8-1 村人側に狂人がいても人狼を倒せば狂人は村人なんだよ!
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村瀬「その銃、魔力を吸収するのか」
秋夢鏡「ご明察、この銃はカートリッジさえ交換すれば対応した属性の魔力を吸収できるの」
村瀬「道理で複数で撃っても片方吸収されるわけだ」
秋夢鏡「普通の魔法使いなら魔力の色で判断して完封するけど、アンタの場合見えないから魔力の色が分からない」
秋夢鏡「だから当てずっぽうでカートリッジを入れ替えて吸収しながら戦ってたってわけよ」
村瀬「なるほどね、私の能力、【不可視】を見切って、その上で魔法攻撃を確率で軽減か」
またしても空気が歪む、しかし今度は今までの比ではない揺れ方、目に見えずとも村瀬の周辺に大量の魔力が集まっているのが分かる
秋夢鏡「アンタ…まさかその魔力でやる気じゃ…」
村瀬「君は強い、だが仕掛けが分かれば簡単なこと」
村瀬「私の魔法の長所は弾幕の密度、しかし君の武器は銃、一度に撃てる量に限りがある」
村瀬「結局のところ数で攻めれば防ぎようが無い」
秋夢鏡「ちょっと待ちなさいよ!そんなのぶちかましたら周辺大変なことに!」
村瀬「そんなヘマはしない」
秋夢鏡「くっ!」
秋夢鏡(物量に関してはどうにでもなる、けどそれをするにしても今の私じゃ火力も足りない!もう能力を使うしか!)
村瀬「これでも受け切れるかな!」
村瀬が魔法を放とうとする刹那、桜でできた鎖が彼女の動きを封じる
村瀬「ぐっ!なんだ!これは!」
桜「【縛り桜 禁桜悪戯】」
別の建物に桜がこちらに飛び移る
秋夢鏡「さっちゃん!」
村瀬「くっ!魔力が…出ない…」
桜「その鎖で縛られてる限り魔力は使えないよ、落下して怪我したくなければ早いとこ降伏した方がいいよー」
村瀬「卑怯な…」
桜「うん、でもこんなことで痛い目見るなんて馬鹿げてるよ」
村瀬「…已むを得んな」
彼女の敵意が消えると、桜の鎖が消えていく
桜「秋夢鏡、帰るよ」
秋夢鏡「え、うん…」
村瀬「待て、君達は灰原に用があったのではないのか」
桜「それはもういいよ、大人しく引き渡すよ」
村瀬「どういうことだ?」
桜「こっちの聞きたいことはもう全部聞いた、これ以上ここに居座ってもそっちの邪魔になるだけだよ」
村瀬「…まさかこの為に時間稼ぎを?」
桜「さあねー、何のことかなー」
そう言い残すと二人は立ち去った
村瀬「この借りは必ず返す」
蒼麟桜宅
それぞれテーブルに集まっていつものように会議、桜は呑気にゲームをしている
秋夢鏡「七凶星?何それ」
啓介「裏社会にはとあるランキングみたいなのがあるらしくてな、そのランキング上位7名を指す称号なんだとさ」
秋夢鏡「でもそれってさっちゃんの事件と何か関わりがあるの?」
秋夢鏡「そもそも灰原は異世界人、ゲートが出現したのは事件より後の筈よ」
啓介「それがあの事件は裏社会では意外と有名らしくてな」
啓介「当時向こうの殺し屋界隈では一回の殺しで誰が一番殺せるかの撃破記録を競ってた時期があったんだ」
光「イカレてんな」
啓介「それでその事件の記録もあったらしい、上位10位以内には入ってた」
啓介「聞いた話じゃ事件の犯人はとんでもないバケモンみたいだからな、そのぐらい行ってたら向こう側じゃ伝説レベルで誰でも知ってるらしい」
秋夢鏡「それで、七凶星?」
光「あぁ、でも8年前の話だからな、空振りの可能性が高い」
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