8-4 村人側に狂人がいても人狼を倒せば狂人は村人なんだよ!
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純二「兄貴はああいう人っスからねー」
紫苑「大体ウチの当主はまだお父様、私は今家の為に動いてるだけ」
純二「というと?」
紫苑「私が主の伴侶になれば実家の地位が上がるし、主はもう逃げられなくなる。」
紫苑「あの女みたいに遊び半分でヘラヘラやってるわけじゃない」
純二「紫苑ちゃんは昔兄貴の世話係だったんでしたっけ?」
紫苑「そう、あの人のことを一番知ってるのは私、あんな女に絶対渡さない」
紫苑、その場を去る
純二「はぁ…面倒な人達だ」
中川異界撲滅社事務所
来客用の机で話をする4人、目の前には中川が座っていた
中川「君達、これはどういうことかな!」
桜「どういうことって?」
中川「先日ヴォイドラインの村瀬とやり合ったって話で向こうから苦情が来たんだよ!」
桜「あー確かに昨日秋夢鏡がドンパチやらかしてたねー」
秋夢鏡「戦ったのは私だけど最初にやらかしたのはさっちゃんだよ!大体勝負仕掛けてきたのも向こうだし!」
光「そうかー?お前が張り合わなければ真昼間から外で魔法の撃ちあいなんか無かったと思うんだが?」
秋夢鏡「アンタは黙ってて!」
中川「異界撲滅社っていうのはそれぞれ管轄が違うんだ」
中川「防衛、ダンジョン探索、こちら側にいる異世界人の検挙」
中川「その他にも色々あるが、ヴォイドラインは異世界人の検挙」
中川「村瀬は元警官で今でも繋がりがあるからその辺り揉めるのはマズいんだよ」
秋夢鏡「でも喧嘩売ってきたのは向こうよ!」
中川「そうだろうが今後はそういうの控えてくれ、特にウチより強いとことは絶対にやめてほしい」
桜「分かったー、多分やらないようにするよ」
中川「絶対にだ!」
啓介「今日は何の用っスか?」
啓介が口を開くと中川は顔色を変える
中川「あぁ…君達にはFUTURE GATEでダンジョン配信をやってもらうと思うんだ」
桜「FUTURE GATE?何それ?」
中川「桜君…これから活動するこの事務所のチーム全体の名前だよ、それくらいは知っててほしかったな……」
桜「そんなこと言ったって知らないもん」
秋夢鏡「前回戦ったヴォイドラインだって会社名じゃなくて活動名なんだよ」
桜「へーそうなんだー、だって私普段ゲームするかアニメ見るくらいしか動画見ないもん」
中川「覚醒者なら興味を持ってくれ!」
桜「あとダンジョン配信って何?配信すんの?」
光「何も知らねぇなお前!どんだけ興味ねぇんだよ!」
中川「異界からダンジョンがこちら側の世界に出現することは知ってるかい?」
桜「そうらしいねー、日本じゃ毎月200件ぐらい出てくるんだっけ?」
中川「じゃあダンジョンに入るのは何の為かな?」
桜「お宝を手に入れること!」
啓介「違う」
秋夢鏡「まぁ、それも会社にとっては大事なんだろうけどね」
中川「本命はダンジョンの消滅だよ」
桜「らしいね」
光「知ってるならあんまふざけるなよ」
桜「今ネットで調べた」
桜「災害の発生源の除去、そして市民の安全だってー」
中川「…彼女は横槍を入れないと気が済まないのかい?私の説明取られたのだが」
秋夢鏡「こういう子なんです」
中川「とまぁ君らは若いし強い、見栄えも良い」
中川「だからダンジョン配信をやらせても良いと思うんだ」
桜「やろう!」
光「即答かよ!そんな簡単に了承していいのか?」
桜「どの道やらないと何の為にここにいるか分からないよ」
光「それもそっか…」
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