1-4 人生楽しまなきゃだよ!
えー魔王の名前を修正させていただきました、僕のとてつもないミスにより魔王の名前がとてつもなく格の高い神話の神様の名前になっていたので、恥をかかない内に変更させていただきました。ご迷惑をお掛けしております。
彼女の提案の意図が全く意味が分からないという表情の魔王、しかしその困惑している魔王など気にも留めていない
光「うわ、えげつな……」
秋夢鏡「またさっちゃんの悪い癖だー……」
啓介「どうせすぐカタが付く」
一同やれやれと呆れている様子。
ヴェルグナ「貴様!余を舐めているのか!」
桜「だってまだ全然余裕あるんでしょ?だったらまだやらないと勿体無いじゃん!もっと遊ぼうよ!」
丸で子供の様に遊びの催促をする桜
その様子に魔王は激怒する、全身から黒い靄が溢れ全身を覆う、靄が鎧の様に硬質化され、身体も三メートル程に巨大化していく
桜はそれ見て子供の様には燥ぎ出す
桜「おーなんか凄いねー!第二形態じゃん!ちゃんとラスボス戦みたいだね!」
ヴェルグナ「許さん!この深淵魔王ヴェルグナとの戦いを童の児戯と勘違いするとは!何たる屈辱、10倍にして返してくれるわーー!!」
魔王は怒りを露わにして真っ向から向かってくる、拳によるパンチの連撃、桜も躱し続けるが拳の靄が僅かに制服の袖を掠める
すると掠った部分が腐食していく、人体に当たれば命は無いであろう
桜「ハハッ!当たれば即死だね!そういう命がけのゲーム!私好きだよ!」
靄の掛かっていないタイミングを見て杖で思い切り叩きつけながら攻撃を躱し続ける桜、負けじと連撃を繰り出し続ける魔王、両者一歩の譲らない攻防
ヴェルグナ「ふざけたことを!当たれば死ぬんだぞ!貴様恐怖を感じないというのか!」
桜「怖いよ!でもそれ以上に楽しい!私はゲームが大好き!例え命が掛かっていようと!どれだけ不利な状況だろうと!それも含めて全部楽しむ!それが私というキャラの在り方だよ!」
桜の杖が魔王の胸部を捉える、しかしその場所には靄が掛かっている
ヴェルグナ「愚か者め!余の魔力に触れた物は全て腐り落ちる!その杖はもう使い物にならない!」
桜はニヤリと笑う
杖が桜色に光り出し、魔王の胸を貫き、花が咲いたように爆発を起こす
桜「霊爆 桜花!」
魔王ヴェルグナの上半身は吹き飛び、下半身がバタリと倒れる
桜「こんなもんじゃないでしょ?まだできるよね?」
桜の問うと下半身が動き出し、ブクブクと断面部分が膨れ上がり元の形に形成されていく
ヴェルグナ「はぁっ……はぁっ……はぁっ……馬鹿な、余の力がことごとく看破されるとは……」
桜「ねぇ、まだやれるんでしょ?だって異世界の魔王なんでしょ?もっと遊べるよね?ちなみに次は再生能力も潰すつもりだから頑張って復帰してね?」
何度立ち上がろうと叩き潰してくる圧倒的な力、そしてお互いの生死すらも遊びの道具としか思っていない桜の狂気に怖れ、後ずさる魔王
ヴェルグナ「ま、待て!貴様の望みはなんだ!貴様の力はよく分かった!褒美として我が一つだけ望みを叶えてやろう!」
桜「え……?本当に?本当になんでもくれるの?」
ヴェルグナ「あぁそうだ!何が欲しい?金銀財宝か?権力か?言ってみろ!余は魔王だ!貴様の欲しいものはなんでも用意できる!」
桜「家族……。」
ヴェルグナ「……は?」
桜「8年前に殺された家族に会いたい」
桜が言葉を発した瞬間魔王の首が胴体から切り離される
光「一の剣 閃き」
ヴェルグナ「な……に……!?」
光「今のは流石に地雷だわ」
何が起こったか理解が追い付かない魔王、そんな彼の身体を複数の弾丸が胴体を貫き、撃たれた個所から炎が燃え上がり焼き尽くされていく
秋夢鏡「紅の弾丸」
ヴェルグナ「ぐあああああああああああ!!!!何故だ!何故だああああああ!!!」
秋夢鏡「うるさい、もう喋るな」
最後の発砲音と共に叫び声が消え失せ、静寂に包まれる。
1話→ https://ncode.syosetu.com/n5761mp/1/




