19-2 高火力アタッカーは背水の陣なのだわ!
1話→ https://ncode.syosetu.com/n5761mp/1/
秋夢鏡(ちょっと偽造しとくかな…)
変装用に最低限帽子とマスク、伊達メガネ、そしてリュックを空間魔法で取り出し、帰宅していく研究員達に紛れ込んで帰る秋夢鏡
秋夢鏡(よし、ここまで来れば後はバレないわ。後は1階まで上がっていければこっちのものね)
水篠「待った」
秋夢鏡「っ!?」
不信感を持った水篠がこちらに近づいてくる
水篠「君やっぱりおかしいな、なんで荷物持ってるの?」
秋夢鏡「え……?」
周りの研究員を見ると手ぶらな人が多い、偶に持っている人もいるが、それでも中身はほぼ空に近いような様子だった
水篠「ここに来る人間は荷物を持ってくることができないんだ、荷物確認が面倒だから上の階の従業員とは別の場所に預けるんだ」
秋夢鏡「そ、そうなんですね!次からは気を付けますー」
水篠「それに最初から妙だと思ったけど、君若すぎるよね?なんでこんなところにいるの?」
研究員2「そういえば若すぎるよな」
研究員1「俺は新人だって聞いたぞ?」
研究員3「え?だとしたら俺達にもそういうの伝わる筈だよな」
秋夢鏡「………」
水篠「所長、最近新しく入った研究員の中でこんな若い子いる?」
責任者「えぇ?女性は入ってきていませんな、それにこんなに若いなら私も覚えております」
水篠「だ、そうだよ?侵入者君?」
秋夢鏡「……」
黒城「おい、黙ってないで何とか言ったらどうだ!」
秋夢鏡「先に謝っとく、ごめん」
研究員1「え?」
秋夢鏡は研究員の一人を捕まえ銃を向け、人質に取る
研究員1「うわあああああああ!!」
秋夢鏡「動かないで!動くと彼の頭が吹っ飛ぶわよ!」
研究員1「待って!撃たないで!撃たないで!」
村瀬「……当たりね」
村瀬は戦闘態勢に入る、それを責任者が止める
責任者「ちょっと待ってくだされ!彼は非常に優秀です!困りますよ!」
水篠「それに村瀬、君の魔法は威力が高すぎる。下手すれば研究所に被害が出る可能性がある」
村瀬「じゃあどうするの?あの子強いよ?」
水篠「へぇ、知ってるのかい?」
黒城「んー?お前どっかで見たことあるな?」
村瀬「君、前私と戦ったことあるよね?その銃、見覚えがある」
黒城「銃……?あっ!?お前中川のところにいたガキか!」
秋夢鏡「はぁ、私って本当に運が悪いわ…」
変装道具を外す
黒城「テメェこのガキ!この前はよくもやってくれたな!」
秋夢鏡「えぇ、私もアンタ程度に醜態晒すぐらいならさっさと本気でやれば良かったわ」
黒城「なんだと!」
村瀬「へー、私との戦いでも本気じゃなかったと?」
秋夢鏡「当たり前でしょ、人目があるところは避けたいの」
水篠「どうやら知らない顔じゃないみたいだね、目的を聞かせてもらっても良いかな?」
秋夢鏡「私がここに来てる時点で大体分かってるんじゃないの?このイカレた研究所で馬鹿なことしてるアンタを潰す為よ、クソ野郎」
水篠「おかしいなぁ、その様子だと研究所のことは最初から分かってたのかい?」
秋夢鏡「素直に教えてやる義理なんてある?」
水篠「確かにね」
秋夢鏡「さっさと退いてもらえる?じゃなきゃ彼の頭を、それで駄目なら研究所を吹っ飛ばす」
黒城「へっ!舐めんじゃねぇよ!お前程度の火力でここを吹っ飛ばせるとでも思ってんのか!」
秋夢鏡は手榴弾を空間から直接培養槽に落とす
黒城「なにっ!?正気か!」
X(旧Twitter)
↓
https://x.com/ygdILBl6CW62K8v




