18:異世界グルメ
いやー、やっと入国できたー!いや王様話長い。なんで3時間も話し続けるかなー。校長先生も話長いっていうし、やっぱ上に立つ人って話長くないとダメなのかな?なんて思ってたらくっころ騎士の爆弾発言。
「実は、この国と我が国の仲は決して良好とは言えません。何かを企んでいるやもしれませんので、お気をつけなさるよう。」
えぇ……仲悪いの?仲直りしろよ。だるいわー。
まぁそんなことはほっといてこの国の料理を堪能しよう。と早速美味しそうな屋台発見。何これ串焼き?異世界では定番のメニューだね。って言うとやっぱり魔物の肉なのかな?
「へい店主さん!これは何の肉?」
「旅の人ですかい?これはこの国名物、カジキの串焼きですぜ!最近大物がかかりましてねー、お安くなっております!」
へー、カジキ。是非とも食べたいしかし残念、お金が無い。諦めるか。
と言うとでも思っていたのか!とりあえず採掘の過程で取れた金を、道中で見かけた金貨の形に整える。そして払う!と、店主が目を丸くする。
「い、いいんですかい?!旦那!」
ふっふっふ。やはり金貨は相当な価値があるのだろう。しかし銀や銅もある中で、敢えて金貨を払ったのには理由がある。
そう!人生で1度は言ってみたいセリフを言う時が来たのだ!
「釣りは要らん。持ってけ。」
決まったァァ!そしてカジキを10本ゲット。あれ?1本しか頼んでないんだけどなー。
「ありがとうございます!残りの9本は感謝の気持ち!到底10本程度で返せるものではありませんが、せめてお受け取りください!」
あ、そんなにするの?金貨の価値ってそんなに凄い?そういやさっき見かけた金貨って魚丸5匹と交換してたような。
あれ?あの魚ってカジキじゃね?もしなくても払いすぎた?後から聞いてみると大体平均的な人の20年分の給料に値するそうな。気まずっ。
という訳ですごすごと近くの宿にすっこんだ。
で、カジキの串焼きを食べる。もう感動。この串焼きが美味しいのもあるけど、今世で初めての調理されたものだもんね。どんなんだよ。
というかくっころ騎士泣いちゃってるよ。よく考えたら俺と同じもの食べてたもんね。毒蜘蛛とか人の食べる物じゃないもんね。悪いことしたなぁ。
で、肝心の味の方はねー、もうやばい。マグロの大トロにも引けを取らない旨みが、焼くことで凝縮されている。もう噛むとジュワーっとなるの。ジュワーっと。
んでかかってる果汁がいい仕事してる。いくら食べてもさっぱりだからね。全くしつこくない。とりあえず分裂体にも分け与えて、俺の記憶からレシピを分析させてる。
分裂体ってやっぱ万能だよね。下手したら俺より優秀かも。うん。
で、明日からはまた仲間を探しに行く。ついでにこの国にあるという宝具をコピーしに行く。え?犯罪?チッチッチッ。バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。
〖名無し〗
種族:コボルト(眷属)
Lv :41/50
HP :∞
MP :500/500
攻撃力:60
防御力:50
魔法力:1200
素早さ:2000
能力:【暗視】
スキル:【風魔法Lv5】
称号:【眷属】




