6-3 恋愛でライバルなんて欲しくないよ!
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そうこうしているうちに情報屋の教室に辿り着き、啓介が近くのクラスメイトに聞く
啓介「ちょっと君、月叢さんに用があるんだけど呼んでもらっていいかな?2年の夜神って言えば分かるから」
モブ女子「あ……はい!」
女子は啓介を見て顔を赤くして情報屋を呼びに行く、周りの女子もソワソワしている様子
桜「啓介って自分がモテること自覚してないでしょ」
啓介「お前しか興味ねぇよ」
桜「…そういうのズルい」
何処でもいちゃつく二人にピリついている水主川兄妹
秋夢鏡「女の敵、死刑だわ」
光「いい加減付き合え、見ててイライラする」
啓介「アホ共が」
中庭のテラス
パラソルの下では紫苑、桜が啓介を挟み込む様に座って睨み合ってお互い啓介の腕を掴んでいる
桜「むー……」
紫苑「……」
啓介「お前らいい加減にしろ、いつまで睨み合ってんだ」
紫苑「要件、知らない、話なら、主から切り出すのが筋」
光「主!?え、何?お前そうやって女の子に主って呼ばせるプレイしてんの!今度どうやってやるか教えてくれよ!」
秋夢鏡「男子サイテー」
啓介「勝手に人を変な性癖の持ち主にすんな」
話を切り本題に入る
啓介「改めて紹介しておく、コイツが月叢 紫苑」
紫苑に向けて紹介する
啓介「こっちが水主川 光、こっちが水主川 秋夢鏡」
啓介「あとは…」
紫苑「蒼麟桜、知ってる、一度会った。主を惑わす不埒者」
桜「不埒者って何さーーー!!そっちこそ後から出てきた癖に啓介に寄り付かないでくれる!」
紫苑「後からはアナタ!主、迷惑してる!」
秋夢鏡「もういい!二人ともそこまで!このままじゃ話が進まないわ!」
秋夢鏡「今日は8年前の蒼麟家大量虐殺事件についての話を聞けるって聞いて会いに来たの」
紫苑「主から聞いた、これ」
封筒を渡す
紫苑「事件の記録は当時ほとんどが抹消された、だから当時事件に関連しそうな裏社会の人間に関わりがある人間を調べるしかない」
封筒の中から資料が出てくる、取り出すと中は様々な名前が記されている。
だがそれらのほとんどは赤く斜線を引かれていた
光「こんな物どうやって」
紫苑「聞きたい?本当に?」
明らかに一般の人間とはかけ離れた「聞く覚悟はあるのか?」というような問いかけ
光「いや、この際詳細は……」
秋夢鏡「ちなみにこの斜線は何?」
紫苑「死んだ」
秋夢鏡「あーやっぱり私も興味ないかなーー!!」
紫苑「そう、残念」
秋夢鏡「こんなの何に関連するの?見たところ名前?みたいなのが書いてるだけだけど、どこの誰なの?」
溜息をつく紫苑
紫苑「リストの内容はほとんどコードネーム、それら全て事件に直接的に関連はない」
紫苑「それに、そのリストにピックアップされてる中のほとんど、とっくにこの世にはいない」
紫苑「でも一人だけ、生き残ってる人間、いる」
一人の人物の名前に指を指す
光「黒蛇?誰だ?」
紫苑「本名は灰原 和也、裏社会のとある人物と接点ある」
秋夢鏡「誰のこと?」
紫苑「さあ?これ以上はタブー」
秋夢鏡「タブーって……」
紫苑「調べるなら自分で調べるべき、ただし命の保証しない」
秋夢鏡「そ、そうなんだ」
桜「要は済んだ、帰ろ啓介」
啓介の腕を引き早々とこの場を去ろうとする桜
紫苑「駄目!主はここにいる!昼休みまだ終わってない!」
紫苑も渡すもんかと啓介の腕を引く!
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