【補足】ここまでの主な登場人物 詳細
【ウォーデン家】
10段階評価で能力を査定しました。参考にしてください。
1非常に悪い
2悪い
3普通以下
4普通
5普通以上
6良い
7とてもよい
8王国屈指
9圧倒的
10伝説的
・ウォーデン男爵(先代)
統率力:6
相続ではなく国王から新しく与えられた土地であったが、領主として家臣や民衆を率いていた。
武力:2
商人であるので経験はない。
知力:7
商人として爵位を買うほどの財産を築き、子供たちへの教育も力を注いだ。
政治力:7
旧ウォーデン領は王国の南端であったが、他国との交易の要所であることに目を付けて、商人や冒険者たちが集まる一大都市にまで成長させた。
人望:3
領民たちからは一定の支持があったものの、爵位を買収した点から貴族たちからは反発され孤立した。
続柄:アークらの父。
経歴:
商人としての実力は超一流でウォーデン商会を商人ギルドをも凌ぐ王国一の商会に育て上げた。また、商人の活動で稼いだ大金を使って男爵の地位を買う。しかし、この官位買収が貴族たちからの反感を買い、ウォーデン男爵家は貴族の中ではなじめずに孤立する。
また、領主としては商人としての特徴を生かして物流制度を整え、産業が発達した豊かな領地を運営した。しかし、その豊かな土地を狙ったイワン侯爵からの襲撃がもとで亡くなる。死の直前、次男のアークに家督を譲った。
・イアンナ=ウォーデン
統率力:3
何かを率いた経験はなく、第3都市でも町長のラゴンヌを陰から支えるポジションである。
武力:2
度胸はあるが、武人としての経験はない。
知力:5
もともと地頭は良かったが、商人としての教育も受けており、何をするにしても高い能力を発揮できる。
政治力:8
ミカンダの開拓官として、アークから行政について任されているほか、第3都市の再開発に力を入れている。事務処理能力は圧倒的なスピードを持っており、ミカンダを根底から支えている。
人望:3
アークらウォーデン家や幹部からの信頼は厚いが、縁の下の力持ちであるため存在感はあまりない。
続柄:テュール、アーク、ミネルヴァの姉。
経歴:
ミカンダでは開拓官を務めており、基本的に第3都市に駐在して町長のラゴンヌと共に都市の工業化に従事している。幼い頃から兄弟たちと共に商人としての英才教育を受けていたが、イアンナは特に行政関係に高い能力を有し、文書の管理や書類の作成など事務方に徹している。
特徴:
兄弟たちの中で一番の年長ということもあり、長男のテュールや領主のアークであってもイアンナの意見を無視することはできない。このことはイアンナ自身もよく自覚しているため、基本的には自分の意見を言う機会は少ない。
性格・価値観:
性格はめんどくさがり屋である。特に議論することを嫌っており、アークが強烈なリーダーシップをとって半ば独裁のように領地を運営していくことを望んでいる。議論の場でも日頃の書類の整理などにおいても、いかに早くて効率的に仕事を終えることができるかどうかということを重視している。
また、十代の後半においては親元を離れて王国各地に商人として修行に出ていたことがあったが、親の目が届かないことを良いことに性別に関係なく肉体関係を持つようなだらしないところがある。これは現在も変わらず、アークに色仕掛けをしようとした第3町長のラゴンヌを逆に襲い、今ではお互いに親密な関係になっているようだ。
・テュール=ウォーデン
統率力:8
兵士を自在に操り、素早い攻撃をすることができる。軍人学校時代は学生たちのまとめ役を担ったこともあり、集団をまとめることは比較的得意である。ランドルの農民反乱時は出会って間もない冒険者たちを率いて後方支援を行った。
武力:6
剣、槍、弓など多様な武器を使うことができ、ウォーデン家では珍しい武闘派である。だが、戦いの時は後方で指揮することが多く、直接戦闘に参加することは少ない。
知力:6
可能な限り損失が出ないような戦い方をする点は商人の一族らしい。戦わずして勝つことを重視しており、ランドルを苦しめた兵糧攻めや敵の内部を分裂させるような作戦を考案する。また、戦況を素早く把握することが得意であり、負け戦の時でも損失が少ない。暇な時はミカンダを巡って軍事的な要所を確認している。
政治力:3
政治には興味がない。反乱軍の首謀者であるランドルやライカを独断で連れて帰り、ウォーデン家の貴族としての立場を危ういものにしたことがある。
人望:5
兄貴肌で兵士たちから慕われている。軍人学校の後輩であるハルは学校を中退してまでテュールを追ってきた。
続柄:
イアンナの弟であり、アークとミネルヴァの兄。
経歴:
ミカンダでは軍務官を務めており、軍事に関する一切を任されている。もともと商人には興味がなかったため王都の軍人学校に入学したが、実力ではなく家柄が幅を利かせている実情に失望して戻ってきた。
特徴:
イアンナと同様にあまり自分の主張をしない。しかし、主張をした際はどうしても譲らない頑固さを持っており、アークやミネルヴァと口論になることもあった(ランドル問題、大学創設)。弟のアークが領主になっていることについて特に複雑な気持ちを持っているわけでもなく、優秀な弟を誇りに思っている。これは「軍事に関しては誰にも負けない」という自信の裏返しでもある。
・アーク=ウォーデン(男爵)
統率力:7
ミカンダに領地替えになり全く新しい環境であったが、領民をうまく手なずけて領地を運営している。
武力:4
知力:6
商人としての能力も一流である。貴族として一般教養や礼儀作法は一通り身につけており、どんな分野の知識人とも会話を続けることができる。
政治力:7
未開の地であったミカンダの広大な土地を生かし、豊かに生まれ変わらせている最中である。適材適所に人員を割き、行政は姉のイアンナ、軍事は兄テュール、教育は妹のミネルヴァに任せているが、重要な決定は自分で行うことが多い。
また現在の情報を整理して、将来を予想することが得意であり、政変や戦争に対して先手を打つことができる。
人望:5
父と同様に他の貴族から疎まれることが多いが、レオやカサブランカ、マリーといった皇族とは親密な関係を築いていた。ミカンダに移った後、不便な土地であるにもかかわらず旧ウォーデン領から一定の数の人材がやって来た。ミカンダの住民たちからも一定の信頼を得ており、特に第2都市の住民たちは年貢を減らしてくれたアークにひどく感謝をしていた。
続柄:ウォーデン家当主。男爵。
経歴:
商人として各地を巡って活動していた。その後、父に呼び戻されて貴族としての仕事を手伝いながら領主としての能力も身につけていく。ミカンダ領主となった後は領地の開発を積極的に進め、自身も人材の発掘にいそしんでいる。
性格・価値観:
商人らしく非常に合理性が強い。剣闘士出身のユリアや異教徒のシービ教団といった者でも役に立つならば登用する点は他の貴族と一線を画す。またレオ征伐の際には独断で戦線を離脱するなど、王国への忠誠心はあまりなく、あくまでウォーデン家のために動く。
本人も合理的な自分を意識しているが、同時にレオの脅しに屈したり、父の復讐としてイワン侯爵を単独で処刑するなど感情的になる部分も見受けられる。
・ミネルヴァ=ウォーデン 教育官、アークの妹
統率力:2
武力:4
剣の稽古もまじめにこなしている。だが、ユリアによると「うまいが重みがない」そうだ。
知力:6
商人、貴族の娘として最高の教育を施された。独り立ちして武者修行を経験する姉兄とは異なり、ミネルヴァだけ父の側に居続けて徹底的な詰め込み教育をされた。学問だけでなく乗馬や芸術など幅広い教養を持っている。
政治力:6
教育こそが領地開発の根幹をなす最も重要な政策であるとの信念を持っており、教育学校だけでなく冒険者学校と軍人学校をまとめた大学校を王国で初めて開校した。ちなみに大学では自身も教壇に立つ。
人望:5
あまり目立たないが優しい性格で姉兄からは可愛がられている。また、悪夢に苦しんでいたライカをつきっきりで看病したことをきっかけに非常に懐かれた。質素な生活を続けて悪い評判は全く聞かず淑女の鑑のような人物である。
続柄:ウォーデン家末っ子。ミカンダでは教育官を務める。
経歴:
途中で独り立ちしていった姉兄とは異なり、ずっと父の側で教育を受けてきた。旧ウォーデン領においては貴族、商人の娘として教育を受けるだけであったが、ミカンダでは教育官として教育に関する一切を任されている。
性格・価値観:
非常に優しく、質素な生活を送っている。一方で優秀な姉兄に対して少し劣等感を抱いており、自分に対しては厳しい側面もある。姉たちが独り立ちして孤独だったころの反動で兄弟仲は非常に良い。特に2歳差のアークとは非常に親密で、アークの周囲の女性に対して激しく嫉妬することもあるほど独占欲がある。
・ハング=ウォーデン
統率力:5
商会の代表として王国全土の商人たちをうまくコントロールしている。
武力:2
知力:5
商売のチャンスは見逃さない。
政治力:5
商人ギルドや経済に大きな影響力を持っている。
人望:7
商人らしい敵を作らない温和な性格をしている。王国一の商会の代表として商人ギルドにおいても強い影響力を持っているが、その権限を使うことはめったにない。「全員で儲ける」ことを目標としており強引な手段を取ることもないため、他の商会の商人たちからも非常に信頼されている。
続柄:ウォーデン商会代表。アークの従弟。
経歴:
貴族としての業務に集中するため、伯父である先代のウォーデン男爵から商会を譲り受けた。商人を自由に活動させているため、自身の評価は「可もなく不可もなし」であるが、商会は成長を続けている。商会としてアークのミカンダ開発を金銭面からサポートしている。
レオ征伐の際は王国軍に張り付いて商売を行い大きな利益を上げたが、敗走する王国軍に巻き込まれて命の危険があったところをアークらに救出された。




