80:奥義Part2
章の名前がダサいのは知ってます。伏線なので慣れて貰えると有難いです。
うーん、どうしてこうなった。まず魔法を増やす練習として、ミラージュで作った鏡に光魔法反射させてみたわけよ。そしたらさー、なんかミラージュ進化した。
その名も、【カウンターミラー】。実はこれって結構ぶっ壊れなんだよなぁ。光線系の攻撃の威力を2倍にして跳ね返すとか言う。
で、二つ出して無限反射させて2倍に増やす原理を解明してたわけよ。そしたらね、うっかり鏡消しちゃって森一帯消滅しかけた。まぁ咄嗟に空に反射させたからいいんだけどね。ここから見えてる星がひとつ潰れたけど。
そんなこんなである程度魔法増幅のコツは手に入れた。とりあえず今の段階だと2倍だけかな。翠龍みたいにコピペしまくって魔法一つ分の手間で森作ったりは出来ないんだけど、まぁ使えないことはないだろう。
と思ってたら翠龍が来た。
「まさか貴様ァ……自力でやったというのか……この魔法の開発を!」
え?なんでビックリしてるし。やらせたの翠龍じゃないの?うーん、分からん。
「本当にあれを本気にするとはのぉ。あれは龍の間では鉄板のジョークなのじゃが。ワシもまさか貴様に出来るとは思っとらんかったのじゃ。」
えぇ、なにそれ知らない。何?『おい、奥義よこせよ。』『自力で習得してみろよ。』『出来るわけねーだろ。』『『HAHAHA!』』的なノリだったのかな?
「いやいやでも翠龍さん?冗談にしては相手が誤解した時大変じゃありません?」
「いや何、誤解するやつも多くおったわ。それで失敗するのを笑うのもまた鉄板じゃったしな。なに、龍の寿命は永い故、たかが100年程度の修行期間を取られて怒るやつ等おらぬわ。」
そっかー、龍って基本時間の感覚がズレてるわけね。それで俺が修行してても止めなかったと。ハハッ、許せん。
「ということは最初から俺に奥義を授ける気はなかったということですかねぇ。」
「いや何、そう怒るな。ほれ、基礎を理解した貴様なら、ワシの鱗を食えば勝手に奥義が使えるようになるわい。」
なにそれ便利。という訳で鱗を実食……というか鱗かこれ?いやなんかゴム膜みたいな感じ?そもそも翠龍パイセン風船だし。どうしろと。とりあえず生で行くか!
「どうじゃ、美味いか。」
いや自分の味聞くとか相当クレイジーかよ。というかやっべぇ。もうなんか身体中が熱いし苦しい。初めて竜食べた時みたいな感じ?あ、遺伝子情報取得した。で、これがスキル……?何この情報量……。うぅ、頭が……割れる……。バタッ。
「おーい、起きろ!起きろ!」
うぉう、目が覚めたぜ。あーやばかった。今回ばっかりはさすがに死ぬと思ったぜ。まぁいいや、早速奥義解放!とりあえず水でも作ろうかな。さーて、何百倍に増えるかな?
そう思いつつ俺が見たのは、正しく衝撃としか言いようのない光景であった。
「いやなんで3倍にしか増えてないねん!」
はぁ……はぁ……驚きのあまりエセ関西弁が出たぜ。というかこれどゆこと?まぢありえないんですけど〜。
「ほう……この魔法は貴様と共に成長するようじゃな。なに、貴様が強くなればこの魔法だってワシにも匹敵するじゃろうて。」
そこまで辿り着くのに何年かかるんですかねぇ。スライムの寿命ってどんくらいなんだろ。それによっては永遠に翠龍クラスの奥義は使えないかもしれん。
「まぁそれは良いではないか。どれ、試しにそこの虎の死体に死霊魔法を使ってみぃ。」
死霊魔法?普通に一気に3体眷属化出来るだけじゃないの?とりあえず魔法ポーイ。ん?数増えてすらいなくない?何この産廃感。
そう思ってた時期が私にもありました。いやー、やっぱ死霊先輩流石っすわ〜。まさかこんなことも出来るとはね。
何が起きたかというと、死霊魔法が虎に着弾した瞬間、死体が3つに増えて起き上がった。何言ってんのか分からんでしょ?でも実際死体がプツッて増えたわけ。で、眷属が三体できた。
「「「我らがティガ族三人衆、是非ともお役に立たせていただきましょう!」」」
という訳で取り調べなう。まぁ本人達に確認してみたところ、誰も生前の記憶は持ってないらしい。気がついたら眷属として意識を持ってたと。闇が深いな。
で、当然生きてた頃とか関係ないんだから、人格もバラバラ。さっきはカッコつけてセリフまで揃えてたけど、実際の所ヤンキーとサイコパスと真面目くんみたいな編成になってる。キャラ濃すぎかよ。
まぁその三人で共通しているところは、全員アホだということ。まぁセリフ示し合わせたりしてる時点で御察しかな。まぁとりあえず魔法の分裂がキチガイ性能ってのは分かったから良し。
最近なかなか更新できなくてすんません。金土日で話数は死んでも合わせていく覚悟なので、今後ともよろしくお願いします。




