10-1 やっぱり現代ファンタジーって言ったら結局ダンジョンしかないよねー!
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黒城「そりゃ勿論知っているよ!ヴォイドラインの村瀬と引き分けたんだって最近じゃ覚醒者の間ではその話一色だよ」
桜「いやーそれほどでもあるよー!」
光「戦ったのお前じゃねぇだろ」
秋夢鏡「私の功績は全てさっちゃんのものに決まってるでしょ!」
光「黙ってろ変態」
黒城「俺達もこのダンジョンに入るんだ、よろしくな」
握手を求める
桜「うん、よろしく」
桜が握手をしようとしたところで啓介が割って入り握手する
啓介「よろしく、黒城さん」
黒城(コイツあの時の小僧か)
啓介「何か?」
黒城「いや、よろしな」
光「よろしくな」
黒城「あぁよろしく」
秋夢鏡に握手を求める、渋々握手をする秋夢鏡
秋夢鏡「はい、よろしく…」
黒城(なんだコイツら、あの小僧以外ただのガキじゃねぇかよ。こんな連中をぶっ潰しただけで1億だと?全く楽な小遣い稼ぎだぜ)
黒城(しかもこのガキ共……結構良いじゃねぇか、依頼を受けておいて正解だったな)
桜と秋夢鏡を品定めする様な視線で見ている黒城
黒城(特にこの女、気が強そうだがこういう気の強い女を抑え込むのが楽しいんだよな!)
黒城(後でこちら側に引きずり込んでから俺の物にしてやる)
秋夢鏡「……」
黒城「では先輩、俺達は先に入るんで、また後で会いましょう」
中川「あぁ、またね」
桜「知り合い?」
中川「大学にいた頃の後輩でね、世界が変わる前までは私も彼もただの学生だったよ」
中川「まぁ今では随分と差が付いてしまったもんだよ…ウチなんかあんなにA級雇えないし、S級なんて私だけだ……」
中川「しかも私は5年掛けて地道に昇格してきて、親戚が協会長というのもあって最近になってようやく会社を立ち上げたのに」
中川「彼は僅か一年で私よりずっと上の地位を確立してきたよ……先輩ってなんだろうね……」
白沢「そんなに落ち込まなくても社長は十分凄いですよ」
桜「私は9歳で世界取ったけどね」
白沢「余計なことを言うな!」
白沢「高校生の経歴にボロ負け……」
白沢「社長ーーーー!!」
秋夢鏡「ねぇ兄貴」
光「なんだ?っておい、どこ連れて行くんだよ!」
秋夢鏡「いいから来て!」
光「啓介!ちょっと席外してくる!」
啓介「分かった、伝えておく」
光を少し離れた場所に強引に連れていく秋夢鏡
光「なんだよこんなところに連れてきて」
秋夢鏡「確か黒城剛臣って確か裏では凄く弱者を虐めることで有名な筈なんだけど」
光「なんだ知ってるのか?」
秋夢鏡「だって私最初の1週目でアイツのところにいたんだもん」
光「そっかじゃあ教えてくれよ」
秋夢鏡「…どうしても言わないとダメ?できれば言いたくないんだけど」
光「必要だろ、ヤバい奴なら絶対に知っておかないと、今のこの一周はマジで重要かもしれないんだから」
秋夢鏡「……のよ」
光「は?」
秋夢鏡「だから酷い扱い受けたのよ」
光「……どういうことだ」
静かに怒る光
秋夢鏡「成人した後の話よ、当時私達はまだそんなに強くなかったでしょう?」
秋夢鏡「でも私その時アイツのところにいるしかやっていけなくて、搾取や徹夜は当たり前、あれやこれやと理由を付けて色々とその……とにかく色々酷いことされたの!」」
光「分かった、アイツ今すぐぶっ殺す」
秋夢鏡「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!まだアイツは何もしてないわ、…まぁ私やさっちゃんのこと凄く嫌な目で見てたけど…」
光「じゃあ動機としては十分だ、ぶっ潰す」
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