閑話~アイリスの1日(聖女編)
イグラシア大陸
4:00(フェアライン大陸では22:00)
アイリスに宛がわれた部屋に転移し…仮眠をとる。
基本的に【不老不死】で睡眠さえ不要なアイリスだが、ベッドに横になり、眠る事が好きなのだ。
6:00
「アイリス様…起きてくださいませ、お時間でございます」
「ん~…もうちょっとお…」
アイリス・ローゼンハイムの朝はちょっと早い。
アイリスは起こされてすぐに湯浴みと歯磨きを済ませ、メリダス教団…教皇メリダスに朝の挨拶を済ませる
「おはようございますアイリスさん」
「おはようございます、メリダス様」
基本的に朝御飯はアイリスは食べない。
フェアライン大陸で夕飯を食べて僅か4時間…空腹を感じないからだ。
7:00
メリダス様が先頭に朝のご挨拶をし…祈りを捧げる。
8:00
来訪者に奇跡を与える。
目が見えない者、腕や足を失くした者などにヒールをして、完全回復をさせる
(ヒールの熟練度が名人クラスですね…)
9:00
馬車で移動。
行き先はイグラシア王国の首都、ラスピッツバーグ
移動時間は30分ほど。
馬車の中でメリダス様に聖女様マナーを勉強しながら移動の為、転移魔法は使えず。
「アイリスさんは大聖女ですから、もっと高貴なイメージで話すのですよ?」
「ふぁい…」
10:00
イグラシア王国で国王陛下とご会談
「アイリス様!今日もお美しい…!私など霞んでしまうほどに綺麗な花…、どうか私の王妃になっていただけませんか?」
「そのお話はお断りしたはずですが…?」
執念深く婚約を申し出るクリス・クロレンツ陛下のプロポーズを断り、聖女としての公務を全うする。
11:00
「やはり私には君しか見れない…他のご令嬢など野に咲く花…アイリス様、どうか…どうか…この私にあなたのような奇跡の花を咲かせていただきたい!」
「…」
12:00
国王陛下と貴族達と会食
アイリスとメリダス様はサラダとスープ、果物のみ。
(…足りない)
13:00
孤児院に慰問。
「きっとあなたは騎士となり…人々を救う剣聖になれるでしょう」
「うんっ!きしになるよせいじょさま!」
ある意味洗脳教育である。
14:00
街に行き、巡回して奇跡を与え回る。
「諦めなければ奇跡は必ず訪れます…この世に生を受けた事さえ奇跡なのですから」
「うおおおおお!!!!!!!聖女様ああああああ!!!!!」
アイリスが考えたスピーチは平民達に大いに喜ばれた。
騎士団で会議中に考えた聖女らしさを前面にアピールするスピーチである。
15:00
街に行き、巡回して奇跡を与え回る。
むにっ むにっ
「うびゃっ!?」
聖女が来たと人が集まり、人混みの中で胸を鷲掴みにされる。
「やったぞ!聖女様の胸を揉んだあ!!!!!!!!!!!!」
スラムの住人達は大歓声を上げて喜ぶ。
「し…し…Cカップだあああ!!!!!」
「「「「うおおおおおお!!!!神聖な…神聖なあの聖域はCカップかあああ!!!!!!うおおおおおお!!!!」」」」
カップを言い当てられ、アイリスは本気でキレる。
「お前…!!!……今すぐEカップと訂正しないと殺すぞおお!!!!」
「ひいっ!?」
「アイリスさん!?」
16:00
公務が終了し、馬車でメリダス教団の神殿に帰る。
道中はメリダス様にお説教され続ける。
「胸を触られたくらいで怒ってはいけません!私など…何度触られたか覚えておいでですか!?」
「仰る通りです…」
ちなみに、胸を触った不届き者は聖騎士に捕まった。
17:00
本日の公務をアイリスが本に書き込む。
聖女自らが、書く1日の行動日記は聖女博物館に厳重に保管される。
18:00
メリダス様と1時間お祓いを行う。
本日の行いでアイリスが邪悪な発言をした為、一瞬だけでも悪魔が宿ったとされ、何度も聖典を読まされた。
メリダス様のみであったのなら…お祓いはしなくて良かったが…
枢機卿や聖職者達の前での発言だった為、やむ負えず行う羽目に。
19:00
湯浴みを1時間行い、身体の隅々まで徹底的に洗われる。
理由は身体についた悪魔の匂いを洗い流す為であった。
20:00
夕飯。
サラダとスープ、果物のみ。
(うぅ…パンが食べたい…)
21:00
オルグス正教の教皇オルグスが来訪し、雑談する。
その後、聖女のドレスから寝間着に着替える
22:00
ラインツ王国に転移し就寝する。




