20-3 友情より愛情
1話→ https://ncode.syosetu.com/n5761mp/1/
啓介「裏社会の人間がどれだけ善行を積んだってクズはクズだ、数えるのも馬鹿馬鹿しいぐらい殺してるし、自分でも反吐が出るくらい裏社会に向いてるんだって思うよ。特にアイツらと一緒にいると嫌でも思い知る」
啓介「だから俺は死ぬまで好かれちゃいけない、お前らにも桜にもな」
純二「そんな生き方してるとロクな死に方しませんよ、ただでさえ兄貴は一番危ないポジションにいるんですから」
啓介「いつか……いつか必ず俺にも罰を受ける日が来る、だけどそれは今じゃない」
啓介「お前らが何と言おうと、俺は彼女のゲームの駒を作り続けるだけだ、俺が最後の駒になるその時までな」
夜神啓介宅前
啓介「ったく、毎回合う度に見送らなくても良いって言ってんだろ」
純二「いえ、俺は兄貴の舎弟なんで見送るのは当たり前っス」
啓介「はぁ、俺の周りの連中はどうしてこうも執着心が強いんだろうな」
鍵を開けてドアを開けると桜が出てくる
桜「啓介おかえり!あれ?そっちは誰?」
啓介「……なんで俺ん家にいるんだ?」
桜「合鍵は貰ってるもん、そりゃいるに決まってるよ」
純二に早く帰れと目線を送る
純二「あ……自分は兄貴を見送りに来ただけなんで、じゃあ失礼します」
桜「兄貴?啓介が?」
啓介に睨まれる
純二「えぇと……ハイ、まぁ…そうっスね」
啓介「コイツが勝手に言ってるだけだ、あまり気にすんな」
桜「えぇー聞きたい聞きたい!ねぇ君啓介とどういう関係なのー!」
啓介「今日はもう遅い、また今度にしようぜ」
桜「えー啓介って自分のことあまり話さないじゃん、それとも…もしかしてBL?密かに隠れて彼と…だから私の誘いには全然…」
啓介「分かった…!俺に対する名誉棄損みたいな誤解されるぐらいなら話す」
純二「いいんスか…?俺上がっちゃって」
啓介「仕方ねぇだろ、お前が口滑らせなきゃこのまま帰らせてた」
桜「さあ上がって上がってー!」
啓介「一応俺の家なんだけどな」
3人は家に上がりテーブルに付く
純二「白影学園1年、萩原 純二っス!兄貴の舎弟やらせてもらってます!」
桜「へーウチの学校の一年なんだー!啓介ったらこういうの全く言わないんだもん」
啓介「言うわけないだろ、俺だって好きで隠してるわけじゃない」
桜「啓介って不良なの?」
啓介「違う、まぁ…そういうのに好かれるって言っちゃそうだが、こんなのに好かれるんだし」
純二「へー兄貴そんなこと言っちゃいます?」
純二「聞いてくださいよ姐さん、兄貴って普段はこんな感じですけど、口を開けば裏では姐さんのことばっかなんスよ!」
桜「っ!」
啓介「馬鹿!そういうこと軽々しく言うな!」
純二「いいえ!言わせてもらいます!いつも抱き着いてきたーとか、一緒に寝たーとかモテない俺に対する当てつけっスか!」
純二「挙句の果てにはお互いの家シェアしてるだとか抱き着かれた時に胸が当たってるだとか他にも女の子にモテるだとか何なんスか!モテる自慢か!モテる自慢なんスか!聞かされるこっちはストレスマッハですわ!」
啓介「……」
桜「へー啓介そんなに私のこと好きなんだー?」
啓介「……いつも言ってただろ、好きだって」
桜「どんなに私が好きだって言っても頭を撫でるだけじゃん、偶にはぎゅーって抱きしめてほしいな」
啓介「また今度な、だいたい色んな工程すっ飛ばしておいて今更何言ってんだよ」
桜「むー、私は啓介から求めてほしいの!」
元ツイッター↓
https://x.com/ygdILBl6CW62K8v




