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七彩武装(プリズムアーマーズ)  作者: 松岡透
第1章 風の国 フローラ編
19/24

第17色 チャット

皆さん!お久しぶりです!


私です、ユッカこと神谷友夏里です!


夢幻の零章が一段落したので、連載を再開します!


これからも、七彩武装をよろしくお願いします!

全国一斉学力テストから一週間後の桜中で...


私は、5時間目の数学の課題...平方根(へいほうこん)のプリントをしています。


この前のルナくん...星影(ほしかげ)くんの数学教室から、私はすっかり数学好きになっていました。


プリントをそこそこのスピードで片付けて、隣の席の男の子...幼馴染みのコノッチこと、桐谷(きりたに)木葉(このは)に話しかけます。


彼も、一応秀才なので、この程度の問題なら私なんかより早く終わらせることができます。


「コノッチ?」


「? 友夏里、どうしたの?」


「最近、『向こうの世界』に行ってないよね」


「まあ、学校の方が忙しいからね...」


そう。ここ一週間、一度も向こうの世界...精霊大陸『イノセンス』に行って(トリップして)ないので、そこそこ欲求不満なのです。


この一週間の間に、一応全員のRAIN(レイン)は交換して、『七彩武装』のグループも作っています。


そこで繰り広げられるのは、向こうの話...ではなく、ただの雑談。


主に、ラノベの話とか、ゲームの話とか...アニメの話とか...


はい。主に使っているのは、私と星影くんです...が、実は、ヒカリちゃん...未来(みく)ちゃんも、相当のオタクでした。


未来ちゃんの専門は、どちらかと言えばゲーム寄りでしたが...


でも、私たちと同じレベルのラノベ知識もあるので会話が弾みました!


嬉しい!


あれ?話が大筋からだいぶそれているような気がしますが...


まあいいでしょう。


そう言えば、最近星影くんに薦められたゲームを始めたんですよ。


これがまた面白くて...


「...り? 友夏里?」


...って、そうだ!コノッチとの会話の途中だったんだ!


「ごめんごめん、ぼぉっとしてた」


「大丈夫...?」


「うん、一応...」


でも、頭は大丈夫じゃないかも...


げふんげふん。


本題に入ろう。


「一応、次の日曜日に行けるかどうか聞いてみようよ」


「うん...というより、向こうにいってるときにはこっちの時間は止まっているわけだし...時間がないって言うのはあり得ないんだけどね」


じゃあ、家に帰ったらRAINで聞いてみよう。


「こらっ!お前ら、なにしゃべってるねん!プリント二人だけ増やすぞ!」


やば...会話が数学教師に聞かれてた!


「『向こうの世界』とか、『時間が止まる』とか、二人してアニメの見すぎや!」


「私は原作厨です!」


「...は?」(←数学教師のキョトンとした顔)


途端、教室にどっと笑いが起こる。


は、恥ずかしい...


でも、私がオタクというのは周知の事実!


そこは胸を張れる!


張る胸ないけど!


─────────────────────────


【RAIN 七彩武装 チャットルーム】


【ユッカ】全員、しゅーごー!


...................................。


【ユッカ】なんで誰も既読つけないの?!


【ヒカリ】...あのー、そんなすぐに既読ついたら逆に怖いですよ...?


【ユッカ】あ、未来ちゃん! 


【サン】こんにちはー...あ、私一番乗りじゃなかったっぽいね...


【ヒカリ】ご、ごめんなさい...


【ユッカ】えっ?なんで謝るの?!むしろ一番乗りって普通誇ることだよ?かわいいから許すけど!


【ヒカリ】は、ははは...


【ルナ】おいおい、なんの茶番だよ、これは。まあ、「なんで誰も既読つけないの?!」ってカキコは吹き掛けたけどな。


【キラ】こんにちはー。今日は、どのようなご用でしょうかー?


【ユッカ】あ、そうだった。えっと、みんな、次の日曜日、『向こう』いかない?


【ルナ】あー、そういや、最近向こうにいってねぇな


【ヒカリ】行きますか?


【サン】まあ、体鈍ってきたしね...あの『グニングル』って言う武器、試してみたいし。


【キラ】サンさんって、意外と脳筋なんですねー。


【サン】キラ先輩のビルドには負けますけどね...あれってもしかしてSTR(ストレングス)一極ビルドですか?


【キラ】流石に一極ではないですよー。少しだけVIT(バイタリティー)にも振っていますよー。


(IAOの武器強化システム


それぞれの武器のレベルが1上がると、強化ポイントというものを3ポイントもらえる仕組みになっている。それを5つのステータスに自由に割り振って強化することができる。因みに、強化ポイント1ポイント当たり、ステータスは3上がる)


【ルナ】じゃあ、どんな風に振ってたんだ?


【キラ】...ちょっと確認してきますねー。


【キラさんが退室しました】


【ユッカ】...で、結局いくの?


【テルル】ちょっと待ってください!いま入室しました!ログ読むまで待って下さ


【ルナ】行くだろうな。行けない理由と行かない理由がない。


【テルル】少しぐらい待って下さいよ!


【サン】そうですよ!テルル先輩はいま来たんですよ?!


【サン、テルル以外】............。


1分後...


【テルル】なるほど...僕は特に問題ないですよ。


【ユッカ】テルルがいけなくても勝手にいくけどねー(^_^)v


【サン】センパイ...?いい加減にしないと少し怖い目に遭いますよ...?


【ユッカ】既に怖いよ!


【キラさんが入室しました】


【キラ】お待たせしましたー。こんな感じでしたー。


【STR】1518(798+720)

【AGI】157

【VIT】550(379+171)

【INT】96

【DEX】75


【キラ以外】超極端!


【ユッカ】ハンマー系の武器ってこんなに極端だったんだ...これって、ランク50の方じゃなくて、セイリュウちゃんと戦ったときの武器だよね...?


【ルナ】てか、器用さ(DEX)低すぎだろ...まともにクリティカルなんて出ないぞ?


【サン】私なんかよりよっぽど脳筋じゃん!


【ヒカリ】使いにくそう...


【テルル】でも、僕の武器もこんな感じかな...


【キラ】そうですかー?少なくとも、私は使いやすいですけど...


【ユッカ】ところで話は急に変わるけど、まだコノッチ来てないね。


【ヒカリ】ほんとに急ですね...でも、確かに遅いですね...


【コノハ】ごめん、宿題やってて気づかなかった。


【ユッカ】あ、やっときた。


【ルナ】宿題かよ...ばか真面目なやつ。


【コノハ】いやいや、宿題はしないとダメじゃない?


【ルナ】そんなもん、学校で終わらせりゃ済む話じゃねーか。


【ルナ以外】.........。


【ルナ】な、なんだよ。


【ユッカ】それができたら誰も苦労しないよ...天才くん。


【ルナ】嫌味かよ!


【キラ】まあまあ、その辺りにしましょうよー。もう夜も遅いですしー。


【サン】え?まだ夜の10時...


【キラ】すいません...私はいつも10時に寝るんですよー...すいません、眠いので落ちます

...


【キラさんが退室しました】


【全員】...


【ヒカリ】わたしは、むしろ今からが本番なんですけど...


【サン】や、それはそれでおかしいから。


【テルル】じゃあ、そろそろ僕たちも落ちるべきなのかな... 


【ルナ】...じゃ、そろそろ落ちるか...


【ルナさんが退室しました】


【ユッカ】...じゃ、私も落ちるね。


【コノハ】来たばっかりだけど...ま、いいか。


【ユッカさんが退室しました】

【コノハさんが退室しました】


【テルル】僕も落ちるね、おやすみなさい。


【テルルさんが退室しました】


【サン】...私たちも落ちる?


【ヒカリ】はい。といっても今からMMOしますけどね。


【サン】だーめ、子供は寝る時間!


【ヒカリ】天花(てんか)ちゃんも、ね。


【サン】分かってるって、じゃ!


【サンさんが退室しました】


【ヒカリ】...まあ、いいか。


【ヒカリさんが退室しました】

はい!松岡透です。


いやー、久しぶりの七彩武装でしたね。


皆さん、待ち望んでいたはずです。


え?そうでもない?


あ、そう...


とまあ、久しぶりにユッカ達を動かしてみると、やはり夢幻のキャラを動かすよりこちらの方が簡単ですね。


みんな、いい子。


とまあ、色々語りたいことはあるのですが!


今回は、ここら辺で。


ではでは、では~(*^ー^)ノ♪


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