16-2 ぶっちゃけガンナーが魔法使っちゃ反則だと思うんだよね!ポジション的に!
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紫苑「武器が良いから有利に働くんじゃない、結局のところ本人の問題」
秋夢鏡「…私みたいに才能が無いんじゃ道具に頼るしかないわ」
紫苑「じゃあ例えば、この銃で主の頭をぶち抜くとする」
啓介「おい」
紫苑「敵をいち早く打ち抜けるならリロードの速さなんて関係ない、結局のところ秋夢鏡が今の穴をどう埋めるかどうか」
秋夢鏡「簡単に言うわね…」
しばらく考えると秋夢鏡は立ち上がる
秋夢鏡「分かった!もう悩むのは辞めだわ!残念だけどエレメントカートリッジはしばらく辞め、新しい方法を考えるわ」
桜「………ねぇ、その銃の素材の虹亀ってどんなモンスターなの?」
秋夢鏡「名前の通り虹色の亀よ、さっき社長にも聞いたけど、珍し過ぎて出会う機会は滅多にないって言われちゃって」
桜「それってアレじゃないの?」
桜が指さす方を見ると虹色に光輝く体長m程の亀がふよふよと浮いていた
秋夢鏡「いたーーーーー!!!!」
桜「先手必勝!」
桜が札を投げつけると、それをヒョイと避けてしまう
桜「おー、意外と反応速度が速い」
余裕そうな亀、しかしその頭上には既に秋夢鏡が銃を構えていた
秋夢鏡「チャージ完了!さっさと片付けるわよ!」
巨大な光の魔力を帯びた魔弾が亀を襲う
秋夢鏡「アンタは魔力を吸収するけど当然弱点もある!虹色の状態だと一度に吸収できる魔力の量が限られてる!だからその量を越えれば問題ない!」
亀の身体が輝き、七体に分離し、光となってその場から逃げていく
秋夢鏡「ああぁーーーー分離したーーーー!!!!」
桜「啓介!分離したよ!戦隊物で敵が多い時やるやつだよ!!でも分離したら弱くなるのは定番だよね!」
秋夢鏡「今の私じゃ分離すると厄介なのに……」
紫苑「呑気なこと言ってる場合じゃない、このままじゃ見失う」
啓介「それじゃあ手分けして探すしかないな、見つけたら捕まえるか?」
秋夢鏡「いいえ、最終的に合体させないと中途半端になるわ。絶対に倒さないで無力化して」
桜「難しい注文だなぁ…」
啓介「紫苑、一緒に行ってやれ」
紫苑「えぇ、主その女と一緒に行くの?」
啓介「そんなわけないだろ、俺がいたって役に立たねぇよ」
紫苑「でも主がやれば……あ…」
啓介の表情を見て桜を気にしていることを察する紫苑
紫苑(あぁ、そういえばコイツの前で強いこと知られたくないんだった)
紫苑「……分かった」
桜「むー、啓介と一緒に残りたいけど秋夢鏡の武器が直せないのは困る」
桜「仕方ない、捜索開始!」
桜と秋夢鏡&紫苑に分かれてその場を去る
啓介「しばらく退屈しそうだな…でもアイツらどうやって七匹も運ぶんだろうな」
公園内 東側
秋夢鏡「確かこっちの方にいた気が……」
紫苑「……いた、しかも2体」
橙と青の亀が公園の砂場を陣取り、泥遊びをしていた
秋夢鏡「試作は一つだけじゃないのよ!」
秋夢鏡は空間魔法でマシンガン(機関銃)を取り出す
紫苑「かっこいい……」
弾幕が亀達を襲い、砂煙に包まれる
秋夢鏡「流石に相手が悪いわね」
亀達には傷一つ無かった
秋夢鏡「アイツらは色によって特殊な能力を持ってるわ」
秋夢鏡「青は水属性で身体が柔らかくできていて、回避率に特化してるわ」
秋夢鏡「橙は地属性、防御に特化していて、銃の攻撃じゃ物ともしないわ、正直こっちは私達じゃ辛いかも」
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