4-1 好きな人のことは大抵分かっているようで分かっていないんだよ!
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試験官A「剣気とは恐れ入ったな、だが戦況は私が有利だ!攻撃が届かなければ折角の剣気も意味は無いぞ!」
遠くか距離を取って槍で突かれる為防御に徹する光
光「確かに俺の間合いには入っていないが、もっと鋭い突きじゃなきゃ簡単に流せるぜ!」
試験官A「その手には乗らないぞ!君の間合いに入らなければ君は攻撃に移れない!」
すると光は刀で相手の突きを流したまま、そのままの勢いで柄で試験官の胸を殴る
試験官A「ぐはっ!」
胸を押さえて蹲る試験官
光「あの…大丈夫っスか…?」
試験官A「大丈夫だ……問題ない」
試験官は再び間合いを取りながら突きをし続ける
光「何度やっても結果は同じだぞ」
試験官A「それなら君が流せない一撃を喰らわせるまで!」
試験官は先ほどよりも数段早く、数段鋭い突きを放つ!
試験官A「貫突!」
光はそれに合わせ目にもとまらぬ剣撃を二度放つ。
二方向から放った二つの斬撃が、一瞬で重なり合って敵を断ち切る
光「二の剣 双断!峰打ち」
試験官、バタリと倒れる
白沢「スゲーなあの坊主」
桜「うーん…やっぱり物足りないかなぁ、S級ってそんなに強くないんじゃないの?」
白沢「何言ってるんだ!そのランクに行けるのだってスゲーことなんだぞ!」
中川「それに関しては同意見だよ、私からすれば君達が世間的には異常に見える」
モブ「試験番号117番でお待ちの方―!」
桜「次は秋夢鏡の出番じゃない?」
秋夢鏡「えぇ、行ってくるわ」
席を立ち会階段に向かおうとする秋夢鏡
桜「頑張ってねー!」
秋夢鏡「その前に」
クルっと振り返り桜の前にまで来て、彼女を抱きしめる
秋夢鏡「これだけはやっておかないと!」
面倒だなという表情でで唸る桜
桜「何度も言うけど私には啓介がいるんだからね」
秋夢鏡「大丈夫!最終的には私が付き合う予定だよ!」
啓介のを方に顔を向け威嚇する
秋夢鏡「アンタには絶対に負けないから!」
啓介「俺は勝負なんてしてねぇ」
やれやれと呆れている啓介
秋夢鏡は桜から腕を放し
秋夢鏡「じゃあ行ってくるね!」
階段に向かって歩いていく秋夢鏡
白沢「あのお嬢さん色々と大丈夫か…」
階段の中間で光と鉢合わせする秋夢鏡
光「気を付けろよ。もうS級なんて相手にならないんだから手加減しないと目立っちまうぞ」
秋夢鏡「悪いけど今回の人生は私の好きにさせてもらうわ、あの子を楽しませないと」
光「何言ってんだよお前!次の厄災まであまり時間が無いんだ、面倒事に関わってる暇なんて無いだろうがよ!」
秋夢鏡「あの子の事件を解決するには必要なことでしょ」
光「確かに大事だが、今はそっちに時間を割くべきじゃないんだ。分かってるだろう?」
モブ「114番の方ー!いませんかー?」
秋夢鏡「はーい!今行きますー!」
光「おい待てよ!」
秋夢鏡の手を掴む
秋夢鏡「今の私にはあの子が全てよ!あの子だけがこの地獄のような周回を忘れさせてくれる」
光の手を振り払い階段を下りていく秋夢鏡
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