EP2
最初なのでもう一話投稿します
その日の夜8時、お店の買い出しにスーパーに入ると途中見覚えのある銀のウルフカットが見えたどうやら缶コーヒーを買い足しているらしい
「ああぁ~もういっそのこと箱で買おうかなぁ」
琥珀は我慢出来なかったもっと珈琲を味わってほしい、珈琲はしぶしぶ飲むもんじゃ無いのに、、
「あの、薫坂さんだよね」
「ん?あんた誰、」
体が勝手に動いてしまった
「僕は琥珀っていいます、同じクラスです」
「で?」
ええい言ってしまえ!!
「その、、美味しい珈琲どうですか?」
「は?」
言ってしまった、、
「なにナンパ?」
「ち、違います近くに美味しい珈琲をだすお店があるんです」
「ナンパじゃん、何で珈琲」
確かに言われたらナンパにしか聞こえない
「珈琲はしぶしぶ飲むものじゃないですよ!」
「はぁ?珈琲ねぇ、、眠気覚ましでしかないし」
「味は保証します!!」
「なんでそんな、まあどうせ寝れないし、、いいよ」
「ほんとですか!」
「まずかったら奢ってよ」
「大丈夫です」
スーパーの会計を済ませ店に向かう
「「、、、」」
き、気まずい、勢いで誘ったものの接点がなさすぎる
「まだつかないの?」
「こ、ここです」
そこには住宅街の家の前に隠れ家らしき地下への階段があった
「ここ、ほんとにお店なの?」
「ええ、カフェバーなんです」
ずっしりと重い扉の先には静かに音楽が流れていた
カラン♪カラン♪
「、、いい雰囲気だね」
「よかったです」
その奥からお父さんとお母さんが出てきた
「らっしゃい」
「いらっしゃい」
深い珈琲の匂いが広がるなか琥珀はカウンターの中に
「、、何でそっちに」
「ここは僕の両親のお店なんだ」
「そういうこと、、こんな隠れ家的な店を知ってるわけね、でその珈琲とやらは?」
「お父さん飲みやすい珈琲を出して」
「あいよ」
豆が挽かれ、お湯の注がれる音が聞こえいい匂いが広がり始めていた
「お待たせしました、どうぞ」
少し灰夜さんの目が開いた
「香りが全然違う、、」
僕はその言葉を聞き、うれしくなった僕は冷蔵庫の自分用に取っていた最後のプリンを灰夜さんに出した
「プリン?」
「そう、本日最後の一つ珈琲とどうぞ」
「まあいただくけど、」
そうして灰夜さんは珈琲に口を付けた
読んでいただきありがとうございます。次回は灰夜さん視点で書こうと思います。




