9-4 大好きな彼女の笑顔は毒の味
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偉そうな男「フン、興味がない、大人を舐めるなよ小僧」
偉そうな男「たかが学生に何ができる?さぁとっとと帰れ、じゃなきゃぶっ飛ばしてから警備に通報するぞ」
啓介「勝ったら1億、負けても参加賞で500万でどうだ?」
机の上に500万を置く
啓介「とりあえずこれは参加賞」
偉そうな男「…何が目的だ?」
啓介「大した話じゃない。ただ誰が彼女を一番最初に潰せるか、そういう遊びだ」
偉そうな男「まぁいいだろう!金さえもらえるなら今回俺の家に侵入したことは不問にしてやる」
偉そうな男「それと、次来るときは事務所に来い、いちいち家まで訪ねてくるな」
啓介「あぁ分かった。じゃあいつ何処でやるかの具体的詳細は今度アンタの事務所に匿名で届けておく」
啓介「まぁそういうわけだから今回はここで失礼するよ、邪魔したな」
啓介、音もなく消える
偉そうな男「何が目的か知らないが只者ではないな」
1週間後、東京都内、第52番ゲート前
ゲートと呼ばれる直径10mほどの大きな扉、奥の様子は表面に覆われている謎の青い光によって阻まれている
桜「おおーー!デカイ!」
光「気を付けろ、うっかり入ったら奥のボスを倒さないと出られないからな」
桜「へー、詳しいね、光もそんな経験あるの?」
光「え?あぁ…前に一度そんなことがな」
光(前世でだけど)
中川「やぁ、準備はできた?」
中川が白沢、それと他7人ほどの部下を連れている
桜「うんできたよー、って何その恰好」
中川「ん?何かおかしいかい?」
啓介「桜、一応これ現実だ、安全対策ぐらいはするぞ」
桜「あ、みんなそういう装備とか付ける感じ?」
白沢「いや珍しそうな顔してるがどう考えても普通だと思うぞ?」
白沢「っていうか嬢ちゃん達防具無しか!?」
桜「だってみんなそういうの魔法とか霊力とかで防御したり避けたりするでしょ?」
秋夢鏡「そうそう」
白沢「坊主は違うだろ?」
光「一光一刀流舐めんな、全部斬って進めるしスピード落としてまでやる必要ない」
白沢「マジかよ…」
白沢を始めドン引きする職員一同
啓介「じゃあ、頑張れよ」
光「なんだよ、お前来ないのか?」
啓介「そりゃそうだろ、俺はただの付き添いだから留守番だぞ?配信は見るけどな」
桜「ええー!!啓介来ないのー!」
啓介「そもそもここはAランクから入場可能、俺許可貰えないし」
桜「今更それを言うのはズルいよ…」
啓介「ちゃんと見てるからしっかりやれよ」
桜「はーい…」
光「ん?なんだあれ…」
光の視線の先には何やら人が集まっていた
そこでは一つの団体の男が取材を受けているようだった
光「社長さん、アレなんですか?」
秋夢鏡「げっ……」
秋夢鏡があからさまに嫌な顔をする
中川「アレは騎士結社だね」
桜「騎士結社?」
白沢「同業者だよ、リーダーの黒城が率いる異界撲滅社だよ、国内でもA級覚醒者が一番多いところだ」
桜「ふーんそうなんだー」
光「自分で聞いておいてめっちゃ興味なさそうだな」
こちらの視線に気づくと一端取材を中断させこちらにやってくる
黒城「やぁ中川さん」
黒城「君が蒼麟桜さんだね?」
黒城「俺は騎士結社の社長、黒城 剛臣だ」
桜「んー?おじさんなんで私の名前知ってるの?」
黒城(おじさんだと?俺はまだ27だぞ)
聞こえないように小さく舌打ちをする黒城
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