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決闘宣言!第2騎士団団長襲来

あれから2日後…


ラインツ王国の方の行進練習は超…超順調!


一方の聖女様稼業は普通に椅子に座って手を振り回ったりするだけなので、事前の練習はないですし…いつもの奇跡巡回ルート


やっぱ一番心配なのは騎士団行進だよね~…


私の指揮に関わるので、油断大敵なんですけど

最近、第10騎士団の行進が明らかに気合いが入っています


私の可愛い団員達…第7騎士団が随一ですけど、私の言った騎士旗効果なんでしょうかね?あれは


その気になる第10騎士団の新しい騎士旗は…


あぁ…本当に金貨と剣にしてるよマルコさん



というか、単純に考えてすぐ思い付く発想なんだと思うのですが…歴史と伝統が~とか価値観のせいか分かりませんが


あの古臭くて取り柄のない騎士旗が当たり前だと思っている所があるかもしれませんね…


まぁそれはいいとして


私達の練習、今回は早朝で行いました


一番、本番に近い時間帯で練習ができたのは非常にありがたい事です!


騎士団エリート主義と言いますか…他の騎士団を見下す第1騎士団が早朝練習の時間を譲ってくれませんでしたので…


お兄様の威厳をお借りして奪ってやりました!


昨日のお昼ご飯でお兄様にらしくないほど甘えておねだりしたらイチコロでした!


女の武器ですよ!これは


という事で…今はまた執務室に引きこもって書類仕事をやってる所なんですが…


ドカンッ!!


と執務室のドアを思いっきり開き…


「頼もう!!!!!!!」


と大声で入ってくる勝ち気な女性が一人


2日前の守銭のマルコを彷彿させる訪問


そして、顔を見て理解しました


出たわね…この人


第2騎士団団長…マリア・ウェンデルケン


ラインツ王国騎士団団長の中でも2番目の実力を持っているはずのお方です


え?最強の団長は誰?


私ですっ!どやぁ


とにかく…この人との相性は最悪


私とは水と油のような物ですもの


髪色はすごく真っ赤っ赤、瞳は琥珀色

顔はすごくいい…日焼けした小麦肌が健康的な印象を持てます


身体付きは筋肉質!


多分、私も侯爵令嬢をせずに騎士団専職になっていたらこれ程鍛えるでしょう…たぶん?


ですが、今は相当不機嫌


眉間に皺寄せてズカズカと歩き…執務机をバンッと叩きます


「…どういうつもりですか?…というか何してくれてるんですか?常識知らないのですか?おかげで書類にインクを溢したじゃないですか」


「…私はお前に文句を言いに来たんだ!」


はぁ~…またそれですか


私が騎士団内で何かすると必ずこう来て…こうやって大声で怒鳴るんですから


鬱陶しいこの上ありません


「聞きましょう…なんですか?」


「お前は騎士の誇りを持っていないのか!…なんだあの騎士旗は!」


…やっぱり


伝統と誇りがどうと…絶対言ってくると思いましたもの


「騎士の誇りは持ち合わせていますよ?騎士旗がどうかされました?」


とりあえず、話聞いて~…適当に追い返してあげましょう


どうせ2~3個ほど言いたいこと言えば満足する人です


それくらいなら…我慢しますか


「あの代々継承されてきた騎士旗…いや!国軍旗を何だと思ってるんだ!先代の者達に失礼だと思わないのか!」


「……行進でどこの騎士団かも分からないよりはいいと思いますが?…大体、家紋旗さえ代替わりすると替えると言いますのに、騎士団の旗を替えて何がいけないんですか?そんな規則は制定されていませんが…」


あっ…思わず反論してしまいました


大人しく黙って聞き流すつもりだったんですが…やらかしやらかし


てへっ


許してガードナー…ちょっと忌々しく思ったら口が出ちゃったもの


ガードナーは背を向け、窓から外の様子を伺っていました


…見捨てられましたね


「…あぁもう分かった!やはり貴女は力で示さねば理解できないのだな!決闘だ!来い!」


「…なぜ団長同士で決闘しなくてはならないのですか?今さら訓練するわけではありませんし…春の騎士対抗戦まで待てないほど暇なのですか?」


春には騎士対抗戦があり、誰が騎士の中で強いのかを決めるトーナメントです。


私は3年間で一度も出場したことはありません…


お兄様達が参加させていただけませんもの

怪我するから~とか、嫁入り前の娘が~と散々言われて参加させてもらえません…


「質問ばかりで五月蝿い奴だ!恐いのか?フッ…無理もないか!総長様の妹君だもんな?コネで団長になっただけある…その小さな胸と同じように、度胸もないのだろうな!」


は?


は?


キレたよ…ええ、キレましたとも!


本気だしちゃって…いいの?いいんだね!



いや…本気でやったろうかい!

許さんよ私、絶対許さんからな!


「…やるよ」


「ん?何か言ったか?騎士の誇りも胸もないコネ令嬢は声までちっさいなぁ!?」


「駄肉と無駄口は一流ですねあなた、私を怒らせました…一方的な負けか…出しきっても勝てない絶望…どれがお好みで?」


「逆だ逆…貴女が一方的な負けだろ」


こうして、私は本気でこの女…


マリア・ウェンデルケンとの決闘を受けてやりました

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