5-2 俺が彼女を愛す理由…
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光「お前はアイツのこと、過去の周回で記憶があるか?」
秋夢鏡「無いに決まってるじゃない、今回の周回で初めて会ったんだもの」
光「それだ!そこがそもそもおかしいんだ!」
秋夢鏡「何よ」
光「俺達は今まで人類が滅ぶ未来を回避する為に必死に戦ってきた」
光「だが結果は全部失敗、どれだけ仲間を集めようと、どれだけ力を付けようといつも志半ばで殺された」
光「けどおかしいと思わないか?あれだけ強い奴なら何故今まで俺達は知らなかった?」
秋夢鏡「っ!そういえば確かに!さっちゃんがいたなら私達は何度も死ぬ必要はなかったわ!」
光「俺達が回帰する地点はいつも中学生の頃、そして今回初めて桜と啓介に出会ったのも中学生の頃」
光「何故今回は出会えた?」
秋夢鏡「どうしてだろう、あの子なら事件の中心で暴れまわってたっておかしくないわ、名前なんか今まで一度も聞かなかった」
光「これはあまり考えたくはないんだが、俺はこう思うんだ」
光「今まで俺らがやってきた周回ではさくは既に死んでいた」
秋夢鏡「はあ!?なんでよ!」
秋夢鏡が机をドンッと叩く
光「さくは元々とんでもない家の出のお嬢様だ、政治争いに巻き込まれたって不思議じゃない」
光「それにアイツは蒼麟家大量殺害事件の生き残りだ、真犯人がまだ命を狙ってる可能性だってある」
秋夢鏡「それは……そうだけど」
光「今回の件でお前の意思はよく分かった。お前は好きにしろ、俺は俺で今後の対策をしてみる」
秋夢鏡「いいの?」
光「さくのことあれだけ好いてるのに無理矢理引き離したらどうせ恨むだろ、お前に恨まれるのはもう二度と御免だ」
秋夢鏡「…ありがと」
家のドアが開く
桜「ただいまー!」
秋夢鏡「おかえりー!」
桜「みんな着替えは持ってきた?」
光「あぁ、言われた通りな」
秋夢鏡「さっちゃんの家に泊まりかー!楽しみ!」
桜「啓介は?」
啓介「俺は家隣の部屋だから関係ないだろ」
桜「あ、そっか」
桜「じゃあ今両立来るから待ってて、啓介!一緒にしよ?」
秋夢鏡「いいよ?私も手伝うよ?」
桜「お客様にそんなことさせられないよ」
啓介「俺も一応お客様の筈なんだが?」
桜「旦那は別」
親の仇を見るかのようにな目を啓介に向ける秋夢鏡
仕方ないなという感じで助け船を出す啓介
啓介「折角だから今日は秋夢鏡に手伝ってもらえ、じゃなきゃ俺がソイツの視線で突き殺されそうだ」
桜「むー。いいよ、秋夢鏡の顔に免じて今日は引き下がる」
そして夕食
光「おっ!今日はオムライスか!」
桜「気分だから作って見ました!」
秋夢鏡「早速いただきまーす!」
秋夢鏡「んー……美味しい。さっちゃんホント料理上手だね!」
光「お前手伝ったんじゃないの?」
秋夢鏡「そうだけどこの子の場合レベルが違ったもん」
啓介「コイツにとってはゲーム=人生の方程式だからなー、何でも極めちまうんだよ」
桜「高校に入ってからは啓介と当番制でやってるからね!」
光「お前らそれでよく付き合ってないな」
桜「本当だよ!酷いよねー!」
啓介「俺にも都合があんの」
桜「啓介!はい!あーん❤」
スプーンで料理を啓介の口に運ぶ、啓介はそれを口に入れる
啓介「ん…」
桜「どう?美味しい?」
啓介「…うん」
光「お前ら本当に付き合ってないんだよな?」
啓介「好きなのと付き合うのは別だろ、俺は好きだから付き合うとかいうそういう軽い理由で桜と付き合おうとは思ってないの」
秋夢鏡「っ!アンタには負けないから!」
夕食を終え食器を片付ける一同
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