7話 1人目
「まずは人に会わないとな、、
外に出てみたが木?森のの中なのかここは
歩いて散策してみよう」
周囲に人がいる気配はない
森から出ることが出来れば人にも会えるだろう
この世界の広さもわからないままであるが
方向を何となく決め歩いてみる
30分後
「ちょうど良い暖かさだなぁ
四季があるらしいが春なのか
木が減って舗装された道も出てきたし、そろそろ
誰かに会えるかな
しかし生きていた頃と変わらないなぁほんと」
独り言が多くなってきた中
ようやく他の人の家らしきものを見つけた
周囲には畑があるようだ
そこに人影も見える
「すいませーん!
ここに来たばかりで色々聞きたいのですが
少しよろしいですか?」
「おぉ、ここに人が来るのは久しぶりじゃな
時間はいくらでもある
何でも聞いてくれ」
「ありがとうございます
ここは天国の手前の世界というのは理解してます
そして僕はこの世界にいる人を天国へ導くことが
役割らしいんですが
先にこの世界を詳しく知りたくて、、」
「なんと、、導きの人じゃったか!
いや驚いてすまない
ここに暮らす人々に役割が与えられることは少ない
自らの後悔が無くなり留まることを辞めて
天国へ行く。ある意味自己の判断じゃからな
誰とも会わず自問自答を繰り返す者も多い
そしてそのうち天国へ行くんじゃ
しかしその中にも自分の中でまとまらず
気がついたら何十年、何百年とここにある者も
おるのじゃ
まぁワシもその1人じゃがな、、、
暮らしは不自由ないし
好きな畑仕事も出来て苦痛ではないがのぉ」
「そうだったんですか
確かに好きな物は手に入り不自由もありませんしね
あなたは何年ほどこの世界に??」
「何年か、、、
いつからか数えるのもやめてしまってのぉ
少なくとも100年は経っているとは思うんじゃが」
「そんなに長い間ここに、、!
天国へ導く役割が僕の役割でもあるのです
何かお手伝いできることはありませんか?」
「そうじゃのう、、
これも何かの縁じゃ
ワシにも天国へ行く時が来たんじゃろうか
立ち話もこのくらいにして
家に入りなさい」
「そうですね
僕の最初の仕事のようです
解決の為にあなたの事を詳しくも知りたい
お邪魔しますね」
こうして1つ目の仕事が始まった




