8-3 村人側に狂人がいても人狼を倒せば狂人は村人なんだよ!
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啓介「それでいいことを思いついたんだ!テメーらが彼女を殺しに来い」
啓介「これは正式に俺からの依頼として頼んでやる、勿論報酬は迷惑料も込みで倍出そう」
八咫烏「貴様に何のメリットがある」
八咫烏「仲間を殺そうとした相手にまた殺しの依頼だと?イカレているのか?」
啓介「俺にメリットがあろうと無かろうと、テメー拒否権はあるか?」
八咫烏「……分かった」
啓介「方法は問わない、いつ殺りに行ったって良い」
啓介「ただし一番のチャンスは【祭りの日】だ」
八咫烏「祭りの日?」
啓介「その内派手な事件が起きる、その時がくれば分かる」
そう言い残して部屋を出ていく啓介
八咫烏「クソ、イカレ野郎が!」
部下「何なんでしょう奴は…」
八咫烏「あんな桁違いの化け物そういるもんじゃねぇ、多分七凶星ってやつかもな」
部下「七凶星?まさか噂の…?」
八咫烏「裏社会でも最も危険な化け物集団の一つ、あんなの人間じゃねぇな、戦うことにならなくて良かった」
部下「先ほどの件は如何致しましょうか」
八咫烏「当然やる!折角ここまで成り上がったんだ、あんな化け物に潰されてたまるか」
八咫烏「蒼麟桜、必ず殺してやる」
建物の上を飛び越えて移動する啓介、やがて自宅のあるマンションの屋上に辿り着く
屋上には紫苑と純二が待ち構えていた
紫苑「主―!」
啓介を見ると勢いよく抱き着いてくる紫苑
啓介「なんだお前ら、いたのか」
純二「兄貴こそ何しに出かけてたんスか?ただの買い物じゃないでしょう?」
啓介「八咫烏とかいうやつのところ、ウチのお姫様は退屈が嫌いだからなー」
純二「八咫烏って暗殺者組織の総帥の名前じゃないんスか?」
純二「惚れた女に暗殺者送り込むって正気っスか?」
無視して話を進める啓介
啓介「で?今日はなんだ、俺もあまり時間は作れねぇんだが」
紫苑「あの女とダラダラと過ごしてるだけ、忙しいわけない」
啓介「……要件は」
純二「俺はいつも通り兄貴の留守を預かってる身ですから、姐さん達の警護っス」
紫苑「要があるのは私」
紫苑「なんであの七凶星の情報を流したの」
啓介「俺と彼女のゲームの一環さ、敵はそこそこ強くないと勝負にもならないだろ?」
紫苑「そんな下らない理由で流していいことじゃない」
紫苑「七凶星はタブー、上層部の人間でも安易に動かせない、簡単に流していいわけない」
啓介「だったらあの資料渡さなきゃ良かった、純二に渡された時点でお前の好きにできた筈だ」
紫苑「主の命令は絶対、どれだけ気に入らなくてもやる」
啓介「……」
啓介「お前はいつまで俺の近くをウロウロするつもりだ」
紫苑「主が夜神家本家に戻るまで」
啓介「自分で滅ぼした家の当主に誰が戻ってきてほしいって思うんだよ」
啓介「だからお前のとこを分家から直系に格上げしたんだろ」
紫苑「お陰様でいい迷惑、主との時間減った」
啓介「迷惑してるのは俺の方だ、お前こそ月叢の家に帰れ」
紫苑「やっぱりあの女のせい?」
啓介「お前には関係ないことだ」
紫苑「あの女、邪魔」
紫苑「いつも主にベタベタくっついてる」
啓介「お前も同じようなもんだろ」
紫苑「主も主!ちょっと好かれてるからってデレデレして!付き合う気も無い癖に!」
啓介「あぁ、彼女と付き合う気なんてこれっぽっちもないよ」
紫苑「だったらあんな女なんてほっといて本部に戻るべき」
啓介「……そのつもりは無いって言ってんだろ」
紫苑の腕を振り払い、去っていく
紫苑「……馬鹿」
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