を通る。笑い話として聞き、笑い終える頃に、これが笑い話でないことに気づくのである。
女衆の顔色が変わったのは、その井戸端の当日からだという。見違えた色男に、ではない——いや、それも半分はあったろうが、残りの半分は、もっと切実な勘定だった。男の顔で、あれだけ効いた。なら、女に効いたら、どうなる。傷が消えた。荒れが消えた。国のどこの薬屋にも、どこの高級な化粧の品にも、できない相談である。実例は、たったの一件。一件だが、皆が見ている前で起きた一件である。
かくして下町には、誰が決めたのでもない、常設の頼まれ事がひとつ生えた。曰く——楽園鳥の糞を見つけたら、拾って来ること。買い手は幾らでもいる。相場は、言い値。
達成した者は、今のところ、いない。鳥がどこを飛ぶかは誰にも読めず、観測台が張り込み小屋まで建てて待っても姿を見せず、落とし物は(顔で受けた一件を除けば)一度も見つかっていない。見つかっていないのに、酒場では効能の相場だけが育っていく。肌に効く、傷に効く、髪に効く(この説を唱える者が一番真剣である)。現物なしで値だけが育つ商いに、そのうち偽物が湧くだろうことは、モレン伯でなくとも読める。
「ま、そういうわけでな、兵隊さん」古株は締めた。「授かり実ってのは、生っとるのを拾うもんじゃねえ。授かるもんだ。今でもな、伐採場の連中が、月に一度か二度、森ん中で見つけてくる。鳥が止まったのを運よく見た奴もおるし、鳥は見とらんが、昨日まで何も無かった枝に実だけ生っとった、って口もある。見つけた奴のもんだ、ってのが決まりでな。だから皆、森に入ると、ちょいと枝を見上げる癖がついた。……杭の三つは、その走りよ。下町に直々に届いた分ってことで、格が違うんだ。次に直々のがいつかは、鳥に訊いてくれ」
兵はその晩、空になった椀の底を、長いこと見ていた。実の甘さは、御伽噺の筋の通らなさを、一切解決してくれなかった。解決しないまま、うまかった。しかも、直々の分の、最後の一個だった。
町の側は、この一連を、大いに楽しんだ。半年かけて驚き終えた者にとって、驚く顔ほどの馳走はない。断崖の夕涼みに新顔を連れ出して魔境の全景を見せる、というのが早くも接待の定番になり、絶句する王都者の横で、婆様連は編み物の手を止めない。誰かがこの遊びを「初見の顔見物」と呼び、呼び名の付いた遊びは、続く。
画工のレンは、着いて早々、仕事の多さに音を上げた。
何しろ、何もかもが「まだ一枚も描かれていない」のである。断崖からの全景。森の外縁。巻き上げ機。湖と、沖の霧。そして、狼。
描く傍から、注文も付いた。婆様が焼き実の看板絵を頼みに来た。参事会が帳簿の口絵(なぜ帳簿に口絵が要るのかは誰も説明できなかったが、あれば立派だという点で全員が一致した)を頼みに来た。レンは王都では十年、祭壇画の下塗りで燻っていた男である。生まれて初めて、絵が足りないと言われる土地に来て、燻りは三日で消えた。
狼を描いたのは、着いて十日目である。
伐採場の南の張り出しで、狼の群れが検分に現れた朝だった。いつもの口笛、いつもの手の停止。レンは木炭を構え——構えたまま、動きを止めた。
話には、聞いていた。でかい狼だ、と。王都を発つ前に読んだ報告書にも、体高、体長の推定値は載っていた。数字は、頭に入れてきたつもりだった。
実物は、数字ではなかった。
百歩の距離を置いてなお、それは「大きい犬」には見えなかった。座っている一頭の肩が、傍らの切り株より高い。頭を下げて地面の匂いを嗅ぐ仕草——犬なら愛嬌のはずのその仕草が、あの図体でやられると、地面ごと何かを検分している大掛かりな作業に見える。何より、静けさが違った。あれだけの目方が下生えを渡って、音がしない。レンの膝が、絵より先に、正直に答えを出していた。あれは、人間の側の生き物ではない。
その横で、伐採場の古株が、欠伸まじりに口笛へ手を挙げているのである。
「……あんたら、よく平気ですね」
「平気なもんかい」古株は笑った。「半年かけて、平気の顔を覚えただけよ。あいつらが心得を守っとるうちは、こっちも平気の顔を守る。それだけだ」
その日の遠望図——百歩先の五頭を、震える線で捉えた一枚は、後に王都で刷り物になり、想像図しかなかった王都の民が初めて見る「本物の東」になる。震えは、修正されずに刷られた。彫り師が、震えごと彫る値打ちのある線だと言い張ったからである。
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ファルクの写しが着いたのは、その週の東便である。
便の束の中に、大灯座書庫方の封蝋を見つけたとき、ファルクは自分の手が一拍止まるのを感じた。ふた月と踏んでいた返書が、道の縮んだおかげで、半月早い。心の支度のほうが、道に追い抜かれた。
その晩、ファルクは監督府の客室に灯りを二本立て、卓の上に、二つのものを並べた。
右に、この半年の聴き取りの書き付け。テオの言葉、ペルの言葉、ミロの言葉。昼が夜に。数え切れぬ星。望の月。星の透ける傘。五つの灯り。眠らせて、還す。
左に、届いたばかりの写し。二百年前の異端者の、序章の数行。イーヴォの手蹟は震えのない見事な写字で、一字一句、ファルクの記憶の通りだった。記憶の通りであることが、まず、こたえた。十年前に「詩人の世迷い言」の棚に放り込んだ数行を、自分は一字も忘れていなかったのである。
闇には月ありて、月の下を、まどろむものが渡りゆけり。
——望の月で。真ん丸の。ばかにでかくて、白うて。
それの渡るところ、あまたの小さき灯りが従い。
——近くで見りゃ泡でした。遠目にゃ、灯籠が浮いとるようで。
灯りに触れしものは、痛みなく眠りて、眠りのままに還さるる。
——一昼夜寝て、腹が減って、起きました。
ファルクは、二枚の紙の間を、幾度も、幾度も、目で往復した。往復するたび、逃げ道が一本ずつ塞がっていった。偶然の符合。記憶の混同。証言の誘導。審査官が異端の「奇跡」を潰すときに使う道具の一つ一つを、ファルクは自分の前に並べ、一つずつ、使えないことを確かめた。
夜半、ファルクは筆を置いた。書き付けの新しい頁に、彼が最後に記したのは、判定の文言ではなかった。判定は、まだ、誰にもできない。記したのは、事実の確認だけである。
——イェルデの記せし「まどろむもの」と、東方の湖上に在るものとの間に、外形・随伴・作用の三点に亘る一致を認む。本官の記憶に非ず、写本の字句に拠る。照合、了。
照合、了。十年の審査官人生で、幾百度書いたか知れない結びの二字である。書き慣れたその二字が、今夜ほど重かったことは、ない。
それから、ファルクは写しの送り状を、もう一度手に取った。規則の書式の末尾の、規則にない一行。
——師よ。序章を、読みました。
王国で、この一致を知る者は二人。二百里を隔てて、二人。ファルクは長いこと、その一行を見ていた。それから灯りを一本消し、残る一本の下で、返信の書き出しを、書いては消し、書いては消し——結局その晩は、宛名から先へ、進まなかった。
読んだ者に、何と言ってやればいいのか。読んでしまった者同士の言葉を、ファルクはまだ、持っていなかった。
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同じ東便は、もう一通、重い封書を運んでいた。
尚書局から、モレン伯および東方調査団の宛て。件名、東方湖沼資源調査の実施について。国費をもって調査用の舟二艘を建造し、人員を派し、湖の全域——水深、水質、資源の分布、及び「湖上気象」——を調査すべし。
読み上げを聞いた参事会の広間は、しばらく、静かだった。国の舟。町の決まりの外の、国の舟が、あの湖に浮かぶ。全域、の三文字と、湖上気象、の四文字が、それぞれの頭の中で、それぞれの顔を連れてきた。
その顔の一つは、岸の草地に座っているだろう。もう一つは、燻し棚の前で火を掻いているだろう。
モレン伯は封書を書記に渡し、しばらく指で卓を叩いてから、言った。
「……帳面を、新しく一冊、綴じておけ」
変化の季節の、この老人なりの、迎え方だった。
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## 観客席・その九
うちの盤面、家賃ゼロ食費ゼロの物件が出ました。
湖畔の勝手小屋ね。あれ、冷静に考えてすごいよ。魚は無限、水はうまい、薪は拾い放題。働かなくても死なない土地って、あっちの世界(俺の元いた方)じゃ、ついぞお目にかかれなかった代物ですよ。それが俺の盤面の岸辺に、当たり前の顔で成立してる。親孝行(鯛)の経済圏、ついに定住者を養い始めた。ヨスト爺さんが半日歩いて心得の出張講義に行ったの、あれは良いものを見た。教育もタダ。福祉国家か、うちの湖岸は。
あとは、画工さんね。うちの森、初めて絵になりました。狼の遠望図、俺も後ろから覗いたけど、あれは良い絵だ。震えてる線がいい。怖がりながら描いた線ってのは、写しようのない情報が乗るんだな。
それと「初見の顔見物」、あの遊びは俺も一枚噛ませてほしい。新顔が主を見て札を落とすの、断崖の婆様連と同じ気持ちで観てるからね、俺も。初心っていいよな。思い出すよ、俺の初心。……俺の初心は数秒でオーバーフローに殴られて終わったけど。
それと国の舟が来るらしい。湖の全域調査。全域って、あれだぞ、霧のとこも入るぞ、多分。町の人らの顔が一斉に曇ったの、断崖の上からでもよく見えた。……面白くなってきたな、とか言うと不謹慎なんだけど、観客席の住人としては、正直、次の演目の幕が上がる音がしてる。
あの司祭さんの部屋の灯り、今夜はずいぶん遅くまで点いてたし。
何を読んでたんだろうな。




