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会合

-会合-話し合うため集まること

 

 社会の教師である曽根山に資料を渡し終え、教室に向かおうとするところを呼び止められた。

「お前、旧校舎で幽霊を見なかったか?」

 そんなヘンテコな呼び止められ方をしたのは初めてだった。


「見ましたよ。」


 そう返事をすると、曽根山はハハハ!と大口を開けて笑った。


「そうか、それなら頑張れよ。」


 一体どういうことだ?脈絡がなさすぎる。

 この曽根山という男、黒縁メガネに茶色のスーツを見に纏い、端正な顔立ちをしている。

 その為か女子生徒からの人気が高い。

 こいつに何の魅力があるというのだろう。

 俺は常々そう思う。


「はぁ、」

 ため息にも似た返事を返し、職員室を出る。

 その時に、期待にも似た視線を感じたが、無視することにした。


 職員室を出て廊下を少し歩いていると後ろから声をかけられた。

 今日はどうやら後ろに気を配らなくては危なそうだ

「おはよう。」


 俺に声をかけてくる奴は絞られる。

「おはよう。」

 同じように挨拶をする。

 この大きな男は東堂という。

中学からの同級生で、何かの悪縁か高校二年生なった今でも同級生だ。


「今朝は何かあったのか?」

 付き合いが長いせいか、こいつは何かと察しがいい

「幽霊を見た。」


 少しの間。


「お前にもそんな冗談が言えるんだな。」

「冗談じゃない。」

 本当に冗談じゃない。

「それじゃあなんだって言うんだ?」

「わからん。曽根山が言った。」

「幽霊だって?」

「うん。」

「で?見たのか?」

「まあな。」

「どんな見た目だった?やっぱり足はないのか?」


 両手を胸元まで持ち上げ、手首を力無く垂れ下げ、幽霊のポーズをする。


「んー。足はあったな。」

「じゃあ違うだろ。」

「そう願うよ。」

 新学期初日から幽霊を見たとあったら散々だ。

「枯れ尾花であることを祈るんだな。」

 そう言い残し、東堂は友達の元へ行ってしまった


 幽霊の正体見たり枯れ尾花。

 彼女は枯れ尾花にしておくには勿体無い。


 六限が終わり、各々の時間が始まる。部活動へ行く者、友達と寄り道をする者、そして、旧校舎に向かう者。

 この神代高校には二つの校舎がある。

 言わずもがな新校舎と旧校舎である。

 俺らの教室や移動教室など主要な教室は新校舎。

旧校舎は立ち入り禁止に程はなっていないが、倉庫のような使われ方をしている。

 旧校舎といってもボロボロという程ではない。時々人が出入りしているからか、目立った汚れはない。


 足を止めたその場所は、今朝と同じ場所だった。

空白は難しいですね!

どうすれば美しく読みやすくなるか、日々試行錯誤しております!!

どうぞ宜しくお願いします!!

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