18-1 潜入捜査っていうのはバレる為のものなんだよ?
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桜「学校でもみんな普通に魔法使ってるし、秋夢鏡なんていつも属性7つも使ってるからみんな使えるもんなんじゃないかなーって思ってたよ?」
中川「頼むから君は覚醒者に関してもう少し興味を持ってくれ」
秋夢鏡「いい?属性っていうのは7種類あるわ、炎、水、氷、雷、地、光、闇」
秋夢鏡「この世界では必ずみんながみんなある程度魔力を持っているわ」
桜「私も?」
秋夢鏡「えぇ、ただ必ず使える範囲っていうのは初歩の初歩、蝋燭に火を灯すとか、コップ一杯の水を用意する程度だわ」
中川「適性っていうのは戦闘で使えるレベル、人体に影響を与える、殺傷能力があるもののことだよ」
桜「へーじゃあ秋夢鏡って結構ズルいことしてるんだね」
秋夢鏡「私からしたらそれでも全然勝てる気がしないアナタの方がよっぽどズルいわ…」
中川「ちなみに魔法は個人個人で使える魔法が全然違う」
中川「例えば氷の上級魔法が使えるとしても、人によってその内容は全然違う」
紫苑「凍らせたりとか、武器を出すだけだったりとか」
桜「同じ魔法は無いの?」
秋夢鏡「ほとんど無いわ、他者と同じ魔法が見つかる例はかなり珍しいケース、通常はほとんど有り得ない、でも微妙な違いのある程度だったら結構多いかも」
桜「へーそうなんだー、でも秋夢鏡って魔法使わないよね?」
秋夢鏡「身体強化と空間魔法くらいは使うけどね」
白沢「くらいって言うが身体強化系はともかく空間魔法は普通は誰も持ってないんだからな?」
秋夢鏡「ど、努力したの!」
秋夢鏡(流石に使用例が絞られるほどの超高難易度の魔法をいつも簡単に使ってるのは異常よね…転生してるせいでこれだけは誤魔化すのキツイかも)
啓介「そういえば前にころ……見掛けた人でどう見ても7属性じゃない魔法を使ってるのを見たことがあるんだが、アレも魔法なのか?」
中川「……そ、そんなわけないでしょう、多分見間違いかなんかじゃないのかな?」
中川(今殺したって言おうとした…)
秋夢鏡「それは異世界人の魔法ね」
啓介「異世界人の?」
秋夢鏡「異世界では魔法の属性がこっちの倍ぐらい存在するらしいわ」
啓介「倍?」
秋夢鏡「元々こっちで魔法を使えるのって向こう側からの恩恵があるからなの、こっち側の人間はその恩恵の半分しか得られてないのよ」
秋夢鏡「実際異世界人の方が魔法適正が一般的には高いし、魔力量も多いしね」
秋夢鏡「啓介、前に見た魔法ってどんなのだった?」
啓介「真空波って言うのかね?風で切り裂いてる様な感じはあったな」
秋夢鏡「じゃあ異世界人の魔法よ、風属性なんてこっちの世界には無いわ」
中川「ちょっと待ちたまえ、そんなの私だって知らないよ」
白沢「確かに、この仕事やってたら聞いてそうな話だが知らないな」
秋夢鏡「え……?」
秋夢鏡(しまったーーーー!!これ何周か前に聞いた情報だった!魔法の話で優位に立ててたからつい調子に乗り過ぎた!)
中川「どこでその情報を?学生の君がなんでそんなのを知ってるんだい?」
秋夢鏡「ええっと……知り合いに聞いて……」
中川「知り合いって?」
秋夢鏡「えぇ!?いや、その……」
桜「秋夢鏡ってポーカーフェイスとか絶対無理だよねー」
紫苑「嘘、下手」
秋夢鏡「とにかく知り合いから聞いたの!」
中川「やれやれ」
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