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<鑑定結果は?>

鑑定室に入り、コスタの説明で円筒形の装置内に入る。中央の椅子に腰かけると、両手・両足に電極のような物の付いた輪を嵌められた。そして頭にも映画とかで見るような、電極付きのヘルメットを被せられた。


(これって本当に必要なパーツなのか?)

リピウスは色々と付けられながら思っていた。


「では、始めますね。少し気持ち悪い感触が来るかもしれませんが、すぐ終わりますからね」

コスタはそう言うと、円筒形の装置の扉を閉めた。


装置内にカラフルな光がチカチカと飛び交い始め、リピウスは胸の辺りに少し違和感を覚えた。その後すぐに光が消えて、装置音も停止したようだ。

再びコスタが扉を開けて入って来ると、ヘルメットや腕輪等を外し、リピウスを装置の外へと案内した。


出ると、ヨルダ爺とデュークも興味深そうに見ていた。

「よう! どうだった?」

「まあ、自己鑑定した時と変わらないね。ちょっと違和感を感じる程度だよ」

「おいらも楽しみだな〜。リピウスの鑑定結果って興味あるよな」

「これデュークよ。人の鑑定結果など、見るものでは無いぞ」

「やっぱ、そうだよな。でもヨルダ爺だって興味あるだろう?」

「う・うむ……。まあな」


「じゃあ結果が出たら、見せてやるよ」

リピウスはアッサリと言う。

「良いのか?」

「ああ、どうせ嘉助さん達やERIの人達は見るんだろうからな。ヨルダ爺とデュークなら見せても構わないさ」


(……嘘の結果だけどね)


その後、提示されたリピウスの鑑定結果は、以下のような物であった。


【鑑定結果】


名前: リピウス


霊力値(実行/基本): 223,490 (+89,396) / 223,490


霊力制御レベル: 7


魂の純度: 92%


【属性適応レベル】

火:5 / 水:6 / 風:8 / 土:5 / 光:5 / 闇:5


【複合属性適応レベル】

雷鳴:5 / 氷雪:6 / 溶岩:5 / 樹木:5 / 沸騰:5 / 重力:5


【能力系統適応レベル】

強化:5 / 操作:9 / 変質:7 / 精神:7 / 時空:8 / 物理:5

リピウスの鑑定結果を見た面々は、一様に驚愕していた。


「凄いな。属性と系統は全て適応可能レベルじゃないか。それに制御レベル7って嘉助並って事かよ。人間では初めて見たぞ」

杏子の驚きの声であった。


「本当だね〜……。ある程度予想はしていたけど、これは予想の斜め上を行っちゃっているね。光と闇属性まで適応しているって、これ霊界でも見た事無いからね」

嘉助もかなり驚いているようだった。


「本当ですね。霊力値も5人目の20万オーバーです。しかも既に実効値も最大まで上がっていますし、制御レベル補正で、実質霊力値は30万越えですよ。これは今までにない物凄い値です! 更に更に、属性、系統、制御レベルどれをとっても人間界随一の万能型能力者って事になりますね」

コスタも感動しているようであった。


「やっぱリピウスって凄かったんだな」

「うむ。概ね予想はしておったが、こうして見ると驚かずにはいられん値じゃな」

デュークとヨルダ爺も、改めてリピウスの凄さを感じ取っていた。


「それに魂の純度も90%超ですよ。これほど純粋な心の人も珍しいです。私は感動していますよ!」

コスタの感動は益々増大していくようだった。


さて、鑑定も終了したので、地上階へ移動して社内食堂で食事をする事になった。

現在、ロスは午後7時前であり、夕食時という事で、食堂は100名は入れそうだが今も6割がた埋まっていた。


「今夕食時なので、けっこう多いですね」

嘉助が見渡して呟いた。

「4コースの講習会が実施中ですからね。昼はもっと多いですよ」

コスタが答えた。


リピウスとデュークは、アメリカらしいからと言ってステーキを注文した。

ヨルダ爺は控えめに豆料理にしたようだ。

杏子は大きなハンバーガーに齧り付いている。


食後は地上階の教室等をざっと見学して、その日は終わりになった。

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