15-3 武器が壊れたら大概パワーアップイベントの発生の時期だけど、実際序盤でそんなのやってられないよ!
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秋夢鏡「はぁ、面倒だなぁ」
紫苑「それ、自分で作ったの?」
秋夢鏡「えぇそうね、私使える魔法が身体強化と亜空間魔法と光の回復系しか使えないのよ」
秋夢鏡「攻撃系の魔法は適性はあるけどからっきし、仕方ないから自分で武器作って作ろうってことになったの」
興味津々に秋夢鏡の銃を見つめる紫苑
紫苑「……」
秋夢鏡「見て見る?」
紫苑「…うん」
紫苑に銃を渡す
桜「いつも気にしなかったけど秋夢鏡の銃って弾丸とか必要ないんだよね?」
秋夢鏡「実弾だとリロードすると時間取られちゃうから自分の魔力だけでリロードできるようにしたの」
紫苑「この素材、虹亀の甲羅?」
秋夢鏡「えぇそうよ」
紫苑「虹亀は7属性全部を扱う亀、甲羅は周囲の魔力を吸収する特性があるから最適」
秋夢鏡「でも凄く珍しいのよね……しかも仕留めるの凄く面倒だし」
紫苑「手伝う、今度一緒に探す」
秋夢鏡「やけに興味津々なのね」
啓介「紫苑は武器マニアなんだよ、良かったら面倒見てやってくれ」
秋夢鏡「分かったわ」
光「おい……あれ……」
桜「あれ……?」
光の指す方に向くと記者の大群がこちらに押し寄せてきた
記者1「いたぞー!あの子達だー!」
記者2「どけ!ウチが先だ!」
記者3「おい、押すなよ!」
光「あんなのに捕まったら当分逃げられないぞ!」
啓介「紫苑」
紫苑「んっ」
紫苑が球を投げ、煙が撒き散らされる
記者1「なんだこれは!」
記者2「ゴホッゴホッ!煙玉だ!真っ白で何も見えない!」
光「なんであんなもん持ってるんだ……」
紫苑「秋夢鏡、こっち」
紫苑が秋夢鏡の手を引いていく
秋夢鏡「えぇ!?ちょ、ちょっと!?」
啓介「紫苑が人に懐くなんて珍しいな」
光「アイツ年下の子にはよく好かれるから」
桜「男子早く、モタモタしない」
啓介「ハイハイ」
その場を去る
第52番ゲート ダンジョン内
揺れるダンジョンの中にまだ取り残されていた黒城
黒城「クソ…あのガキ共が!絶対に許さねぇ!」
黒城「あの魔法使いのガキを捕まえて売っぱらうどころか、本命のガキの方にすら手を出せないとは」
黒城「しかもダンジョンが消滅し始めてるしよ、今日はとことん運が悪いぜ」
純二「あのー黒城さんですかねー?」
黒城「なんだお前は」
純二「俺?俺はアンタの依頼主の使いの者、って言ったら分かるっスかね?」
黒城「あぁ、その件か」
純二「なんか仕事してくれなかったみたいじゃないっスか、何もアクションが見られないからわざわざ様子見に来るよう依頼主に言われてるんスよ」
黒城「邪魔が入ったんだよ!周りの連中にあんなのがいるなんて聞いてねぇぞ」
純二「そんなの理由になるっスか?アンタも裏社会に浸かってる人間なら失敗は許されないって分かるっスよね?」
純二「折角帰ろうとしてたのに、アンタが甘ぇ仕事してるせいで呼び戻されたんスよ?もっとマシな言い訳無いんスか?」
黒城「うるせえな!第一これは失敗しても問題ないと依頼者本人が言ってた筈だ!裏社会の人間が約束を破ることの意味分かってんのか?」
黒城の首に鎌が添えられる
純二「俺が聞きたいのはそんなことじゃないんスよ、これからアンタはどうするかってことっス」
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