4-2 好きな人のことは大抵分かっているようで分かっていないんだよ!
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試験官B「遅かったわねー、怖くて逃げだしたのかと思ったわ」
秋夢鏡が現場に着くと、ローブを来た如何にも魔法使い風の女がそこにいた
秋夢鏡「まさか、S級なんてただの通過点、雑魚相手にビビってたらあの子に会わせる顔が無いわ」
目の前の相手の挑発に乗り、挑発で返す
試験官B「上で手ー振ってるあの馬鹿そうな子がアナタ達のリーダー?」
試験官B「さっきの試験見てたわ、まぐれ当たりで森崎に勝ったっていうのに随分と頭の中はお花畑なのね」
秋夢鏡「は?」
試験官B「当たり前でしょう?ただの学生がS級の覚醒者に実力で勝てると思ってたの?」
試験官B「中川が推薦したというからどんな奴かと思って楽しみに来てみれば、遊び気分で来ただけのただの馬鹿じゃない」
秋夢鏡、亜空間から拳銃を二丁取り出す
秋夢鏡「潰す」
魔力の弾丸を乱射する秋夢鏡、しかしそれは壁によって全て阻まれてしまう
試験官B「自動防御魔方陣って知ってるかしら?この程度の攻撃簡単に防げてしまうの」
試験官は得意そうに微笑み、鼻で笑う、攻撃を全て受けきると背後に複数の魔方陣を展開して炎の弾幕が飛んでくる
試験官B「インフェルノシャワー!」
距離を取ってそれら全てをステップを踏むかの様にに躱していく秋夢鏡
白沢「あの試験官、炎の上位魔法を詠唱破棄で使ってっぞ」
中川「それを避けている彼女も素晴らしい、避ける時だけ最小限の魔力で身体強化を使っている」
再び魔力の弾丸を乱射する秋夢鏡、それに対しまた自動防御魔方陣で壁を作る試験官
試験官B「だからそれは通用しないって言ったでしょう!」
しかし弾丸は壁を避け、試験官の背後まで飛んで、そのまま試験官の方へUターンしてきた
試験官B「チッ、セイントシールド!」
試験官は片手を後ろにかざして光の壁を作る。弾丸は全て消滅した
試験官B「少しはやるようね!サンダータワー!」
秋夢鏡の周りに雷の魔力が集まり、それがやがて巨大な塔の様な形になり、秋夢鏡の退路を断つ
白沢「おいおいあれじゃあもう逃げらんねぇじゃねぇか!」
中川「しかも雷の塔はどんどん距離を縮めて退路を狭めてきてるよ」
光「問題ない、アイツに属性魔法は効かない」
試験官B「どうかしら!これで実力の違いが分かったかしら?大人しく降参するなら痛い目を見なくて済むわ!」
秋夢鏡は亜空間から緑色の別のカートリッジを取り出し、今の銃にセットする
秋夢鏡「えぇよく分かったわ、アンタじゃ全く話にならないってことがね!」
塔の雷の魔力が銃に集まっていき吸い込まれていく。
試験官B「私のサンダータワーが吸収されていく!?」
秋夢鏡「エレメントカートリッジ」
秋夢鏡「属性に対応したカートリッジを装填することでその属性の魔力を周囲から集めることができるわ、当然魔法もね」
試験官B「魔力を集める!?」
秋夢鏡「本来は私の方から魔力を送るんだけど、アンタが魔法使いだからその必要も無いってわけ」
試験官B「それじゃあ魔法使いじゃ勝負にもならない!」
秋夢鏡「だから言ったでしょ?S級なんて通過点でしかないの」
秋夢鏡は雷の魔力が籠った魔弾を放ち、緑色に光る弾丸の雨が自動防御魔方陣を粉々に砕く
試験官B「くっ!フロストジャベリン!ブレイズインパクト!ボルトストリーム! 」
氷の槍と炎と塊、そして雷の刃が一斉に秋夢鏡を襲う
秋夢鏡「装填できるカートリッジは一丁に一つ、確かに三つの属性を同時に行使すれば一つくらいは成立するわ」
秋夢鏡は虹色のカートリッジを亜空間から取り出し、銃にセットする
秋夢鏡「さっちゃんの見てる前だから特別に見せてあげる!私の必殺技をね!」
秋夢鏡「虹の雨!」
秋夢鏡が空に向かって弾丸を放つとそれは拡散し、虹色の雨の様に降り注ぐ
試験官の放った魔法は弾から発される虹色の魔力によって昇華されていく
試験官2「ちょっと待った!無理!もう無理!降参するわ!」
残った弾丸が試験官に降り注ぐ、その様子は爆撃でもされたかのような光景だった
秋夢鏡「少しやり過ぎたかしら?」
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