17-4 亀は万年?実際万年生きた奴見たことあんのかよ!
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紫苑「あの場でまともなの、主だけだった、仕方ない」
中川「ところでアレ……何?私の勘違いじゃなければ虹亀だよね?なんで生きたままいるの?」
中川は空中でふよふよと飛び回っている虹亀に目線を向ける
秋夢鏡「あぁ亀吉のこと?」
中川「名前付けてるのかよ!」
秋夢鏡「これからも壊れることがあるかもしれないわ、他にも武器も作りたいから飼うことにしたの。餌をあげれば魔石は出してくれるし、魔石なら甲羅じゃなくても材料としては十分だわ」
中川「いやいやいやいや!S級モンスターを飼うなんて聞いたことないよ!それにそんなの許しが出るわけないじゃないか!」
秋夢鏡「だからこうして協会長とコネがあるアナタに頼みに来たの。親戚なんでしょ?モンスター飼うぐらい許してよー!」
中川「ちょっと待ってくれ!なんでそのことを知ってるだ!?」
秋夢鏡「さっき啓介が言ってた」
中川「ちょっと夜神君!何勝手に話してくれちゃってんのさ!」
啓介「仕方ないでしょうが、俺だって従わないわけにはいかない状況なんですよ!」
中川「そんなー!」
啓介(これ以上桜と紫苑と一緒に寝てたことを追及されるのはマズい……)
秋夢鏡「ということだからその辺お願いね」
白沢「社長、俺達はもう嬢ちゃん達のやることにいちいち驚いてたらイカンですよ」
中川「はぁ、それもそうだね。ただし、もしこの話が大丈夫だったとしても後々大変なことになるよ?」
秋夢鏡「大変なこと?」
桜「元々莫大な利益を生み出せる亀だから覚醒者間、政治的な意味でもしがらみが増えるってことー?」
中川「その通りだ」
秋夢鏡「……え!?」
中川「君…まさか知らなかったのかい?」
秋夢鏡「え、あ……そんなことは………」
秋夢鏡(しまったーー!!!私としたことが目先のことばかりで全然後のこと考えてなかったーー!!!)
秋夢鏡(完全にミスったわ、ただでさえ未来のことを全部兄貴に任せっきりで全然役に立ってないのに…)
桜「そんなに困ること?秋夢鏡ってなんかほしい物でもあるの?」
秋夢鏡「欲しい物……?いや、特には…」
桜「秋夢鏡に求めるものが無いなら交渉なんて成り立たないよ」
啓介「そうそう、それにその亀なんかより桜の方がよっぽど政治的なしがらみで目を付けられる。大したことないだろ」
秋夢鏡「……まぁ、そうね。さっちゃんのやることに比べたら亀吉のことなんて些細な問題よね」
中川「仕方ない…とにかくこっちの方で会長に掛け合ってみるよ」
秋夢鏡「うん、ありがと」
中川「全く、君らは次から次へとよくもまぁ問題を抱えてくるね」
啓介「それに関しては諦めてください、コイツに関しては魔法適正が光しか無い癖に、7属性全部使えるんですよ?バカにしてるぜ」
秋夢鏡「は?アンタ適性無いの?」
啓介「あるわけないだろ、そんなのあったらとっくに使ってる」
中川「適性なんて持ってたら私も楽なんだけどね」
秋夢鏡「情けないわねー、少し頭を使えば誰だって出来ることよ」
中川「そうだよねー、天才はいつもそういうこと言うんだ」
白沢「嬢ちゃんだから言えることだよ、普通は無理だ」
桜「え?魔法って使うのに適正なんて必要なの?」
一同「は!?」
啓介「お前今更か…?」
紫苑「呆れて物も言えない」
秋夢鏡「本当に知らないの?動画とかで見ないの?」
桜「うん、だってゲームとアニメしか動画なんて見ないんだもん」
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